2013年5月30日木曜日

首相公邸幽霊報道と霊魂

 おはようございます。
首相公邸幽霊報道の内容は報道各社ほぼ同じだと思います。

「jiji.com 時事ドットコムより
政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとのうわさについて「承知していない」とする答弁書を閣議決定した。首相が就任以降半年近くを経ても公邸に引っ越さないことを踏まえ、民主党の氏が提出した「(幽霊の)うわさは事実か」とした質問主意書に対して答えた。
 旧首相官邸だった公邸は1936年、旧陸軍の青年将校が起こしたクーデター「2・26事件」の舞台となっており、「犠牲者の幽霊が出る」とのうわさ話が以前からある。 
 都内の私邸から官邸に通勤している首相の公邸への未入居期間は現公邸整備後、最長となっている。このため加賀谷氏は、幽霊との関係をただしたが、首相の公邸引っ越しについて答弁書は「諸般の状況を勘案しつつ判断される」とするにとどめた。
 官房長官は24日午後の記者会見で、記者団から「公邸で幽霊の気配を感じるか」と質問されたのに対し、「言われればそうかなと思う」と答えた。「いろんなうわさがあることは事実だ」とも語り、先に公邸で閣僚懇談会を開いた際に話題に上ったことを明らかにした。(2013/05/24-17:33)」

やはり、幽霊の存在の前に、人間の本質に霊魂があることを信じていない人が聞いたら、ただのオカルト話になるでしょう。また、自分は霊感が強いなどと言って、ホントかウソかわからないようなことを自慢げに話す人がいますが、霊的な世界では極めて危険であることを申し添えておきます。

霊魂の話をする人で、最低、以下の本を読んでない人は信用しないことにしていますので、あしからず。「聖書」、「仏教聖典」、「大乗仏教経典」、「仏教の死に方学」、「聖書にみる死後の世界」、「死後の世界」、「精神ネルギー」、「宗教の力」、「臨死体験」、「祈りの研究」、「死と来世の本」、「だから死ぬのは怖くない」などです。

まず、人間の本質は、霊(魂)であり、肉体と精神(こころ)と霊で成り立っています。こころは目にみえません。しかしこころがないと言う人は一人もいません。電波は目に見えません。しかし、四六時中携帯電話を使っています。人類の歴史の中で、宗教は霊の存在を語り、死後の世界も語ってきました。

神や仏との交信は、霊がするのですが、気をつけていただきたいのは、霊には、神の霊である聖霊と、悪魔の霊である悪霊、そして人間に神が吹き込んだがあるのです。この交信を間違うと悪霊と交信し、大きな悲惨な事件をうみますので、素人はしないように忠告します。(例として「サカキバラセイト事件」です。)

上記の本を読んでみてください。そうすれば、首相公邸における幽霊の存在が理解できるかもしれません。一番しなくてはいけないのは、5・15事件、2・26事件で亡くなった御霊を供養することではないでしょうか。歴史のなかで、反乱軍の汚名を着せられてなくなった兵士たちがたくさんいるのです。毎年、月日を決めて、御霊を供養し、浄霊をしなければなりません。できれば今の首相公邸は、歴史記念館にしてはどうですか

私は、NHKの「八重の桜」を見るといつも涙がでてきます。日本人同士で戦い、多くのいのちが失われたのです。少なくとも高校生までは、家族で見てはどうでしょうか。それぞれの想いが出てくると思います。視聴率が悪いのは国民の知的レベルも低下していっているのです。。

私は、安倍首相の真意は知りませんが、学識があり、信仰心の篤い首相ですので、つまらぬ詮索などせずに、公邸に移るかどうかは首相のご判断に委ねるべきだと思います。今の状態で、健康で公務に全力投球できるわけですから何ら問題ないと思います。むしろテロから首相公邸を守れるかどうか疑問に思っています。

さて皆さん、終活をして、お迎えは100%来ます。神仏を信じ、霊魂を信じ、信仰篤き方はうろたえることなく快く、船に乗り込むことができるのではないですか。一部の新興宗教団体が、霊魂の否定し、肉体がなくなればすべて終わりと教えて、勢力を伸張していますが、これこそ末法の世かもしれません。

神仏を信仰し、霊魂の存在を信じている人で、DVやいじめやストーカー行為や暴力で人を傷つける人はひとりもいません。さて皆さんはどう思いますか。どしどしコメントをお寄せください。
E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp


2013年5月29日水曜日

DVはなぜ起きる

 おはようございます。
大阪市のマンションで、お母さんと子供さんが亡くなっていたことがニュースであり、昨日FBにシェアしましたが、なぜこのような悲惨な事件が起きるのか、考えてみたいと思います。産経新聞には以下のように書いていました。

大阪の母子遺体 夫のDVで別居か 実家にも居場所伝えず孤立

産経新聞2013年5月28日(火)08:05

(産経新聞)
大阪市北区天満のマンションで母子2人の遺体が見つかった事件で、母親の井上充代さん(28)が数年前、夫から配偶者間暴力(DV)を受けていたことが27日、大阪府警天満署などへの取材で分かった。井上さんは夫と別居してマンションに移ったが、自身の実家にも居場所を伝えていなかった。夫に居場所を知られないようにするためとみられる。行政に支援を求めた形跡はなく、頼る相手もいないまま孤立を深めた可能性が浮上している。
 現金はほとんどなく、室内に「最後にもっとたくさん食べさせてあげられなくてごめんね」とのメモもあった。電気やガスも止められ、深刻な困窮状態だったとみられる。
 捜査関係者らによると、井上さんは数年前に大阪府守口市に居住。このころに夫からDVを受けていたとみられ、その後別居。昨年10月に、息子の瑠海(るい)ちゃん(3)とマンションに入居した。クラブやラウンジの多い大阪・北新地で働いていたという。
 少なくとも入居後は夫との接触はなかったが、住民登録はせず、広島県内の実家にも居所を知らせていなかった。室内から離婚届も見つかった。マンションは知人らの善意により、無償で借りていた。
 2人は2月ごろに亡くなったとみられる。室内のクローゼットの取っ手には、カーテンを引き裂いて作ったロープが輪っか状にして取り付けられており、井上さんが無理心中を図ろうとしたとの見方もある。


いったいこの子供のお父さんは、どう思い、どう反省するのでしょうか。これからどう生きるのでしょうか。別府総合研究所の「よろず相談室」へDV(ドメスティックバイオレンス)被害にあわれた女性からの相談もありましたが、地方ではまだ、ご両親が近くにおり、ご両親も一緒に話しあい、落ち着いてきました。


「ウィキペデア」によりますと被害者の状況として
欧米ではこの30年、日本ではおおよそこの10年あまり、取り組みが積み重ねられ、その深刻な実態が明らかにされるようになった。
DVとは、もともと夫婦間における男性から女性への暴力を指して作られた概念であるが、後に概念が拡張され、女性から男性への暴力もDVと認識されるようになった。2005年度に行われた「男女間における暴力に関する調査」(内閣府)では
  • 全体の26.1%が被害を経験
    • 女性の33.2%が被害を経験
    • 男性の17.4%が被害を経験
となっていた[8]
また、平成21年度に横浜市が行った「配偶者からの暴力に関する調査及び被害実態調査」によると、
  • 女性の43%が被害を経験
  • 男性の43%が被害を経験
とほぼ同率となっている[9]
被害内容については、
  • 「身体に対する暴行を受けた事がある」 女性26.7%、男性13.8%
  • 「恐怖を感じるような脅迫を受けた事がある」 女性16.1%、男性8.1%
  • 「性的な行為を強要された事がある」 女性15.2%、男性3.4%
女性が加害者の場合は特に
  • 「殴る」「蹴る」のほか「怒鳴る」「脅す」などの精神的なものも多くなっている。
また、「別居後も追跡をされた事がある」「(別居したことにより)収入が不安だ」なども報告されている[7]
また、被害者数に地域差があり沖縄県などDVが多い地域もある[10][11]



アメリカではDV被害者が約210万人ですが、日本でも深刻な状況が起きています。私には、今、日本社会で起きている学校内そして会社内で起きているいじめ、教師を含め指導者による体罰という名の暴力行為、そしてストーカーなどもDVと同様の暴力行為であり、問題の根源が一緒だと思うのです。

長崎県で、ストーカーによって、祖母と母が殺害されて事件があり、裁判があっていますが、被害者の女性は同棲していたときに、DVにあり、逃げようとして警察にも相談していたのですが、祖母と母が犠牲者となりました。問題は、この加害者が全く反省していない点にあります。これは特殊な例でしょうか。

全体の26%の人がDV被害の経験があり、横浜市の調査では43%の人がDV被害の経験があるというのは、特殊な例ではなく、いつでも殺人事件や今回の大阪市の母子の孤立死が日本中に起きうる危険性があることを私たちは認識しなければなりません。

先ずは相談窓口を増やすこと、行政は当然ですが、NPOを含め民間の相談所なども必要です。そして、都会でも田舎でも隣保班を再構築し、自分の隣に誰が住んでいて、気にとめられる人間関係が必要です。そして、毎日連絡が取りあえるようなお友達を最低2、3人は作っておきましょう。

この犯罪の根源は、やはり教育にあると思います。日本の教育に欠落しているのは、倫理道徳教育の欠如のみならず、やはり人間が、肉体と精神(こころ)そして魂でなりたっていることの哲学的、宗教的な考え方の欠如です。今日のすさんだ状況は、こころの貧困がつくっているのでないでしょうか。皆さんと共に真剣に考えて、私たちがひとりひとりができることをまず取り組みましょう。

