2014年10月30日木曜日

「原尻の滝」を歩く

  おはようございます。
以前、71歳で逝かれた名優緒形拳さんが大分県の豊後大野市緒方町がご自分の姓と、同じ呼びかたであると聞いて、亡くなられる前に緒方町に訪れたことが、TVで放映されました。緒方町の原尻の滝は絶対行っておきたいところだったので、昨日訪れました。


おんせん県おおいたの観光情報によりますと、
「日本の滝100選」「大分県百景」のひとつにあげられている名瀑です。
幅120m、高さ20mを誇り、今から9万年前に阿蘇山大爆発で流れた溶岩が滝周辺で堆積したものと云われています。その雄大な姿から「大分のナイアガラ」と呼ばれています。
滝の前には吊橋がかかっており、その吊橋からは滝を正面から見ることができます。下に降りて滝の近くまで行くこともできます。」

原尻の滝は、人を魅了し、虜にする魔力を持っているのか、不動明王様が滝の上方に鎮座していました。合掌すると、「ノウマクサンマンダバサランセンダンマカロシャダソワタラウンタカンマン」と真言が口から思わず出てきました。合掌礼拝。

川の中に鳥居が立ち、その奥に緒方三社があります。平安時代に建立されたそうです。
  
ここは、まさにパワースポットですね。原尻の滝そばに茶屋があり風情があります。

緒方三社から見た原尻の滝です。縁起が良く、虹がかかっています。

ぜひ、一度おんせん県おおいた豊後大野市緒方の原尻の滝を見に来てください。





2014年10月28日火曜日

自分でなければ やれない仕事

 おはようございます。
先日、仏教講演会がありまして、聴講させていただきました。感謝でした。講演の内容はレベルが高く、哲学的で正直、まだ腑に落ちていないのですが、講演のテーマである「自分でなければ やれない仕事」について考えてみました。

あなたは「自分でなければ やれない仕事」をしていますかと尋ねられたら、一瞬戸惑うと思うのですがどうでしょうか。一般的に、仕事は淡々と毎日、やっているわけですから、自分でなくてもできるではないかと思うのは人情です。

毎日、している仕事が、他の人もできるではないかと思うのが普通ですよね。でも私はそうかなと思うのです。いわゆる業務は他の方でもできるのですが、あなたにしかできない仕事への味付けがあると思うのです。

たとえばカレーを作るとしましょう。カレーは誰でも作れますが、お母さんが作ってくれたカレーはお母さんにしかできない味があるんですよね。

事務の仕事をしている、販売の仕事をしている、サービスの仕事をしている、あるいは課長であるとか、社長であるとか、業務は誰でも同じようにしているようにありますが、あなたしかできない仕事であると思うんです。

あなたがいるから、お客様が喜ばれる、あなたがいるから同僚とのコミュニケーションがうまくいっている、あなたがリーダーシップ発揮されるからみんなもついていける、結局、あなたしかできないできない仕事をしているんです。

仕事を置き換えると、働くと言うことですが、「傍(はた)を楽にする」という意味だそうです。働くことは周りの人を楽にさせてくれるし、にんべんに動くと書きますが、働らくことでみんなが元気になるのです。

問題は、「自分でなければ やれない仕事」をしているという自覚を持つことではないでしょうか。そうすれば仕事のやりかたも中身も変わってくると思います。再度、自分は自分でなければできない仕事をしているんだと言う自覚を持ちましょう。

それでは皆さんの仕事が楽しく、愉快に、そして最大の成果がでますように心よりお祈りします。南無 合掌礼拝 徳温禅月。




2014年10月24日金曜日

10月の「男の厨房」~肉豆腐をつくる~

 おはようございます。昨日は、月に一度の「男の厨房」に参加して来ました。10月のメニューは、焼き小龍包、さつまいもと鶏肉の煮物、牛肉絹さやの包み阿み揚げ、肉豆腐、じゃがいもと油揚げの酢和え、の五品を二人づつで12人分作りました。 

