おはようございます。
今年から8月11日は、山の日です。小生は10月で数えの66歳で2009年から百貨店協会で提唱した緑寿(ろくじゅ)を迎えます。山の日と緑寿、山と言えば緑ですから、今年は記念すべき年でしょうか?
人生観を考えるときに、孔子の言った「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」を思い出すのですが、どうも現実には六十からがそれぞれ違うみたいですね。
「六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」は、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなったという意味ですが、世の一部の老人達は、ちょっと違うみたいですね。特に、俗にいう世の先生や会長と言われる方々ですね。
孔子の言葉より、一般的には「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。」の言葉のほうが、性に合っているみたいですね。60、70は働き盛りでいたいんでしょうね。でも働き方を変えて、部下や後継者の育成のためとか、人のためになる働き方をしたいものです。
お元気なことはいいことですが、これが会社や議会にいつまでも居座って、権力を行使すると、とんだ害をもたらす老害を起こし、もっとも醜悪な人たちは、老獪といい、様々な経験を積んで、悪だくみをするんですよね。
さて、長生きの秘訣のゴール設定として、還暦の60歳、緑寿の65歳、古希の70歳、喜寿の77歳、傘寿の80歳、米寿の88歳、卒寿の89歳、白寿の98歳、百寿の99歳が参考になると思うんです。
世の中で価値のない生き方などあろうはずがありません。だから、偉くなろうが、金持ちになろうが、そんなことより、まわりの人を幸せにする生き方をすべきだと思うのです。むしろ、「無為自然」に生きることではないでしょうか。特に緑寿を迎えますので、自己主張は控えて、まわりの皆さんに耳を傾ける自然な生き方をしたいと思います。
自然に生かされている、ありのままに生きる、生きているそのことに感謝する、そんな生き方で、百寿を迎えることができたら、それこそ天寿を全うしたと言えるでしょう。それでは、読者の皆さんが、いつまでも健康で、長生きできますようにお祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。
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