DV、いじめ、体罰、など困っている方はいつでも別府総合研究所「よろず相談室」へご相談ください。E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp





 

2013年5月28日火曜日

従軍慰安婦問題と橋下発言

 おはようございます。
ニュースで毎日、橋下市長さんが出て、釈明していますが、この問題の根源は二つあると思います。一つは、従軍慰安婦について、当時の日本政府及び軍が関与して、管理管轄下にあったかどうかという事実と、橋下市長の発言そのものではないでしょうか。

FB友達より、当時朝鮮におられたご婦人が、国や軍が関与した事実関係がなかったことを、安倍首相あてに、手紙を提出しています。私のFBオンラインにシェアしていますのでぜひ読んでください。


1.     従軍慰安婦問題について当時を知る大変貴重な真実の声。
以下、安倍総理宛に出された手紙です。

拝啓 安倍内閣総理大臣殿

和歌山県田辺市  西川 清 (97歳)

日夜国事に精励されている総理大臣に対し、名もなき一介の老耄がお手紙を差上げ
るご無礼をお許し下さい。

 私は生きているうちにこれだけは申しおきたいと思う一事があります。

それは、いわゆる従軍慰安婦なるものについてであります。
結論から申せば、朝鮮(北朝鮮及び韓国)等の言う従軍慰安婦なるものに、日本の軍や官が強制連行など関係したことは絶対ありません。
...
 かく私が断言することができるのは、私が朝鮮・江原道(コウゲンドウ)の寧越群(ネイエツグン)及び原州群(ゲンシュウグン)の内務課長を歴任した経験があるからです。

以下、当時の状況等について申し述べます。

 私は昭和八年に朝鮮に渡り、江原道庁に奉職致し、敗戦により引き揚げてくるまで勤め、その間一年間臨時召集により入隊しました。
 朝鮮の行政は、総督府から道庁に伝わり、道庁から出先機関の群庁に伝わり、群庁より府・邑(ユウ)・面(日本の市町村)を通じて施行されました。(当時、江原道内には府はなく、邑と面のみ)

 群長は群守といって、殆どが朝鮮人で、その下に内務課、勧業課があり、内務課長は殆ど日本人で、経験豊かな四十歳を越す属官で、人事その他一般事務を司り、群庁の実権を握っていました。

 内務課長の所管事務のなかに、邑、面の指導監督や兵事等もありましたが、朝鮮人にチョウ兵(注・兵役?)の義務がありませんので、兵事は主に在郷軍人に関するものぐらいでした。

 朝鮮人男子青年にはチョウ用があり、総督府より道にたいし人数の割り当てがあり、道はこれを群庁に、群庁はこれを邑、面にたいして割り当てをして、集めた青年を釜山に連れて行き、総督府の係官に引き渡しました。

 女子にたいしてはこのようなことは一切なく、軍が慰安婦を集めんとすれば、朝鮮軍司令部が総督府に依頼して、前述の系統をたどり集めるしかありませんが、このようなことは一切ありませんでした。
 売春婦が強制連行されたの拉致されたというのは、女衒かそのたぐいの者の仕業であって、軍や官は一切あずかり知らぬことであります。

 日本婦人でも売春婦として軍の居る所に多くいましたが、一人として従軍慰安婦などという者が居たでしょうか。
 日本人と違って、恥を恥とも思わず、金さえ儲かれば良いと思う輩が、敗戦により日本人が委縮しているのにつけこんで、あらぬ嘘を申し立ててくるなんて腹立たしい限りです。

 今はもう、総督府の事務官はじめ、道や群の行政府にも軍にも当時の実情を知る者は殆ど亡くなられたものと思われます。
 然るに、今を生きる日本人のなかにも、自虐性に富む輩のうちに、従軍慰安婦なるものに軍や官が関与したなどと申す者がありますが、朝鮮売春婦の故郷とも申すべきスルチビ(居酒屋)、カルボチビ(娼家)の戦前戦中の実態も知らぬくせに、いいかげんに机上の空論をもてあそぶのは誠に概嘆に耐えません。

 国威を失墜し児孫に負の遺産となる「河野談話」の見直しは、安倍総理を除いては望むべくもありません。
ぜひぜひ誇りある日本の為に、この際断固たる訂正を心からお願いし奉る次第であります。

 最後になりましたが、邦家の為にも総理のご健康をお祈り致します。
敬具

              略歴
大正4年  和歌山県田辺市生まれ。
昭和8年  和歌山県立熊野林業学校(現・和歌山県立熊野高校)卒業と同時に朝鮮江原道内部産業課勤務。
昭和12年 朝鮮総督府地方官吏養成所第1回卒業。朝鮮総督府江原道属に任官。
昭和13年 臨時召集により歩兵第76連隊入隊。14年招集解除。
昭和18年 寧越郡内務課長。
昭和19年 原州郡内務課長。
昭和20年 道庁鉱工部鉱工課勤務(主任属)。
      引揚。
昭和21年 厚生省属 下関引揚援護局仙崎出張所勤務。
      和歌山県へ出向。農地課主任、総務課長、税務課長・次長などを歴任。
昭和42年 依願免職。                      以上

http://ameblo.jp/crashdiet-tur-j/entry-11497883639.html (こちらより転載)

写真は歴史教科書で強制連行の写真として引用されるもの。
一番右にいる満面の笑顔の女性の部分だけトリミングされて見えないように加工されるそう。

実際には当時の売春は合法ですので営利目的で彼女達自身が応募したのであり、その給与は兵士の数十倍を稼いでいました。(一人当たり300円から1000円。当時の下士官の月給が約30円程度ですので相当な額です)

何も知らない子供にこんな嘘を教える日教組やマスコミ。本当に腹立たしい事です。
もっと見る



まず、当時の方が少なくなっていますので、最後の時期だと思います。事実関係の調査を早急に行っていただきたい、もし調査を実施したのであればすぐに公表してもらいたいと思うのは、国民の心情でしょう。次にその調査資料をもとに、韓国の歴史学者などとの諮問会議を開いて、双方が納得いく回答をだすべきではないでしょうか。

次に、橋下市長は、日本維新の会という政党の代表も務めているわけですから、言葉を選ぶ努力をして欲しいと思います。歴史認識問題を軽々に語ってはいけないし、大人のセンスが欲しいと思います。つまり、失言は、日本国および国民に多大な迷惑をかけることが今回すこしわかったかなと思います。例えば、安倍首相や石破幹事長の発言には、国民は安心して聞いていられるのではないでしょうか。

どれだけ、多くの若者が戦場に生き、国のために、逝ってしまったのでしょうか。どれだけの苦しみがあったのでしょうか。母はどれだけ泣いたでしょうか。知覧飛行場から飛び立つ特攻隊員が、母に送った手紙を読んだなら、兵士に対する不謹慎な発言はできないはずです。

むかし、戦争を知らない子供たちという歌が流行りましたが、その子供達も大人になり、戦争を知らない大人たちの歌を歌わなければならない時代になっています。戦争を回避する術を知らないと敵の罠にまんまとはまりますよ。

安倍首相と石破幹事長は、毎月一回禅道場に行っていると聞き及んでいます。橋下市長は、伊勢神宮で身を清め、京都の禅寺にて座禅するのが一番良いと思います。彼ほどのやる気のある若手の政治家がこれで終わるのは勿体ないからです。

では、座禅で何を身に着けるのでしょうか。それは、仏教の十善戒です。十の善き戒めという意味です。①不殺生 ②不偸盗 ③不邪淫 ④不妄語 ⑤不綺語 ⑥不悪口 ⑦不両舌 ⑧不慳貧 ⑨不瞋に ⑩不邪見  これを見ると、気をつけないといけないのは、④から⑦までの4項目は口に関することです。

訳すと、④うそいつわりを言いません。⑤たわごとを言いません。⑥人の悪口を言いません。⑦二枚舌をつかいません。と意味です。①、②、③は身です。⑧、⑨、⑩は意です。弘法大師空海さんが言ったように、身口意を戒め、制御できることが人間の完成です。

口がどれほど、わざわいの元であるかをしらなければリーダーにはなれません。詭弁を弄してはならないし、不邪淫というみだらな男女の行為をしてはいけないのです。戦時中より今の方がひどいのではないですか。アメリカではDV被害者が年間約210万人という数字が出ています。日本もしかり。

友人にアメリカの宣教師の方がおられますが、アメリカはキリスト教国家でいいですねと言ったら、日本と一緒で本当のクリスチャンは少なく、無宗教の人が多くなっているそうです。アメリカ軍兵士の不始末はそのあたりからも来ているのです。日本もまたひどいものです。

世界には、5歳までに栄養失調で亡くなる子供たちが約230万人もいます(ユニセフの調査)。解決策は心を磨き、利他行を実践することではないでしょうか。尚ユニセフでは3000円で救おうと呼びかけています。

2013年5月27日月曜日

夢は実現する

 おはようございます。
大分県日田市での第66回川開き観光祭も盛況でした。66回続けると言うのは凄いですよね。戦後、敗戦からの復興を願って始まった市民の参加の祭りで、日田の人にとっては、夏の到来を告げるイベントですね。これから全国各地でこのような祭りが目白押しだと思います。

特に昨年、北部九州大水害で、多大な被害を受け、国の激甚災害地に指定されて、復旧工事に、尽力していますが、まだまだ梅雨時期に間に合ってないのが実情です。しかし、原田啓介日田市長は、日夜頑張っていると思うので、いつもエールを送っています。