私の担当は、肉豆腐ですが、二人分換算でレシピをご説明しますと、材料は、豚バラ肉(薄切り)を食べやすい長さに切ります。豆腐一丁を六等分に切ります。長ねぎを斜め切りにして、シメジをほぐしておきます。


次に鍋に、しょうゆを大さじ二杯、みりんを大さじ2.5杯、だし汁(ほんだしと水)を2カップを入れ、まず豆腐を入れ中火で煮込み、次に豚肉、長ねぎ、しめじを入れて、一時間ほど、味がしみ込むように弱火で煮込みます。


小龍包を作っています。


さつまいもと鶏肉の煮物です。

牛肉と絹さやの包み揚げ

じゃがいもと湯揚げの酢和えもできあがりました。

五品できあがりです。

おししゅうございました。夕食のおかずにもなりました。感謝でした。次回が楽しみですね。



2014年10月23日木曜日

森のなかで

私は龍体山の森の中に、

車を止め、ハッチバックを開け、ゆっくりと座り

足を組み、合掌し、

両手を陽迎印で、ひざの上におき、

意識しながら、静かな呼吸をした

向こうの山の老木が目に入り

その老木に集中した

老木は老人のように叡智にみちていた

老木とこころのなかで語ると、老木は

ただ微笑んでいた

時間はゆっくりとゆっくりと流れていた

わたしは目を閉じ、

森の声を聴くと、

木の葉のざわめき、

小鳥の鳴き声がいくつも聞こえてきた

その小鳥たちのなかでひときわはっきりした

小鳥の声に集中した

小鳥は何かを語っているようであった

そうだ名前をつけようと、ふと文殊という名が浮かんできた

利口そうな鳥の声にぴったしだ

文殊の声に集中すると、他の音は、

まったく聞こえなくなった

文殊の声だけである

ある瞬間、文殊の声が途絶えた時

その一瞬

わたしのこころは 空になった

私は森と同化したようだ

ここちよい安らぎを感じながら

自然にひたった。




2014年10月20日月曜日

「釈尊の断食法」を読んでⅣ~呼吸法について~

 おはようございます。
前田行貴先生の「釈尊の断食法」の二部は、釈尊の呼吸法です。呼吸は無意識にしていますが、これを意識して、することによって身体を活性化させます。「座禅」において、調身、調息、調心という三つの方法をとるのですが、調息という呼吸がいかに大事であるかを言っています。

釈尊が断食・瞑想をしているお姿(「ラホール博物館蔵」)

「目次を紹介しますと、
1、ウボワズ(断食)と呼吸
2、腹式呼吸の実践
3、丹田呼吸の実践
4、呼息(吐息)における空息(シャーニカ)の重要性と「間」について
5、「阿吽」の呼吸法

主な効果として
1、脂肪を燃焼させ、肥満を防ぐ
2、中性脂肪値、コレステロール値、血糖値の上昇を抑制する
3、基礎代謝が増える
4、生活習慣病を防ぐ
5、便秘を解消する
6、ストレスを解消する

…呼吸は肉体と心をつなぐ懸け橋である…」~「釈尊の断食法」地湧社より


呼吸の重要性と呼吸法を懇切丁寧に書いております。ぜひご一読ください。私も中村天風先生の「天風会」での修練会と、中野東禅先生の座禅会にて参禅しましたが、実際に指導を受けるのもいいと思います。(HPで調べられます。)

食法と断食と呼吸法は一体であり、更に禅を組み、瞑想することで、自然と神仏と真我が一体となることができるのです。

それでは皆様のご健康を祈りつつ 南無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。




2014年10月17日金曜日

「釈尊の断食法」を読んでⅢ~身体への効果~

 おはようございます。
断食をダイエットを目的にする人がいますが、ダイエットは目的ではなく、適正な体重何キロにするという目標であり、目的ではありません。ダイエットの目的は、身体の健康にあります。断食の目的は、こころと身体と魂の浄化とその一体にあります。

