2018年6月14日木曜日

「運命学講座」4~密教開運法~


 おはようございます。
 日田市で毎月第二水曜日に「運命学講座」を開催しているのですが、思いのほか、教室が満員で感謝しております。

ブログでは、前回の「死に至る大凶を祓うには」に引き続き、「密教開運法」について書きます。日本において、密教は高野山真言密教と比叡山天台密教があります。

高野山を開創したのが空海さんで、比叡山が最澄さんだということは誰もが知っていることですね。この二人こそ日本の仏教を大成した人と言えましょう。そして運命の人なのです。



804年に遣唐使船が四艘出港するのですが、第一船に空海、第二船に最澄さんが乗っていました。嵐に巻き込まれ、第三船と第四船は難破沈没、二艘しか唐(中国)にたどり着かなかったのです。まさに運命です。

空海さんと最澄さんが生きていなかったら、今日の日本仏教はなかったでしょう。運命の人なのです。そして帰国して、二人は相まみえるのですが別離があり、またそれぞれの道を進んで行くのです。実に不思議な運命をたどった二人ですが、この二人の人生に御仏が働いておられるのです。

真言密教と天台密教、それに修験道者がおこなう「護摩行」は、すさまじいものがありますね。護摩とは供え物です。そして護摩壇は御仏(大日如来)の口です。護摩木に家内安全とか子孫長久あるいは世界平和など書いています。

阿闍梨は、真言を唱えながら、印を組み、意識を集中して護摩木を焚きながら、祈願してくださいます。これが身・口・意の三密行です。護摩行こそ密教開運法の一つであり、大事な行です。

一年に一度の星まつりや、月に一度のお不動様の縁日の護摩焚きに参加することが衆生(一般の人)のお勤めであります。さらに開運の秘訣として、座禅(もしくは月輪観や阿字観瞑想など)をし心の調え、般若心経や観音経、そして消災妙吉祥陀羅尼を毎日読経することをお薦めします。

密教開運法の一例ですが、開運の秘訣は毎日、座禅・瞑想・読経をし、祈願を繰り返し、潜在意識の奥深く透徹するように実践することです。あなたも実践してみませんか。あなたの人生が、あなたの生活が一変するでしょう。

今日はこのくらいで、それでは皆様のご健勝をお祈りしつつ、南無 合掌 徳温禅月。

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密教宿曜占星・カバラ数秘術・易経・観相学・風水
天地人の運命鑑定士 徳温禅月
「運命学講座」毎月第二水曜日開講