観光祭にて、芸能隊パレードの前に偶然あってご挨拶しました。ちょうど、日田のキャンペーーンレディさんと一緒に、撮りました。笑顔がいいですね。またボランティアの方や市職員のみなさんのおかげで、観光祭ができましたことに、感謝します。



原田啓介市長は、実は先月お母様(77歳)を亡くしました。どちらかと言うと災難続きなのですが、いつもニコニコして頑張っているので、トップに立つ人は、苦悩も人に見せない強さが必要と思いました。

日田の里という民芸品の店をお母様と一緒にして、商店街活動にも熱心でした。筑紫哲也さんたちと自由の森大学という市民大学をつくり、文化活動に励んだので、みんなが市長に押したのだろうと思います。一回目の市長選挙では負け、二回目は相手の失政?で勝った感がありますが、大いに期待しています。

原田市長の夢は実現していっているのでしょう。そして感動と感激を与えてくれた人は、三浦雄一郎さんですね。80歳凄いですね。やってみようと思うのがすごいですよね。夢は実現するのです。さて、ブログ読者の皆さん、いまどんな夢を持っていますか。

私も、還暦を境に勇退し、東京国際仏教塾に毎月通学できました。ひとが幸せになる考え方や哲学、思想そして宗教とは何かを探し求めてきました。やっとわかりかけてきたので、みなさんにお伝えして行きたいのが夢かな。それぞれが自分の夢を持って、人生を謳歌しましょう。感謝合掌。



















2013年5月24日金曜日

天ケ瀬ロングトレイル

 おはようございます。
昨日、JR天ケ瀬駅前の「あまがえる」にて、市会議員の日隈知重さん、あまがえる女将の斉藤久美子さんとおしゃべりをしました。ちょうどそのとき、今度、個展をひらく画家のさとう瑠璃さんが来られました。たわいのない話の中から、天ケ瀬にロングトレイルコースをつくり、皆さんに楽しんでもらってはということで意見が一致しました。ロングと言ってもハーフぐらいで、一泊二日コースから始めてはと思いました。

勝手な案と公表します。タイトルは天ケ瀬ロングトレイル「天ケ瀬三瀑と菩薩そして温泉の旅」とかでどうでしょうか。一日目、お昼に振興局前に集合、この日は、
「観音の滝」→
 
「中川駅」休憩→「藪不動尊」→

「高塚地蔵尊」→

「顕徳坊尊」→

振興局→各旅館にて、入浴と食事。

観音の滝で、観音菩薩に、旅の安全と願い事をお願いします。藪不動尊にて、不動明王に厄払いしてもらい、弘法大師の涅槃像などに満願成就を祈願、そして高塚愛宕地蔵尊にて地蔵菩薩に感謝をささげ、顕徳坊尊から絶景の夕日に合掌。夕食前に、ゆかたを着て、共同風呂(神田湯、鶴舞の湯、薬師湯、駅前湯、益次郎湯)と足湯7湯巡り。夕食は、天ヶ瀬地鶏に玖珠川の川魚、そして地元の新鮮なお野菜料理。いいですね。

翌朝、朝風呂に入って朝食、山伏の滝から、慈恩の滝、そしてパワースポット桜滝にて、マイナスイオンをいただき、新興センターにてまとめ、共同風呂にはいり、昼食をいただき、解散でどうでしょうか。
山伏の滝→
 
慈恩の滝→
 
桜滝→


地域の活性化も、企業経営と一緒で、経営資源をブラッシュアップすることです。つまりいいものをもっと磨いてよくするのです。天ケ瀬町の宝を活かそう。廃校になった桜竹小学校は、ペットのドックランや訓練施設にしてはどうでしょうか。ワンちゃんと一緒にキャンピングしてもよし、預けて旅館でくつろぐのも良いと思います。またその他の廃校は、夏休み期間中など林間学校にし、都会の子供達に来てもらって、先生は別府大学、大分大学、APUの学生で、ボランティアでお世話してもらうとかどうですか。皆さんのご意見をお待ちしています。
 

2013年5月23日木曜日

小鹿田の響き

 おはようございます。
昨日、贈り物をするために、大分県日田市小野にある小鹿田焼の里を訪れた。小鹿田の里は十軒の窯元で、一子相伝によって三百年以上も続けられているのです。どんなことでも続けていくことがもっとも大事なことを思います。

            ろくろを回し、陶器をつくっている こぶくろ釜にて



「小鹿田の響き」

「まばゆい初夏の日差しのなかで

ただ 唐臼の音が聞こえてくる

ガタン ゴトン ジャー

ガタン ゴトン ジャー

唐臼に水がためられ、

粘土がこなごなに 挽かれてゆく

ガタン ゴトン ジャー

ガタン ゴトン ジャー

その音は、小鹿田の里に

方々から 響き渡る

まるで 祈りのように 清らかに

止むことのない いとなみがつづく

ガタン ゴトン ジャー

ガタン ゴトン ジャー 」

     
 
           小鹿田の里の風景、唐臼と上り釜

 
           可憐な花々も唐臼の響きと戯れている

25歳で逝った黒木武雄君の甥が構えている黒木史人釜に立ち寄り、お母さんと義姉にお会いでき、お仏壇に手を合わせることができました。武雄君の兄の才人さんも、10年前に亡くなり、史人さんが小鹿田焼を継いでいる。小鹿田は、このようにして受け継がれているのです。感謝、合掌。

           黒木史人釜の展示品

2013年5月22日水曜日

大竜巻が警鐘するものとは

 おはようございます。
今、ブログをほぼ書いたら飛んでしまいました。何かまさに警鐘のような気がします。アメリカで起きていること、日本で起きていること、世界中で起きている自然現象、自然災害はあきらかに警鐘であると思いませんか。感性が鈍くなった現代人はそのサインがわからなくなっているのです。



オクラホマ州の大竜巻で亡くなった子供たちをはじめ多くの方々のご冥福を心よりお祈りします。

自然に捧げる詩

「わが魂よ なぜおまえは思い乱れるのか

この地上の災いは、人がもたらしたものか

宇宙を、地球を、大自然をなんら敬うことのないものらよ

おまえたちの豊かさとはなにか

地球も もだえくるしんでいることをしらないのか

わざわいが わざわいをよぶ

しかし 静かに大自然に耳を傾けていると

救いの声が聞こえてくる

自然に帰れ!母なる地球を敬え!」


私達は、地球と共に生きて行かなければいけないことを忘れていけない。

2013年5月21日火曜日

終活のススメⅩ-葬儀とお墓ー

 おはようございます。
昨日書いた霊魂のことをご理解いただいたならば、葬送の儀は必ずしてくださいね。そしてあなた自身がどのような葬儀をしてほしいかをエンディングノートに書いておくことです。またご両親がおられれば、どのような葬儀をしてほしいかを聴いて置くことが大切だと思います。

私の友人のお姉さんで、癌で亡くなったが、闘病中にDVDなどを残し、まさに自前の葬式をつくり、その方の生き様が偲ばれ、感動的な葬儀でした。できれば自分で、生前に伝えたいことをつくっておくことが大切なことだと思います。

先逝く方も心配ですが、見送る側もどのような葬儀をすればよいかとか、つまらぬ兄弟げんかになることもあるのです。家族葬、ワンデーセレモニー(通夜など一日で済ます)、密葬(本来の意味であとでお別れ会などをする)、直葬、社葬など、いろいろは葬儀の形態があります。

 熊本の終活フェアにて、小生です。皆さんもこのようになります。



私は霊魂を供養し、送ると言う意味でいえば、家族葬から一歩進んで、家庭葬にして欲しいとおもっています。お知り合いの方も大事ですが、愛する家族から見送ってほしいからです。一日目、お通夜をし、二日目で、家で家族葬をするのです。

読むお経も書いておきますので、できれば家族がお経をあげてほしいのですが、できない場合は、住職に言っておきます。わたしは、家に御仏壇(祭壇)を設けることが大事だと思います。日本人の家族が信仰を取り戻すべきです。また今のお寺さんのあり方に問題があるなら、かって、内村鑑三氏が提唱した無教会主義を同じように無檀家主義もありうると思っています。

そうは言ってもお坊さんの出番も必要でしょうから、まずは生前戒名(受戒)をすることです。戒名は絶対に必要ではありませんが、仏のみもとに行く意味で、仏教に帰依するという意味で受戒するわけですから、死んだらどんな戒名をつけたか、全くわかりませんので、生きているうちにもらってはどうでしょうか。本来はそうでした。

最期にお墓は、家の墓がある人はいいですが、どうするかを決めておかないといけません。自然葬や樹木葬がいいと言う人がいますが、法律では散骨はできても、埋葬事業は、宗教法人か公益法人しかできません。

今は、御仏壇においていいですかとの質問がありましたが、埋葬してないのでおいて置くことはい問題ありません。ただし、ずっとそのまましておくわくわけにはいかないので、宗派にとらわれない納骨堂・御廟などがよいと思います。このようなところが、今から増えてくると思われます。

葬儀もお墓も、根本は霊魂を供養する心、神仏を崇め、信仰するこころが、去り逝くものも、現世で生きて行くものにとっても大事なことです。もう阿弥陀様のみもとに行った人のことは何も心配しなくていいのです。それよりあなたの人生を心配してください。残された方のためにも、生前にきちんと整理し、準備しておきましょう。

「生きる」より 別府武志著(NAOグラフィック)

   「 旅立ち  」           
             
 この世の生を終え、新たな旅立ちが始まる            
 肉体は、この世での役目を終え、土に帰る            
 魂は、その時、肉体を去って、宇宙の根源へ向かって旅立つのです。            
             