前田行基先生は、「釈尊の断食法」のはじめに、次のように書いています。

「その中の一つ「正命」(正しい生活)とは、無病息災に至るための道です。これは「正しい食事法」と「正しい呼吸法」を説いた、シンプルにして高遠な教えです。

 インドでは断食や絶食のことを「ウボアズ」と称しています。「ウボアズ」といえば、すべてのインド人が敬意をもって接してくれる有難い尊い言葉です。

 「ウボアズ」とは、元来「自己の本性である神に還る」という意義をもっています。それゆえに私は「ウボアズ」を単なる「断食と言わず、「お断食」と称しています。しかしそれでも「ウボアズ」の深遠で美しい内容の表現としては粗末に感じ、サンスクリット(梵語)の言葉そのままの発言を用いて普及させ、定着させたいと思っています。」


私は、八正道のなかの「正命」は、単に正しい生活をすることと理解していましたので、正食を付け加えるべきだと思っていました。前田先生が言われるように、「正しい食事法」と「正しい呼吸」であればその必要はなかったですね。

では「ウボアズ」=「お断食」をすると身体にどのような効果があるのでしょうか。目次から拾ってみました。

・ウボアズ(断食)は胃腸を休養させ宿便を排除する

・ウボアズ(断食)は瘀血を排除する

・ウボアズ(断食)は食品薬害の毒素を排出する

・ウボアズ(断食)は自然治癒力を目覚めさせる

・ウボアズ(断食)は腸を浄化し、脳を健全に活性化する

・ウボアズ(断食)をすると、快食・快眠・快便となる

・ウボアズ(断食)は過食の害を補う

少年の頃、犬を飼っていましたが、今のようにペットが具合が悪くなれば、動物病院に連れて行くような時代ではなく、犬は2、3日床下にもぐこんでいるだけで、元気になって出てきました。つまり犬は本能的に断食を知って、実践していたのです。今日ほど人間もペットも虚弱になり、すぐに病院に行き、薬に頼っていますが、それが正常な行為かどうか疑問に思うのです。

「ウボアズ」(お断食)の効果と実践方法をお知りになりたい方は、まずは「釈尊の断食法」 前田行基著(地湧社)を手元に置いて、潜在意識に透徹するほどよく読んで、実践してみてはどうでしょうか。アマゾンなどネットで注文すればすぐ届きます。医学博士の石原結實先生の本もご一緒に読むといいでしょう。

それでは、皆様のご健康と祈りつつ、良き週末をおすごし下さいませ。南無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。




2014年10月16日木曜日

「釈尊の断食法」を読んでⅡ

 おはようございます。
お釈迦様=釈尊=仏陀は、食についてどういったのでしょうか。前田行貴先生は、「釈尊の断食法」の中で次のように書いています。

「人間が天寿を全うしないで、早死にするのはなぜでしょう。釈尊はその原因を、永遠不滅の教えとして「九横経」のなかで次のように説いています。

一つには、食物としてならないものを食物とすること。
(今日においては、農薬の残留する作物、甘味料・着色料・防腐剤などの有害食品添加物を摂ってはならない)

二つには、食べる量を考えないで多く食べ過ぎないこと。
(暴飲暴食、過食の害と飽食のいましめである)

三つには、その土地・風土の習慣に従わないで食事をすること、また季節に応じた食物を摂らないで、季節外れのものを摂ること。
(その土地で生産される食物を食べるように心がけ、また、季節に相応した旬の食物を摂ることが、人間にとって自然に適応した食物である)

四つには、食物を食べて十分に消化しないのに重ねて食すること。
(食物を十分に咀嚼せず、消化吸収しないうちに重ねて食べることへの戒めである)

・・・・・」 ~「釈尊の断食法」 前田行貴著 地湧社


現代社会において、化学肥料・農薬まみれの食物を、どれだけ食べて続けているでしょうか、これではガンになるのもしかりです。また市販されているの加工食品は、食品添加物に染まっています。

