2013年2月5日火曜日

花にちなんだ詩句ーブツダの教えー

 おはようございます。
日田市の亀山(きざん)公園(日ノ隈公園)に寒椿であろうか、鮮やかに咲いていました。冬の花は春とはまた趣が違い、目にとまります。ところで、日田市は古代、みずうみのなかに、陽がのぼる会所(えそ)宮をあたまに、三つの丘陵地があったそうで、水が引いて日田盆地になったそうです。

日隈、月隈、星隈ですが、古事記に書いてある日の神天照大御神、月の神月読命、星の神須佐皇命にぴったり附合するのです。この会所宮がある日高の丘陵から、金銀錯眼秼紋龍鉄鏡(重要文化財東京国立博物館所蔵)が出土されています。これは中国漢の時代の国王クラスが持つものと言われています。はるかなる古代のロマンがありますよね。

亀山公園の寒椿


昨日、お祝いの席で、お花をいただいているようでしたが、人は花に愛情を託し、結婚式でも、成人式でも、入学式でも、お正月でも花を活けたり、飾ったりして喜びを表現するのです。花々が咲き誇るとき、人の心も晴れやかになります。

お釈迦様は、花にちなんだ詩句を残しています。

「わざに巧みな人が花を摘むように、学びにつとめる人々こそ善く説かれた真理のことばを摘み集めるであろう」(45)

「うず高い花を集めて多くのはなかざりをつくるように、人として生まれまた死ぬべきあるならば、多くの善いことをなせ。」(53)        中村 元著「真理のことば」ーダンマパダー

ひとの花とは徳行なのかもしれません。その花は見てたのしませ、香ばしいかおりをはなって喜ばせてくれるのです。世界中に花々を贈ってくださって、大自然と人々に感謝します。

今年もこれから春になると、大分県九重町のくじゅう花公園の花が楽しみです。(昨年の写真より)



ぜひ、見に行きませんか。











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