 この世の生涯を終えても、あの世のことを思い煩うことはありません。            
             
 宇宙の根源のもとに還ることができるからです。            
             
 静かに静かに永遠の眠りにつくのです。            
             
 出会ったすべての人に、すべての生きとしいけるものに、無限なる            
 宇宙の霊に感謝します。            

これを持ちまして、終活のススメは終了したいと思います。相続などわからないことがありましたら、遠慮なくメールにてお問い合わせください。
E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp


2013年5月20日月曜日

終活のススメⅨーなぜ葬儀をするのかー

 おはようございます。
17日のNHKEテレ団塊スタイルー終活シリーズー「ズバリ気になる葬儀とお墓」を観ましたか。風吹ジュンさんがよかったでしょう。最後のティータイムのお茶が特にいいですね。あの中国茶飲んでみたいですね。

今日は、少し掘り下げて書いてみましょう。ぞれはなぜ、何のために葬儀をするのかと言うことです。今、東京では、約3割の方が「直葬」と言って、葬儀はせずに、火葬して埋葬する人たちが急激に増えています。

これには、独居老人などもおられますが、葬儀に価値を見出さない、あるいは、葬儀社や僧侶に対する不満の現れではないかと思っています。日本の葬儀費用は、平均で3年前は約231万でした。今は直葬が増えて、約200万だそうです。これでも高いと思うのですが皆さんはどう思いますか。

一つには、葬儀の主導権が、葬儀社になっているからです。また法外な戒名代を要求する僧侶がいるとか、大変由々しき問題です。僧侶が、酒は飲む、女に手を出す、などの週刊誌に書いていました。日本の仏教界は、堕してしまっているのではないでしょうか。そうでない立派な僧侶もたくさんおられることも事実です。

この「直葬」がなぜ増えているのか、ひとつには団塊世代は戦後教育を受け、宗教を教えられていません。それよりも、唯物主義、物質主義、金銭至上主義に、気づかないうちに洗脳されているのです。ですので、死んだらすべてなくなるので、とりあえず遺体を火葬して、お骨だけはお墓に入れておこうとか、もっとひどいのは、お骨上げをせずに、火葬場で処分してくださいと言う人達もいます。

    日田市天ケ瀬町本城にある笹ヶ尾石仏群ですが、百数十体の石仏が祀らています。

ここで、人間とはどのような存在なのでしょうか。肉体があります。こころという精神があります。もう一つが霊魂なのです。ノーベル医学賞を受賞したアレイシスカレン教授は、「人間とはなにか」のなかで、明らかに肉体と精神以外の存在を示唆しています。

人は、心臓がとまり、脳(思惟)が停止します。意識がなくなるわけです。しかしユングなど心理学者がいうように深層意識がありますが、これは無意識です。これが霊魂と考えられるのです。世界の多くの方(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教圏)が読んでいる聖書には、霊の存在を明確に書いています。

まず、神の霊、それは聖霊です。これに対するサタンの霊、それは悪霊です。そして神が人間に霊を注いだと書いています。だから、我々は霊長類と言われるのです。いま生きている私達は、霊魂をもっているのです。

しかし、戦後の教育は、そのことから逃げて、あきらかにせず、僧侶も、葬儀にきて、どんな意味のお経をあげているのか、死んだらどうなるかも話もせず、お布施だけ懐にいれてかえるようなことをしてきたツケが回ってきているのです。日本から寺院がなくなるかもしれません。因果応報なのですが、仏教では阿弥陀様の御来迎があり、ご浄土にむかうと言っているのですから、霊魂があると言っているのです。

今日は葬儀のなんたるかのまえに、皆さんに、人間は霊的な存在であり、なくなったら霊魂を供養し、送り出さなければなりません。臨死体験者が「自分が死んで、肉体から抜け出し、病室の上から家族や医者を眺めていた」と克明に語っています。

まず、死に至るまでに、心を和ませて下さい。そして家族が感謝の言葉をかけてください。そして、亡くなったら、霊魂が神様のみもと(天国)に行くように、仏教であれば、極楽浄土に行き、安らかであるように祈るです。

仏教学の正木晃先生の「いま知っておきたい霊魂のこと」(NHK出版)を読みますと、よく理解できると思います。この本のなかで、東日本大震災で無念の死を遂げた方やいまだ行方不明の方の家族の方が体験したことが書いています。ご冥福をこころよりお祈りします。

昨年、定年退職後、四国巡礼に行きました。ある寺の宿坊で一人祈っていますと、ひとりは父が、そして一人は義姉がはっきりと出てきた経験があります。聴きたいことがあったのですが、ふたりとも静かに笑っていました。つまり心配せんでもいい、よいように解決するからと言っているように感じました。

今、日本人は、霊魂のことをしっかり学び、日本人が培った来た宗教観を取り戻さないと、東京で亡くなった3割以上の方の霊魂が今なお、成仏できていないとすれば、わたしは空恐ろしくなります。ですので皆さんにお願いがあります。

葬儀社や僧侶に対する不信感を持っていいですが、亡くなった方のご供養を、まずはご家族でお祈りし、お経をあげませんか。それぞれの宗派のお経で言いのです。あるいは南無阿弥陀仏でいいのです。私は毎日、般若心経を唱えます。(クリスチャンの方は、毎日お祈りをしているそうです。)

そして、世界各地の戦争で亡くなった方、阪神淡路大震災、東日本大震災、北部九州大水害、四川大震災で亡くなった方のご冥福をお祈りするのです。今日はここまで。




2013年5月17日金曜日

終活のススメⅧー相続税対策ー

 おはようございます。
相続は、あなたの愛する人たちのために、責任を持ってする人生の大事な仕事です。一般の方は知らないことが多いので、早い時期から弁護士さん、税理士さんを決め、ご相談されることが必要です。一般的に相続財産が5000万以上の方が、トラブルが起きないのは、会社経営をしていたりして、顧問の先生からの指導を受けているからです。

先日、日本マーケテイングマネジメント研究機構の高橋憲行先生が、「相続税・資産税に困ったら全国でこの税理士に頼もう!」という本を出版されたそうです。このような本を利用しましょう。少なくとも、医者、弁護士、税理士とはお付き合いをしておきましょう。基本は、税金は払うこと、しかし愛する人にできるだけ多く残してあげたいなら、節税として生前贈与など、早めにして喜ぶ姿を共有してください。そのためには税理士の先生方のご指導をいただくことです。

さて、先日来、私の「よろず相談」へ、生命保険は相続税の対象にならないのでしょうとの質問が、何人かありました。知らない人が多いのです。生命保険の死亡保険金の非課税控除分は500万円×法定相続人です。ですからご主人に5000万円の死亡保険金があり、奥さんと子供さん二人が法定相続人の場合は、5000万円ー(500万×3人)=3500万が課税対象です。

先般、アベノミクス改正相続税贈与税を書きましたが、添付しますと、
1、相続税の基礎控除の引き下げ及び税率構造の見直し
相続税の基礎控除について、定額控除額が5000万円から3000万円に引き下げ、法定相続人比例控除額が1000万円から600万円に引き下げ、最高税率が55%に引き上げです。税率区分が6段階から8段階に。平成27年1月1日以後の相続について適用。

どういうことかと言いますと、一戸建てを持っている人は、地方でも不動産価格が1000万円はします。これに預金が1000万円で、死亡保険金が1000万円以上ある人は、課税対象者になります。いわゆる普通の人たちが課税対象なのです。

2、贈与税の税率構造の見直し
最高税率55%に引き上げと税率区分が8段階に。平成27年1月1日以後の贈与について適用。

対策として①暦年贈与、②相続時精算課税制度、 ③配偶者の税額控除。

3、相続税の精算課税制度の適用要件の見直し
贈与税の年齢要件を65歳から60歳に引き下げ、贈与を受ける人の範囲に20歳以上の孫が追加。平成27年1月1日以後の贈与について適用。

対策として、受贈者を増やすこと。

4、教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置の創設
子・孫(30歳未満に限る)の教育資金に充てるために祖父母等が金融機関等に信託等をした場合は、受贈者1人につき1500万円までの金額について非課税。平成25年4月1日から平成27年12月31日までの間に拠出するもの。

対策として、1500万円を教育費として使うためには、幼稚園入園前にしてあげる。また留学や大学院に行かせたい人にはよいと思います。

5、小規模宅地等の特例適用の拡充
相続税の課税価格の計算特例について、適用対象面積が240㎡から300㎡に拡大。平成27年1月1日以後の相続税の課税価格について適用。

お金は残念ながら、あの世に持っていけません。またあの世はお金は要りません。あの世は平等らしいですが、生前よからぬことをしている人は煉獄に送られる様子が聖書には書かれていますので、正しい生き方、利他行と実践しましょう。

ある人から、おじいちゃんが、通帳をいくつか持っていて、そのうちの一つは、申告しないでいいですかと質問を受けましたが、税務署はすべて調べますので、申告義務を果たさないと大変なことになりますよとお応えしておきました。

相続税対策としてまとめますと、①暦年贈与でコツコツ財産を分与する。②相続時精算課税制度を活用する(価値の上がるもの、お金を生む財産を早めに贈与しておく)③配偶者の税額軽減制度を最大限活用する。ということです。

一番、最初にするのは、相続財産リストを書きだして、3000万以上であれば、早めにお近くの税理士さんに遠慮なく相談することです。相談料はわずかなものです。別府総合研究所は、終活支援を総合的に、弁護士さん、税理士さんと連携して活動していますので、ご紹介もします。メールにてお問い合わせください。NHKEテレの風吹ジュンさんの団塊スタイル「終活シリーズ」は今日の11時と20時ですよ。彼女の顔を見ていると癒されますよ。
E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp
