毎日、三食以上どころか、間食をし、五食くらいは食べているのではないでしょうか。また一回の食事で、満腹になるまで食べ、体を冷やす、ビール・焼酎は飲み放題、婦女子の方で真昼からビールを飲んでいる人もいます。病気になるはずです。

温室栽培で、夏物が冬に売っており、野菜サラダは体にいいと言って無造作に食べる。冬は体を温めるものしかできないように自然界ではなっているので、それを破っている。季節のものがなにかもわからなくなっています。

そして、その食べ方はほんとにかまない、呑みこんでいる、あるいは流し込んでいる、いかに胃や腸に負担をかけているでしょうか。胃がんや大腸がんが増えるはずです。2500年までお釈迦様が言ったことは真理なのです。

皆さん、この本を読んで、正食を取り戻してください。皆様方のご健康を祈りつつ 南~無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。







2014年10月14日火曜日

「釈尊の断食法」を読んで

 おはようございます。
求めているものと出会う、求めている人に会えるという経験した方は、大勢いると思います。かねてより仏陀は、病気や食についてどう言ったのか知りたくてたまりませんでした。なんとブックオフにあったのです。求めよさらば与えられんです。

題名は「釈尊の断食法」~心身を覚醒させるウボワズと呼吸法~(地湧社)で、著者は前田行貴先生。先生は1926年に熊本県に生まれ、熊本大学理学部研究科動物生理生態学を終了し、インドのマハトマ・ガンジー大学教授、パンジャブ大学教授、日印教育協会総裁を歴任しています。


この本をご紹介しますが、ぜひ買って何度も読んでください。このブログで先生の意図をお伝えすることは不可能だからです。「はじめに」を読んで衝撃的でした。私の仏教への学びは、ほんの字面でしかなかったと思ったからです。

「釈尊の断食法」という本の一字一句に前田行貴先生のいのちがこもっていると感じさせます。一言でこの本を語ることはとてもできないのです。「はじめに」に私達へのメッセージがこもっていますので、少し抜粋しましょう。

「はじめに
 現在、日本は美食・飽食の時代なっていますが、それは高度経済成長時代の始まった1960年代以降のことで、わずか五十年もたっておりません。歴史的にみると、太古の昔から人間は飢餓と闘い続けてきて、これに備うるような身体となってきています。人間は飢餓に耐えうる精神的な動物でもあるのです。

飽食に溺れやすい社会的な環境ができあがったのには、欧米の単に分析的な栄養学の影響もあるでしょう。身体の真の欲求がなくても、時間がくればあたかも条件反射のように目と口で食べています。私はこれを疑似本能と呼んでいます。そのうえ清涼飲料水等の甘味飲料が無造作に氾濫し、そのような環境の中で育った子どもたちに肥満児も多くなっている現状です。

食物を必要以上に摂取すると、どんなことが起こるのでしょうか。
まず、呼吸が必然的に速く浅くなり、空気が十分に肺胞に達しないことになります。すると、食物をエネルギー化するために必要な酸素が不足して、不燃焼物は腸内に溜まり便秘となります。糞便中の有毒成分は血液中に吸収され、瘀血(汚れたドロドロした血液)となって心身に異常を起こし始めます。私達が生きて行くうえで、「適切な食べ物と適切な呼吸」がいかに大切か、このことを私たちはよく考えて見なければなりません。

2500年前、釈尊は自らの生命を賭しての体験から、「永遠の生命とは何か」「人間いかに正しく生きるべきか」という命題について正しい道を教示されました。それは深淵にして人類にとって真に不滅の尊い真理でありました。・・・・」

この冒頭の文章を読んで、びびっと来ましたか、来ない人は感性が鈍くなっているのです。今日はこれぐらいにして次回につづきを書きましょう。

それでは、皆様のご健康をこころよりお祈りしながら・・・南~無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。




2014年10月10日金曜日

「がんと向き合う終活」~第二回終活講演会より~


 皆さん こんにちわ たいへんお忙しいなか、ご参加くださりありがとうございます。
第一回講演会で「終活ってなぁ~に」というテーマでお話しましたが、終活という
ことばをまとめると、「人生の終焉を通して、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動」のことを言います。

万人の人生は万通りありますが、それぞれの人生の成功は目標設定と行動計画にあります。最期に向かって、エンディングノート書くことによって、良き終わりを迎えることができるのです。

誰しもが、終わりが来るんだ、いつか死ぬんだと意識し始める時期が来ます。その時が終活活動の始まりかもしれません。ある人は50代、あるいは60代、70代になって始められる方もおられましょう。

仮に60歳としても、平均寿命からすればあと20年間は生きられるわけですから、その20年余りを、今までできなかったことをしてみる、例えば、英会話を勉強して海外旅行もいいですし、自分探しに四国88ヶ所巡りをされる方もたくさんおられます。知り合いに67歳で、糖尿病を患っていましたが、7年ぐらいかけて自転車で日本一周されたかたもおられます。凄いですね。

人生を楽しくすごさないと勿体ないですね。しかし、そのためには健康でなければなりません。実は、私は7月と8月に済生会病院に入院し、胆嚢とそのまわりのリンパ節の摘出手術をしました。

がんと告知された時は、がっかりしました。やはり「死」を意識するからです。それからガンに関する本を十数冊読みました。どの有名な先生も、がんになる原因は、喫煙や食生活などが約70%以上だと書いていました。

自分を見なおすと、いわゆる糖分の多いものとか、インスタントラーメンや焼きそばなども食べていましたね。8月31日に、野津で無化学肥料・無農薬でコメや野菜を作っている赤峰勝人さんの講演を聴いて、なるほどいままで、無造作に食事をしていたなと思いました。有吉佐和子さんの「複合汚染」や赤峰さんの「にんじんから宇宙へ」の本を読んでみてください。

手術後、抗がん剤の服用を言われましたが、東京の済陽高穂先生の食事療法に賛同し、無化学肥料・無農薬の玄米とお野菜で食事療法をしています。1ヶ月で6kほど痩せました。しかし、なかなか完全無化学肥料・無農薬のものは少ないですが、なんとか探して料理しています。

ところで、日本国民の半数が、がんにかかり、三分の一の方ががんで亡くなっているそうです。この表を見ると1986年と2011年を比較しても60代、70代、80代でがんで亡くなる方が急増していますね。

皆さん最期の終焉は、どこで迎えたいですか?病院のベットですか、老人介護施設ですか、自宅ですか、私は自宅で静かに息を引き取りたいと思っています。つまり健康的な自然死です。人生の終わり方も思った通りになるのです。それは可能であり、そんな方もたくさんおられます。ぜひこの機会に考えてください。


それでは十数冊の本の中から、三冊をご紹介します。済陽高穂先生の「今あるガンが食事で消えていく」ですが、私も医食同源で無化学肥料・無農薬の玄米・お野菜・果物でがんは防げるし治ると思います。「ゲンキの時間」に出ていましたね。

次に「金スマ」に出演されました慶応大学の近藤 誠先生の「医者に殺されない47の心得」ですが、医者まかせでは、行けないと思います。セカンドオピニオン、サードオピニオンの意見を聞いて、自分で勉強して治療の選択をすることだと思います。この本を読んで手術しなければよかったと思っています。検診や手術がはたしていいのか今は疑問に思っています。

それから京都大学医学部卒の中山仁一先生の「大往生したけりゃ医療とかかわるな」~「自然の死」のすすめ~は、終活そのものについても書いていますし、終活活動に大変参考になります。

健康であることも終活のテーマです。ぜひ皆さんもがんを含め、病気にならない食生活や運動を取り入れて、いきいき人生を歩んで欲しいと思います。しかし、もし病気になったときに保険に入っていないと高額な治療費を貯金や年金でまかなわなければなりません。