2013年5月16日木曜日

終活のススメⅦ-相続問題ー

 おはようございます。
NHKEテレの団塊スタイルという番組を見たことがありますか。風吹ジュンさんが出演して、団塊世代の問題をわかりやすく解説していく番組です。ところで私のテレビ視聴は、番組雑誌で、見ておくべきものを1週間単位でチェックし決めてきます。こういういい番組は必ず見ておきましょう。

この団塊スタイルが現在、私がお話している終活をシリーズで放映しています。毎週金曜日の20時からですが、先週は、「備えて万全!相続と遺言」でした。相続コーディネーターをされている曽根恵子先生がゲストでお話しされていました。

「川の流れのように」 唄 美空ひばり 作詞 秋元康
 
知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でけぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように
ゆるやかに
いくつも時代はすぎて
ああ 川の流れのように
とめどなく
空が黄昏に染まるだけ


ところで相続相談のうち、一番の問題が遺産分割のことです。相続トラブルの7割が兄弟でもめます。うちはそんなことはない思っていると大間違いで、分割裁判のうち相続額1000万以内がなんと約31%、1000万~5000万以内が約43%ですから、約74%の方が遺産総額5000万以下の方たちなのです。普通の人達がもめているのです。兄弟だからと言って、実印を預けてはいけません。だから親は愛する妻や子供たちのために、相続財産を早めに整理し、備えをして置くことが義務と責任なのです。

例えば、親父さんが亡くなって、遺言書の作成のせずに亡くなった場合、法定相続人はどのような順番か知っていますか。配偶者であるお母さん、つぎにあなた達兄弟、そして祖父母か孫になります。兄弟が遺留分請求などしてもめる場合が多々あるのです。

例えば、子供さんがおられず、祖父母は亡くなり、ご主人が亡くなった場合は、相続権は奥さん(4分の3)と誰にあると思いますか。ご主人の兄弟姉妹(4分の1)にもあるのです。もしあなたが愛する奥さんだけに、遺産相続をしたいなら、配偶者に対して全財産を遺贈する旨の公正証書遺言を作成しておかなければ、遺留分請求がおきます。

ですから、あなたが元気なうちにしておくことです。もし認知症などにかかりつつあるなら、早急に成年後見人(任意後見人契約書)を決めて、財産管理等の委任契約書など作成し、財産管理をしてもらわないといけません。それと尊厳死宣言書の三つを「生前三点契約書」と言います。

1、まずあなたの財産は、何がいくらありますか。
現預金は、どこの銀行にいくらありますか。
②自宅などの不動産はありますか。その評価額はいくらですか。
③株などの有価証券はありますか。 証券会社と銘柄を何ですか
④生命保険(死亡保険金)は保険会社名とと受け取り予定死亡保険額はいくらですか。
負債つまりローンなどの借金はないか。資産と同様に負債も相続します。
などが対象です。上記のものを家族のものがわかるようにリストしておいてください。また書いたものは通帳や証書と一緒に見せておいてください。

2、財産の分け方をご両親と兄弟姉妹がよく話し合っておきましょう。

3、つぎに必ず、遺言書を書いておいてください。(いつでも変更は可能です。)
 
 ①自筆証書遺言  弁護士さんや司法書士に指導を受けましょう
 ②公正証書遺言  公証役場で作成しますので、公証人が証人なのです。

4、兄弟のうち、リーダーを決めておいて、いつでも集まり話しあえるように日頃からしておきましょう。疎遠になればなるほど、こころの中で不満がうっ積していきます。

明日の17日(金曜日)のAM11時からNHKEテレ団塊スタイルの再放送がありますので、ぜひみておいてください。同日20時から団塊スタイル終活シリーズとして「葬儀と墓」について放送があります。明日は相続税について書きますが、税法の改正があって、ほとんどの方が相続税の対象と思っていいです。乞うご期待。

別府総合研究所では終活支援活動として、弁護士さんや税理士さん、行政書士さんと連携し、相続などのご相談に応じています。ご遠慮なくメールにてお問い合わせください。
E-mail  beppu1717@mint.ocn.ne.jp


 

2013年5月15日水曜日

終活のススメⅥ-釈尊・仏陀の遺言ー

 おはようございます。
昨日の西日本新聞に九州大手の食品会社の会長(73歳)が、改造銃85丁所持容疑(銃刀法違反)で逮捕されたことが大きく取り上げられていました。晩節を汚してしまった大きな一例です。

お釈迦様は亡くなるときに、弟子や信者に語った遺言が、「遺教経」(仏垂般涅槃略説教戒経)として伝えられています。中野東禅先生が「ブッダの肉声に生き方を問う」小学館新書に現代訳で書いていますので、抜粋します。

「清らかな慎みの力(戒)をよりどころにした人は、

五官を守り、それによって五つの欲望に引きこまれないようにしたまえ。

たとえば、牛飼いが杖を見せて、わがままな牛が他人の畑に入らないように

コントロールするように自己を慎むのです。

欲望を制御するのは難しいことですが、そうしなければ

暴れ馬が人を引きずって穴に落とすようなものです。

その被害は甚大で、一時でも欲望に支配されれば習慣となり

いずれもそれでは満足できなくなってしまうのです。」


 


「わがままな五官の中心は「心」なのです。

心は毒蛇・悪獣・盗賊よりも恐ろしいのです。

大火事も比較になりません。

心というものは、足枷のない狂った象や、樹の上を逃げまわる

猿のようにコントロールできません。

この暴れる心を打ち伏せて、わがままにならないようにしたまえ。

人はわがままになると道徳心を失います。」  

「仏陀の肉声に生き方を問う」中野東禅著小学館新書より

これから先は、みなさんこの本をすぐに買って読んでください。終活ー人生の集大成に向けてどうあるべきかがわかるし、若い人も読んでおくとつまらぬ失敗をせずに済みますよ。私が毎日、座禅を続けるのは、この心を制御し、寂静の世界を得るためです。とらわれをなくし、肝が座りますよ。

2013年5月14日火曜日

終活のススメⅤ-晩節を汚すなー

 おはようございます。
人生の再設計は、生き方そのものであるのです。一部の人たちを見ると、晩年に何であんなことをしたのと人々からいぶかられる方がおられる。一般社団法人終活カウンセラー協会のテーマに終活とは、「人生の終焉を考え、今を自分らしくより良く生きる活動」と言っています。昨日の「生きざま」に引き続き、「晩節を汚すな」と問いたいと思います。

年をとっても、とした生き方をしたいと思いませんか。やはり品格を保ちたいものです。そのためには、やはり古典を読むべきではないでしょうか。温故知新といって、論語、仏典、聖書などの古典に尋ねると、現代社会でもいきいきとして、何千年経っても、言葉が揺るがないですね。

孔子の有名な言葉に、
「子曰く、吾、十有五にして学を志し、三十にして立つ、四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲する所に従って矩(のり)をこえず。(論語ー為政4)

とあります。15歳で学問を志し、30歳で自分の進むべきものがわかった、40歳で判断に迷いが無くなり、50歳になって天が与えてくれた使命がわかった。60歳で人の言うことを素直に聞けるようになり、70歳にして自分の思うとおりに行動しても行き過ぎることがなくなったという意味です。(「中野孝司次の論語」海竜社より)私もこのように生きたいと思っています。

廣瀬淡窓先生は、三隈川と亀山公園を散策しながら、上記の言葉を教え諭したと思います。
大分県日田市

終活の準備として、老後の蓄えが必要なことは言うまでもありませんが、いろんな本が、5000万必要だとか、1億必要だとか、有名人が口にすると翻弄される人がいますが、いわゆる老後の自分の生き方を決めれば、人に言うことに振り回されずに済みます。家庭収支計算書をつくればおのずといくら必要かわかります。

しかし、往々にして晩節を汚す誘惑にこの世は満ちています。金銭欲が結局は、悪徳商法、利得商法に巻き込まれ、退職金もすべて身ぐるみ取られる人がいます。そんなうまい話はないのです。そんな話があったら、銀行の方などに相談すればほんとうのことを教えてくれます。守銭奴にはなるな。

事業欲にも気をつけておかないと人間はあれもこれもできない。どれも中途半端で倒産したら、家族も社員もどうしょうもない。なぜなら積極的とおもっていたからですが、しょせん事業欲という欲望ではないですか。事業が悪いと言っているのではなく、稲盛和夫氏が言うように、「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ということです。つまり、細心の計画と準備なくして成功はありえないということです。「生き方」稲盛和夫著サンマーク出版

アベノミクスで株が急騰しているので、買いませんかと証券会社から電話がありますが、素人がなかなか儲けきらないのは、株の目利きができないし、株はプロの世界であることを認識すべきだと思いませんか。金が上がるから金、不動産が上がるから土地、株が上るからと右往左往している人ほど儲かるはずはないのです。

社長はあんなものに手をだしてからとか、親父は株にのぼせて大損したとか、高野山真言宗本山が約6億8千万?経理に穴をあけたとかの話を聞くと、宗教界も情けないと思いませんか。そのほとんどの人が中高年の役職者で、晩節を汚してしまっているのです。この罰当たり者めが。

次に、色欲です。自分よりちょっと若い子から声をかけられると、さかりのついた雄犬のように我を忘れてしまい、追いかける、挙句の果てにストーカーに間違われて、職務質問されたりする。そうならないまでも、カネの力で、囲ったりするふとどきものがいて、マスコミに名前や顔まででる上級官僚も後を絶たない。女で晩節を汚すと女房には逃げられ、寂しい晩年を送る羽目になるので要注意です。