たとえ、保険に入っていても以前の保険は、制約があり、一回しか出ないとか一週間以上入院しないと出ないとかになっていますので、ぜひ保険の見直しをして下さい。これからファイナンシャルプランナーでもあり、終活カウンセラーでもある湯浅千佳さんに詳しく話していただきます。湯浅さんよろしくお願いします。


保険のことわかりましたでしょうか。最後に「終活を楽しむ会」~納骨堂・墓苑の窓口~から、三件のお寺さんをご紹介します。

これは11月に完成予定の東町の浄満寺さんです。八角三重の塔で、納骨堂の壁画は、有名な仏教画家でもある畑中光亮先生よって描かれています。価格は100万前後です。詳しく知りたい方は直接、浄満寺さんにお問い合わせください。パンフレットを10部ほど用意していますのお帰りにもらってください。


次に、合同供養墓をつくられた淡窓町の明王寺さんです。宗派にとらわれずご供養してくださいます。皆さんにお配りしているA-4パンフです。


もうひとつのパンフレットは、日田市内には他にない、野外型納骨堂のコンセプトで作っている景流寺さんの墓苑ですね。永代使用料、供養料、お墓を含め80万代からありますので、お買い求め安いと思います。同じデザインで、サイズ、墓石、色合いを選べます。


私は永代供養をしていただくなら、寺院内の納骨堂やお墓をおすすします。365日ご供養してくださり、管理もできていて安心ではないでしょうか。

三件珍しい納骨堂と墓苑を紹介しあましたが、直接お問い合わせしづらい方は、私の方へご連絡くださればご住職さんをご紹介します。次回4月頃、葬儀やお墓についての講演会を企画しています。本日は、ありがとうございました。





2014年10月7日火曜日

金スマで近藤誠先生の話を聴いて

 おはようございます。
先週の金スマで近藤誠先生が出演していて、そのお話を聴いて、早速、「医者に殺されない47の心得」や「それでもがん検診うけますか」、中山仁一先生との対談本の「どうせ死ぬならがんがいい」など読みました。

国民の半数が、がん検診で、がんになっているのは事実なので、なぜがんになるのかを研究していないので、不満かな。大分県野津町で無化学肥料・無農薬でお野菜を作っている赤峰勝人さんも「ニンジンから宇宙へ」の本が原因を言いあてていると思います。

アメリカでも無化学肥料・無農薬の有機栽培野菜が増えているのに、日本でしきりにがん検診は言うのですが、行政ががんの原因になることを言わないのは不思議ですね。それはおそらく、農林水産省や農協そして農薬会社が結びついているのでしょうね。

さて、私はこの本を読んでいて、他の先生方の本も読みましたが、7月にした胆嚢摘出手術や8月のリンパ節摘出手術は正しい選択であったのか疑問に持っています。食事療法などわかっていれば、この手術はするべきでなかったのでと思っています。

医療において、病院を会社に例えると、会社は売り上げと利益をあげなくてはなりたちません。そのためには手術をしないと売り上げはあがらないでしょう。そしてがん患者であれば抗がん剤を投与しなければ継続的な顧客の確保はできないのも事実ですね。

ここにおいても厚生省や医師会=病院、そして製薬会社が結びついて、巨大な産業になっているのは衆知のとおりです。このことを今後改善して行かないと真の治療ができないし、医療費の増大と負担の解決にならないと思います。

マクロ的な問題の解決に取り組むと同時に、ひとりひとりが医者の言いなりではなく、自らが選択しなければなりません。無化学肥料・無農薬のお野菜を食べるのか、検診をどするのか、検診後近藤先生がいうようにほうっておくのか、知識を得て、選択決断しなければなりません。

本を読むと、今の常識が非常識に思えてならないのは私だけではないと思います。検診で無造作に放射線を浴びているのもおかしいし、手術で臓器を摘出するのは本当にいいのか、抗がん剤を投与するのは体にとってよいのかなど真剣に考えなければなりません。