そうならないためには、身の程しらずにならないこと、女が近づいてきたら、裏があると思え、と言いたい。しかし人間の果てしない性欲にはあきれ果てるばかりです。週刊誌は売るために、60代の性はいまからとか特集を組んで売り上げをあげている。要らぬお世話ではないか。

明日、晩節を汚さないために、お釈迦様がなんといっているかを書きたいと思います。乞うご期待。



2013年5月13日月曜日

終活のススメⅣ-生きざまー

 おはようございます。
あの眼光するどい夏八木勲さんが、すい臓がんで亡くなりました。享年73歳でした。こころよりご冥福をお祈りします。夏八木さんを見ていると、まさに人生は「生きざま」でないかと思います。それは自分の信念を貫くということではないでしょうか。

終活のススメと題して書くにあたって、振り返ると全く妥協なき人生をおくってきたという人はいないと思います。妥協も、あるときには必要だからです。しかし60歳まじかになった人、62歳以上の団塊世代、やはり俺は正しく生きてきたと言える日々を送るべきだと思います。

松下幸之助さんが言われたように、誰が正しいかではなく、何が正しいかを真剣に考え、社会においても、会社においても、正しいと思った自分の考えを貫くべきだし、自分の生きざまを貫け、自分の働き方を貫けと、そして納得のいく人生をおくろうではありませんか。

郷土が誇る信念を貫いた井上準之助元大蔵大臣です。凶弾に倒れ63歳の生涯を終えました。

失われた二十年と言われ、一昨日、昨日とNHKスペシャル、「メイドインジャパン逆襲のシナリオ」というドキュメントがあっていましたが、結局アメリカ資本主義、アメリカ型経営手法にのぼせ、私たち先人が培ったきた日本式経営手法を忘れ、優秀な中高年の熟練した人材をリストラしたツケが回ってきた結果だと思いませんか。ドラマ「メイドインジャパン」もしかりです。農耕民族が狩猟民族の真似をしてはいけません。

日本式経営を、苦悩のなかから、あみだした、発展させた人が稲盛和夫京セラ名誉会長などではないでしょか。経営者なら稲盛和夫氏の「生き方」「働き方」からすべての著作を読むべきだと思います。特に「アメーバ経営」という手法は、フィロソフィと一体であるので、間違わずに取り入れてください。当然、会社経営では、フィロソフィだけでも成功しません。

私達日本人に流れている智慧は、利己ではなく利他を、エゴでなくエコなのです。何が正しいかという判断は、事業であろうが、ボランティアであろうが、それが世の中のためになっているか、人のためになっているかと言うことではないでしょうか。

例えば田舎で、森林を伐採し、山を切り開いて、太陽光発電を事業とする会社があるとすると、それは本当に、世の中のためになるのでしょうか。森林は治山治水の役目をし、土砂崩れや土石流から私たちを守ってくれます。よく考えないと太陽光発電が必ずしもエコではないのです。孫や子のいのちを失うことになりかねません。

一昨日でしたか、報道ステーションで大分県日田市が出てきたのでびっくりしました。つまり復興予算を基金にまわし、大分県など、木材を切り出す林道整備に使っていたということです。これは日本の官僚・お役人は江戸時代とすこしも変わっていないということです。

義民穴井六郎衛門が年貢の減額を直訴し、断首された碑が私の家のすぐ裏にありますが、日田市役所の平均給与が約620万円で大分県下でトップと聞き及んでいますが、本当なら、高い市町村民税を払わされるならと日田市に住む人が減っていく一つの原因ではないでしょうか。

日本の成長を阻害している一つが公務員天国であることもゆがめないと思います。東大生に質問すると、将来公務員という答えが物語っています。

象牙の塔、東京大学安田講堂

世は諸行無常、時代の変化に対応するのが経営であるなら、次世代の生産の鍵を握る3Dプリンターの開発促進に通産大臣の茂木君は、頑張ってほしい。彼は大前研一さんと、マッキンジェーの経営コンサルタントだったので優秀です。報道2001で、奈良の「中川政七商店」が取り上げられていましたが、地方の中小企業が再生するヒントだと思いますので、ぜひネットでみてください。

著書「生きる」で書いた働く心構え持つことが生きざまだと思っています。最後にご紹介します。

「 働く  」      
            
あなたは働くことの純粋な喜びを感じていますか。            
            
働くことは、周りの人を楽にさせます。            
            
働くことは、人のために自分が動くことです。            
            
働くことで、自分を磨き、高めることができます。            
            
働くことは、人の役に立ちます。            
            
働くことは、自利利他行なのです。            
            
自利とは、自分を磨くこと、利他とは人のために役に立つことで            
その行いを生涯を通して実践することです。            
            
働くことは、あなたを豊かにします。            
            
働くことは、家族に安心を与えます。            
            
働くことは、人々に喜びと楽しさと安らぎを与えます。            
            
働くことは、神仏が与えた最も崇高なものです。            
            
なぜなら、今も尚、神仏は宇宙で働いているからです。            
            
働けることに感謝しよう。              2012「生きる」NAOグラフィック出版 別府武志
            
 60歳の還暦で、定年退職したが、20歳から働き尽くめであった。           
振り返れば、しんどいこともあったが、楽しい思い出が蘇ってきます。            
なぜか、やり遂げた達成感が沸いてきます。            
当然、これからも立場は違うが、働くことを通して、人のため、世のために            
寄与したいと思っています。            
家住期といわれる、結婚し、家族を養う期間が約40年間ありますし、            
一日のうち、8時間以上も、最も長い時間を要しているのが、仕事を            
する。働くという時間です。            
だからこそ、ただたんに給料を得るためだけなら、こんな空しい日々を            
過ごすことになりますが、働くことで、人間性を高め、人の役にたつという            
社会性も満たすことができることに、充実感を味あうことができるからです。            
だからこそ、働く意義を、人生の後輩に伝えるべきだと思っています。            
自分自身と大切な人のために働くことができることこそ、素晴らしいものは            
ありません。            
そして、人生の先輩達は、若い人たちに働く場をどんどん作っていくべきだし            
若い人たちは、その時代のさきがけとして、産業を創造し、雇用の創出を            
はかられる企業を立ち上げて欲しいと思います。            
この世は、諸行無常ですから、時代の変化が、働く場のつくるチャンスだと            
思います。            
そして、私達は、祈りを持って、働いていけば必ず幸福がもたらされると            
信じています。        2013随筆 「 生きる」より     
            






















2013年5月10日金曜日

終活のススメⅢ-人生の再設計ー

 おはようございます。
昨日からの続きをお話しましょう。高齢者継続雇用制度で、定年が65歳までになったからといって、何も考えずにいたら、大変なことになります。それは、60歳でリセットする意味ですから、現状の給与条件および業務内容で延長するとは限らないからです。

どの企業も60歳で、その人の仕事内容に応じて、そのまま延長するか、条件をさげての延長になるかを話し合いを行います。ここで困るのは、住宅ローンを35年で組んでいて、65歳とか70歳までもローンの支払いがある人はよほど気をつけておかないと払えないことになりかねません。一般的に約200万前後の年収になることもありうるということです。そのためには、年がいっていても仕事のできる人として評価される実力を備えておかなかなければなりません。

         休憩時間

経営者の人も生涯現役などとうそぶいて、後継者の育成をしていないと、経済環境の変化の厳しい今日、時代の変化に対応した経営ができず、負債を抱え、倒産することもありうるのです。経営者は、仕事ができる社員を育てる、そして経営を任せられる人物を選んでおくことです。経営者も65歳には事業の承継をして、どうしても事業欲がわいてしょうがない人は全くの別会社をつくり、挑戦するのも否定しません。それはそれなりの実力を持った経営者だけです。65歳すぎたら人生の集大成を考えるべきだと思います。だから人生の再設計を50代からしておくべきです。

老後の生活は一体いくらかかるのですかとよく、質問をされます。一般的にご夫婦お二人で、月の生活費は約25万と言われていますが、いまご自分が使っている食費、住宅費、水道光熱費、保険代など1か月の諸経費をだすようにアドバイスします。日頃から家計簿をつけている人はすぐにわかります。

60歳すぎて年収が下がったり、65歳から年金暮らしになったら、無駄な出費をしないように、節約することが必要です。なぜなら生活費を言っているだけで、炊事場やお風呂などの水回りのリフォームの必要性が出てきたり、車の買い替えなど思いのほかお金がかかるのです。そして肉体は間違いなく衰えていきます。もし入院しなければならない病気にかかったとき多額な費用がかかることも予備費に入れておかなければなりません。

         休憩時間

ですから、生活費とは別に、特別費用が発生するので、貯蓄をしておかないといけません。現在平均貯蓄金額は約3000万と言われています。これを目標にしておくべきです。それがない人は65歳になろうが、70歳になろうが少しでも働いて収入を得たほうがいいと思います。日本は豊かになりましたが、それだけ生活コストが高くついていることに気付かないといけません。特に生命保険は見直してください。死亡保険金より医療保障費の方が必要です。あとでお話ししますが、死亡保険金は、相続税としてがっぽりとられることをお忘れなく。

あなたは、自分の年金額や奥さんの年金額を知っていますか。ねんきん定期便が来ていると思いますが、それでもよくわからない人は、各市にある年金センターにいけば、もらえる年金額をていねいにおしえてくれます。国民年金や厚生年金は25年以上かけていないともらえないことを知らない方もいますので要注意ですよ。

老後の生活を考える要点の第一は、あなたはいくらで生活していますか。次にあなたは65歳からいくら年金をもらえますか。そしてあなたはいくら貯金していますかということです。一句「いつまでもあると思うなカネといのち。」続きは来週に。このブログを読んでいる人は必ず役に立ちますよ。



2013年5月9日木曜日

終活のススメⅡー人生の再設計ー

 おはようございます。
人生の目標と計画を立てる上に重要なことは、検証することです。このブログを読んでいただいている方には、30代の方も、40代、50代、そして60代以上の方もおられるでしょう。あれをしたかったけれど言う人のほとんどが、目標と計画を紙に書いていないのです。

昨日、人生の振り返りをしてくださいと書きましたが、振り返ってどうですか。私は還暦の記念に「生きる」という冊子を書き、人生の振り返りを書きました。昨日改めて書くと、小学校を上がる前、骨髄炎を患い、切断しなければならないと言われ、母が筑豊の添田の有名な病院におんぶして、連れていってくれ、原因がわかり、無事、酒井外科の酒井先生に手術をしていただき、事なきを得たことを感謝しています。母の愛情を忘れることはありません。また、高校を卒業して、神戸に行くときに、父がひとり、渡里橋から見送ってくれた父の姿を忘れることはありません。このようなエピソードを書き残しておくのです。

人生は川の流れのごとくか。急流のときもあります。(日田市三隈川)


いまはやりのエンディングノートですが、終活とかエンディングと言われるとまだまだ現役だと言われる人がいますが、突然やってくる、心筋梗塞による死亡者は、昨年一年間で、4万3265人で死亡原因の一位なのです。またどうもなくても人生は、目標と計画を立てて、価値ある一生を送るべきです。

日本資本主義の父と言われた第一国立銀行や東京証券取引所を設立し、多くの慈善事業もおこなった渋沢栄一さんが言っていたいう言葉が「40、50ははなたれ小僧、60、70は働き盛り、90になって迎えにきたら、100まで待てと追い返せ」ですが、渋沢さんも91歳で逝ってしまいました。しかし渋沢さんは、死ぬまで目標というかを持って世のために尽くしてきたのです。

今までの人生を振り返り、見直す、検証する、反省するという作業があって、次の目標設定があるのです。たとえば、昨年60歳で定年退職した人は、65歳までは老齢基礎年金しかでませんので、満額で約78万しかでません。奥さんと二人暮らしで年間約250万は最低必要と言われていますので、約170万足りないのです。貯金を取り崩して5年間で約850万必要です。さあどうしましょう。なんとなく生きてゆけないですよ。高齢者の再就職は難しいですよ。

人生の再設計の一番目に経済面をあげるのは、現実の問題だからです。これについては明日書きますが、自分自身の振り返りで、私は中学3年生の時に、ライオンズクラブ主催の国際平和論文で佳作入選しました。今の国連のあり方を言い当てたと自負しています。

秋にいろづく銀杏の木も、初夏の新緑をたたえ、人々に木陰を与えてくれます。(日田市亀山公園)



高校三年のときに、小田実さんの考え方に共鳴し、日田市に「ベトナムに平和を市民連合」(べ平連)をつくりました。これが父を悩ませたと思いますが、父は一言も言いませんでした。しかし東京から、地元に帰ってきて、青年会議所に入会し、平和をつくり、平和を維持するためには、人間というものを知らないといけないし、世界史をしらないといけないなとつくづく思いました。

だから、どんな方ともお話しますが、日教組の皆さんが言うような理想主義的な平和論には組みしません。人間は弱いものいじめをするし、強い国は弱い国から奪い取ろうとする現実を見ると、国際政治の世界では、いかに自分の国を守るために、多方位外交が必要かがわかるし、そのようなことができる政治家や政党を選ばないと、国民の生命や財産は守れないのです。

政治家もクリスチャンンやブッディストの方がたくさんします。私も、キリストにならいて、仏陀にならいてを目指して生きています。真の平和は、釈尊のようなこころをすべての人が持たないとやってこないです。しかし現実は、違うことを認識していないと、釈迦族は滅亡し、古代イスラエルも滅亡したのです。話が飛びましたね。

つまり私も人生の節々で、振り返り、反省し、次の目標を立て、たった一度きりの人生を謳歌したいと思っている一人なのです。それはかならず、わたしの終わりのときがくるからです。



2013年5月8日水曜日

終活のススメⅠー人生の再設計ー

 おはようございます。
GWも五月晴れの日が続いて、気持ちのよい朝を迎えることができ、感謝です。退職後、東京国際仏教塾に通い、仏教の学びをしたのち、一般社団法人終活カウンセラー協会の終活カウンセラーの勉強をさせていただいておりますが、このブログを通して、終活とは何か、人生の再設計をなぜしないといけないかを読者の皆さんと共に考え、提案をしていきたいと思います。

此の川を上ると、夕日の滝があると言う。(昨年の大水害で道がえぐれ断念、天ケ瀬町瀬野尾)

インド哲学では人生の区切りを、学生期(人は生まれて、社会に出るまで学ぶ期間)、家住期(社会に出て働き、家族を養う期間)、林棲期(退職し、自然に触れながら人生を再考する期間)、遊行期(人生に終焉に向かって、神仏を尋ね、祈りの期間)としています。

日田市前津江町釈迦岳山頂の釈迦像

人生の再設計は、年齢に問わず、常に考えておくべきだと思いますが、特に60歳の還暦のときが最も必要と思っています。還暦とは、0に戻り0からリセットする意味ですから、ちょうど良いのですが、今年から定年制度が65歳まで延長されましたので、個々人にとって、職場内、仕事上の軋轢も出てくるかも知れませんね。

人生の再設計をするまえに、人生の振り返りをしてほしいと思います。誰から、どこに生れ、幼年時代、小学生時代、中学生時代、高校生時代、大学生時代、そして社会人になって、どこに勤めどんな仕事をし、誰と結婚し、子供達のこと、還暦までのことを書き続くると、楽しかったこと、うれしかったこと、つらかったこと、苦しかったことなど、すべてが懐かしく思い出せ、すべてに感謝でき、自分自身が癒されるのです。

ですから別に還暦にとらわれず、若い人なら、就活をする前に、今までの人生を振り返り、書くことをおすすめしますし、20歳、40歳、60歳で振り返りを、書くことが、人生を自分ものにできるのではないでしょうか。あなたの人生はあなたが描き、あなたが決め、あなたが思ったとおりになるのです。

2013年5月7日火曜日

柳宗悦に学ぶー皿山・小鹿田に想うⅡ-

 おはようございます。
昨日、唐臼祭で買った小鹿田焼の丼鉢で、みそラーメンを作り食べましたが、違うね。スーパーのお惣菜を買ってきて、そのままチンして食べる人がいますが、せめて器に入れかえて食したいものです。今日は柳宗悦さんについて書きますが、正直あまり知りませんでした。

学研から出ている「浄土の本」のなかで、柳宗悦氏(1889~1961)を「美学的見地から、他力思想や妙好人を研究・紹介した民藝運動推進者」と書いていました。著書の中から「民藝となにか」「美の国と民藝」「雑器の美」「日本民芸館について」「京都の朝市」を読んでみました。

小鹿田焼の唐臼です。これで土を細かく砕いて、パウダー状にします。

「美の国と民藝」から
「ちょうど科学者が少しでも、この世を真理に近づけたいと仕事に勤しむように、私は生きている間に少しでもこの世を美しくしてゆきたいと念じている者です。宗教家の身になれば、どうかして神の国をこの世に具現化したいと希うでしょう。同じように私は美の国をこの世に具現化したいばかりにさまざまなことを考えて具現化しようとしているのです。」

「三つの明らかな事実を見逃すことはできなかったのです。
第一 今まで多くの人々から信頼を受けた貴族品には、真に美しいものはかえって少ないという事実。    
第二 これに反して今まで無視されてきた民藝品には、美しい品が豊富にあるという真理。
第三 貴族品の中で美しいものは、大概は素材や手法が未だ単純であった古作品が多く、したがってそれ等のものは民藝品を美しくしていると同一の法則の許で美しくなっていること。」

小鹿田焼の粘土です。きれいですね。食べられそうですね

「雑器の美」から
「無学ではあり貧しくはあるけれども彼は篤信な平信徒だ。なぜ信じ、何を信じるかをさせ、充分に言ひ現せない。併しその素朴な言葉の中に驚くべき彼の体験が閃いている。手には之として持ち物はない。だが信仰の真髄だけは握り得ているのだ。彼が捕えずとも神が彼に握らせている。それゆえ彼には動かない力がある。」

柳宗悦氏は、雑器は民衆であり、雑器こそ美があり、民衆にこそ信仰があると言っているのであります。生活の中に信仰がり、信仰が生活そのものかもしれません。彼が信仰者に、いわゆる妙好人をみるのは、そのとおりであります。

唐臼祭での「蹴ろくろ」体験です。子供達がこのような体験を通して雑器の大切さを知ることができます。

妙好人とは、親鸞などの他力思想を、日々の念仏を通して、生活のなかで具現化した人達であり、印旛の源左や石見の大工さん浅原才市などであり、現在でも浄土真宗の信者さんのなかにもおられると思います。