ただ、病気(がん)にならないことなどないでしょう。そのときは静かに見守り、自然のままに生きて、寿命だと思って、来るべき死に向きあうことが大事だと思うのです。手術して痛みをこらえて不自由な体になり、抗がん剤で吐き気や虚脱感の日々を送るなら、しっかりした意識を持って人生を全うすることの方を選ぼうと思います。

それでは皆様のご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。






2014年10月6日月曜日

強烈な願望をこころに抱く~続き~

 おはようございます。
昨日のブログの内容を具体的に行う方法を教えて欲しいとの問い合わせがありましたので、続きを書きました。

それは潜在意識に蓄積されるものを意志的に行うことです。一般的には無意識に行っていることが多いのす。たとえば「ああしんどい」「疲れた」「もうだめだ」「自分にはできない」「無理だ」「不可能だ」などの言葉をぼやいたり、つぶやいたりしていませんか。繰り返し言うと、これらはすべての潜在意識のなかに入り込み、肉体に作用し、行動を制限してしまうのです。

ですから、このような言葉を口にしないことです。潜在意識を良いことに最大限使っていくためには、前向き、積極的な言葉を常に心がけて発するのです。たとえば、「だんだんよくなる ますますよくなる もっとよくなる きっとよくなる 必ずよくなる」ということばを毎日、朝起きた時、夜寝る前、そして歩きながら、仕事中に一休みして言い続けるのです。


そうすると、心身共に健康になり、仕事のうえでも良い成果へとつながって行きます。よき言葉を言うのは、仏教では真言や念仏であるし、キリスト教ではアーメンといいます。だから毎日、南無阿弥陀仏と、感謝し唱えている方は救われるのです。

次に、願望を、具体的にどうなりたいのか、どうしたいのかと、ありありと、はっきりと、カラーで想像してください。毎日、想像すると具体的にカラーでその願望が見えてきます。これを強烈な願望と言うのです。

思い描いたものを絵や写真にして、自分の部屋や机の上などいつも目に触れるところに貼ってください。そうすると潜在意識の中に入って行きます。

この強烈な願望が、潜在意識に刻印されると、自動的に人を呼び寄せ、お金を呼び寄せ、ものを呼び寄せ、あなたの強烈な願望を達成する強い見方が登場するのです。願望をただ思っているだけならそれは夢物語です。

その強烈な願望を言葉にしてください。具体的に、「私は○○になる、わたしは○○をする」と毎日、朝に夕に、言い続けてください。必ずやそうなります。

まずは「だんだんよくなる ますますよくなる もっとよくなる きっとよくなる かならずよくなる」を実行してみませんか。気持ちが晴れてきます。あなたの生活が変わってきます。好転して行きます。願望が、夢が、湧いてきます。

皆様の人生が豊かで、実り多いものでありますように、お祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。




2014年10月3日金曜日

強烈な願望を心に抱く

 おはようございます。京セラの創業者であり、日本航空を再建した全国5千人の経営者が集う盛和塾の塾長である稲盛和夫氏を知らない方はいないと思います。稲盛塾長が、経営の原則12ヶ条を提示し、公開しています。

「経営の原点12ヶ条」 稲盛和夫
1 、事業の目的、意義を明確にする
2 、具体的な目標を立てる
3 、強烈な願望を心に抱く
4 、誰にも負けない努力をする
5 、売上を最大限に、経費は最小限に
6 、値決めは経営
7 、経営は強い意志で決まる
8 、燃える闘魂
9 、勇気をもって事に当たる
10、常に創造的な仕事を行う
11、思いやりの心で誠実に
12、常に明るく前向きで、夢と希望を抱いて素直な心で経営する

この原則通りに、経営にあるいは人生に当てはめて実行すれば必ず成功します。今日は、3条の「強烈な願望を抱く」に注目してみましょう。これには、副題が付いていて、「潜在意識にまで透徹するほどの、強く持続した願望をもつこと」とあります。