「ご恩うれしや」 浅原才一作(石見の才市顕彰会出版)より

「じりきおもいは おもいがおもい

たりきおもいは おもわぬおもい

あみだ あみだが わしにきて

さいちゅ(才市を) たすける なむあみだぶつ」

「わしが阿弥陀になるじゃない

阿弥陀の方からわしになる

なむあみだぶつ」

この詩集を読んでいると、信仰の深さと、仏になりきっている姿が見えます。念仏もまた生活における菩薩行だと思う次第です。

藝術を一部の特権階級から民衆のものへ取り戻した民藝運動といわれるものは、鎌倉仏教を起こした法然・親鸞・一遍や日蓮そして道元などが仏教を貴族仏教から民衆を救う大乗仏教に取り戻した宗教改革に匹敵するものと思います。伝統仏教界もそろそろ葬式仏教から脱しないと、民衆の魂がよからぬ新興宗教に囚われてしまいます。

小鹿田ののぼり釜です。

器のつくりては、祈りのこめて、粘土をこね、ろくろを回しているとおもいます。、江戸時代の曹洞宗の鈴木正三の「日用徳目」の勤勉の思想につながるものであり、私が提唱している働き方の原点であります。

柳宗悦の言葉を借りれば「無心な嬰児の心に 一物をも有たざる心に、智を誇らざる者に、言葉を慎む者に、清貧を喜ぶ者たちの中に 神が宿るとは如何に不思議な真理であろう。同じ教えがそれ等の器にも活き活き読まれるではないか」と言うことです。

この言葉に魂をうちふるわせた人が棟方志功さんなのです。柳宗悦の「美の法門」という講演を聞いて、抱き合って号泣したそうです。念仏信仰の信者となり、仏教世界を前人未到の美の境地にまで昇華したのです。

みんなで、小鹿田唐臼祭にてお目当てをえらぶ。


私は今、終活支援をさせていただいていますが、市井の人々の人生、そのものがひとつひとつの藝術だと思います。無駄な人生など全くないのです。この世に不公平があり、貧富の差があったとしても、金がすべてはないと思います。ちょっとミニバブルになったら、ロレックスの時計を買い漁る懲りない人達もいますが。

いまこそ真の幸福や、豊かさ、そして生き方と働き方を考えるべきではないでしょうか。秋には東京駒場の日本民藝館に行ってみたい気分になってきました。



2013年5月6日月曜日

皿山・小鹿田に想うⅠ

 おはようございます。
5月2日に「民藝と小鹿田 受け継がれる炎 シンポジューム」が日田市パトリアでありましたが、パネリストにびっくりしましたね。コーディネーターが日田市出身の麻生圭子さん(エッセイスト)で、ほんとうに日田美人。自然な進行でうまいですよね。

パネリストに日本文藝館学芸員の杉山亨司さん、柳宗悦のすべてを知っている人ですね。石井頼子さんは、棟方志功のお孫さんで、知られざる棟方の掘り起こしに力を注いでいます。鷺 珠江さん、河井寛次郎のお孫さんで記念館の学芸員です。濱田琢司さん、濱田庄司のお孫さんで、南山大学の准教授です。よくこれだけのメンバーが揃ったなと思います。関係者に感謝です。しっかりしたお孫さんたちで、おじいちゃん達は、ご浄土で喜んでいるんじゃないかとふと思いました。

受け継がれるということ、このお孫さんたちを見て、聴いていると、祖父の成したことをよく理解し、後世に残していく仕事ができていることに感心しました。これは民藝といわれる小鹿田焼のみならず、全国各地の民衆の藝術が受け継がれていくことと同じだなと思いました。


小鹿田焼の素朴で、しかも品格(古格)があり、凛としたうつわは、この皿山しかできないものだと思っていました。天の恵みであるつち(粘土)と水を、生活のなかで生かし、唐臼とどくろから、携わる人が繰り返し繰り返しのなかで作らていくうつわ(陶器)。言葉では表現できないので、ぜひ足を運んでほしいですね。まとめのキーワードで、「誠実、簡単、健康、自由」を言ったことが印象的でした。

柳宗悦氏は、小石原から20キロの距離を山を越え、歩いて、皿山(小鹿田を)訪れて、驚喜したそうです。柳宗悦氏の著作である「民藝とは何か」、「美の国と民藝」などを読むと、観察力や洞察力、そして哲学や仏教思想の造詣のの深さに驚きます。この人を中心に、バーナードリーチ、河井寛次郎や濱田庄司、そして棟方志功がむすびつき、画期的な芸術の時代をつくったことに惚れ惚れします。それぞれが、ここ、皿山・小鹿田を訪れているのです。70年経って、そのお孫さんたちも小鹿田をおとずれることは、まさに受け継がるものであると思います。

このシンポジュームを聴きながら二人の人を思い出しました。ひとりは寺川さん夫妻です。、私は日田市吹上町で生まれ、父が青果商を営んでいましたので、小学生のころから、寺川泰郎さん宅に、木綿を配達していたこと、寺川さんの風貌、そして優しくほんとうに大和なでしこと言うような清楚な奥さんのお顔をはっきりと覚えています。配達するとお駄賃をくれたからです。この寺川さんは、学者風で厳しい感じで、小鹿田焼を取り扱っているのは知っていましたが、柳宗悦さんと日本民藝協会にたいへんかかわっていたことは知りませんでした。寺川さんが居なければ、小鹿田焼も全国に流布されることはなかったかもしれません。もう寺川夫妻もいません。


もうひとり、日田高校の友達で、黒木武雄君がいました。弓道部で、頭のいい、精悍な顔をした奴で、小鹿田の窯元の次男でしたが、大学時代に隣の人がガス爆発をお越し、その後遺症で亡くなったのです(享年25歳)。友達とご実家にお悔やみに行ったことを覚えています。生きていれば、いい仕事をした人物です。涙が出る、残念。黒木君、君が生まれたときから聴き続けたきた唐臼の音が今の皿山に鳴り響いているよ。


今回の小鹿田焼唐臼祭(3日・4日)で手に入れた「うつわ」です。丼鉢の大きさですが、自分としてはうどんでもらーめんでも、牛丼でもこれで食べようと思っています。いいでしょう。全国の皆さん、今はネットでも買えます。でも、いちど大分県日田市源町の小鹿田に来てみませんか。

明日は、柳宗悦さんの仏教思想について、書いてみます。乞うご期待。



2013年5月2日木曜日

ロングトレイルー自然と歴史とロマンのまちー天ケ瀬

 おはようございます。
ロングトレイルという言葉をしっていますか。日経が今年のトレンドキーワードでトップに挙げた言葉です。ロングトレイルとは、自然や文化を楽しむながら、山や街道を長距離歩く旅のことです。ですので自然や史跡や名所を楽しむことができるし、その地域のグルメや温泉も楽しむことができるのです。日本ロングトレイル協議会が各地に候補をあげていますので、ネットでみてください。大分県では、国東半島峰道トレイルが今年の秋からスタートするそうです。

昨日、日田市天ケ瀬町の天ケ瀬六瀑のうち、行ってなかった山伏の滝、楓葉の滝、夕日の滝を探検に行きました。楓葉の滝と夕日の滝は、秘境の滝のようですね。ただ夕日の滝は、途中まで行ったら農作業しているおばちゃんからその格好でいくんと言われ、次回の挑戦としました。再度、桜滝に行きましたが、ほんとうにいのちがよみがえるパワースポットだと確信しました。


桜滝の正面、岩場に座り、瞑想。全身、氣を浴びる。最近若返った気がします。

桜滝の真向いの、生い茂る苔と草木。神韻縹渺たる精気。


静かに座り、瞑想していると、中村天風先生のプラナヤマ(活力吸収法)の誦句が浮かんで来ました。

「神韻縹渺たるこの大宇宙の精気の中には、我等人間の生命エネルギーを力づける

活力なるものが、隈なく遍満存在して居る。

今私は プラナヤマ法と称する特殊なる密法を行い

この活力を、五臓六腑は勿論 四肢の末端に至るまで、

深甚なる感謝をもって 思う存分吸収しよう。」  公益財団法人天風会「天風誦句集」より


郷土史家であった故福本英城さんが「記紀が伝える邪馬台国」(芸文堂)を書いていましたが、高天原は天ケ瀬のことではないかと思っています。つまり地名からいえば、符合する高塚・天ケ瀬・馬原ですね。そしてダンワラ遺跡から出土した皇帝しか持てなかった「漢金銀錯嵌珠竜文鉄鏡と金錯鉄帯鈎」(東京国立博物館所蔵)こそ、卑弥呼の鏡であり、天照大御神こそ卑弥呼なのだと推理してみると歴史ロマンがあるでしょう。

それから、天瀬駅前の「あまがえる」に行き、女将の斉藤久美子さんからいろいろな話を聞いてみて、天瀬町はロングトレイルのコースにしないと勿体ないなと思いました。ここで「あまがせぐるぐるたんけんMAP」をもらいましたが、さとう瑠璃さんの書いた「天の川ものがたり」にびっくりたまげ、感動しました。

パワースポット天ケ瀬六瀑、天ケ瀬温泉共同露天風呂と足湯巡り、顕徳坊尊・高塚地蔵尊・藪不動尊(九州最古の霊場)巡礼などでも一泊二日はかかる。(歩くのですよ。)これは日田市全体でも、咸宜園・日隈月隈星隈・竜体山コース、陶器の郷小鹿田焼きのコース、渡神岳・普賢岳・釈迦岳・御前岳コースなどすごい財産があります。みんなで日本ロングトレイルに登録しましょう。

今日は、14時からパトリアで「民藝と小鹿田 受け継がれる炎」シンポジュームに行き、明日(3日・4日)からの小鹿田第9回唐臼祭に行きます。皆さんも行きませんか。