事業の目的を明確にし、経営目標や事業計画も立てたが、なかなか計画通りに成果があがっていないという経営者や管理職がいます。個人においてもしかりで、自分の人生の目的も定めた、人生の目標や行動計画書も書いたが、思うような人生は歩んでないと・・・。

努力も人一番していますよと言う。それでは「強烈な願望を抱き続けているか」。その強烈な願望は、潜在意識まで透徹しているかと聴くと、あいまいな返答をする方が多くおられます。成功の階段は一歩一歩しか登れません。階段の一歩は小さな成功(目標)かもしれませんが、それが積み重なると大きな成功になり、目標を達成するのです。

成功しない人は、目標設定と行動計画はあるが、顕在意識を使っているだけなのです。顕在意識つまり人間の能力の五感と言われるものです。眼、耳、鼻、舌、身、意と六識です。このなかの意はこころと考えるとわかりやすいと思います。

顕在意識だけを使っていても成功はしないし、願望は実現しません。顕在意識は、積極的にいいことをしたいと思っても、いつも否定的な消極的な言葉をつぶやいたりしていませんか。そうすると心のなかは消極的な観念に満ち溢れ、潜在意識に浸透するのです。

そうではなく、いつも前向き、積極的な考えをし、積極的な言葉を言っている人は、こころのなかは積極的な思いに満ち溢れ、巨大な潜在意識は動き出すのです。どれくらい巨大かというと、仏教では「摩訶」といいます。あの「摩訶般若心経」の「摩訶」です。

潜在意識は19世紀にフロイトによって言われたのですが、この潜在意識のことをすでに約1600年も前に、仏教で説き明かされていました。「身・口・意」を持ちい、潜在意識=阿頼耶識を使うことを教えています。奈良の薬師寺や興福寺がそうです。

身とはすること、口とは言うこと、意とは思うことを潜在意識に埋め込み、育てていると言ってよいと思います。潜在意識=阿頼耶識は、善も悪もすべて受け入れてしまいますからやっかいなのです。

ですから、正しい積極的な考え方をし、正しい積極的な言葉を発し、正しい積極的な行動すると意識せずに自動的に潜在意識が動いてくれます。良き人を引きつけ、良き機会がもたらされ、自動的に目標達成へと導いてくれるのです。

わかりましたか?わからない人は修行がたりんな。それでは皆様の事業や人生が成功しますようにお祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。






2014年10月1日水曜日

すべてに時がある


 神無月(かんなづき)、こころの奥深くにはいると声が聞こえてきた

「天が下のすべての事には季節があり、
すべてのわざには時がある。

生るるに時があり、死ぬるに時があり、
植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、

殺すに時があり、いやすに時があり、
こわすに時があり、建てるに時があり、

泣くに時があり、笑うに時があり、
悲しむに時があり、踊るに時があり、

石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、
抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、

捜すに時があり、失うに時があり、
保つに時があり、捨てるに時があり、

裂くに時があり、縫うに時があり、
黙るに時があり、語るに時があり、

愛するに時があり、憎むに時があり、
戦うに時があり、和らぐに時がある。」~聖書 伝道者の書3(口語訳)~


生まれるのに時があり、死ぬのに時があるのです。すべて時に適って美しい。知識を求め、智慧を求めて者には、大いなるものが時にかなって、与えてくれます。

死ぬるまでにすべてを知り尽くすことができません。肉体と精神の終焉のときまで、悟りの智慧を求めているものは、謙虚で、傲慢になることがなく、常に心は平安であるのです。

こころの奥深くでの感応道交は、からだのための日常の食物と同様に必要なことです。よき食べ物は体を健康にし、良き書物は心を強くし、大いなるものとの感応道交は魂を喜ばす。

日常の忙しさに翻弄されてはなりません。一人きりになって、静かに体を休ませ、深く呼吸をし、こころのなかに入りましょう。そうすれば解決の糸口が、すべて与えられます。

こころに平安がありますようにお祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。