2017年8月7日月曜日

「森の祈り人」~祈りは届いた~

 おはようございます。
 先月の5日、6日に北部豪雨によって甚大な被害を被った福岡県朝倉地区や東峰村そして大分県日田市の市民にとっては、台風5号の接近は、不安と恐怖にさいなまれることになりました。
 
しかし、多くの市民の皆さんが、台風が来ないことを祈り、再度の被害がないように祈ったことが台風の進路を変えたことは事実です。
 
私たちは、物質ばかりに目を奪われていますが、神仏や宇宙や大自然などの目に見えないものへ畏敬の心を持って、純粋に、素直に祈るとき、その祈りは必ず聞き届けられるのです。
 
人類史上、多くの祈り人が出て来られましたが、もっとも偉大な祈り人そのものであったのが、お釈迦様(仏陀)イエス様(キリスト)だと思います。

それは、尊敬の対象であり、模範とすべき人です。ではお釈迦様やイエス様はなにに対して祈っていたのでしょうか?。

仏教では、毘盧遮那仏(大日如来)、キリスト教では、ヤハフェと言われていますが、わたしは、「大いなる方」と言っています。

そうです。宗教(団体)、宗派を超えて純粋な祈りの対象は、天地宇宙に存在し、偏在する神仏すべてであり、神仏は世界の人にとっては、同一であり、普遍的な存在と言えましょう。

祈りは、食事をするがごとく、息をするがごとく、いつでも、どこでも、静かに祈るのです。祈りは人の目につくところでこれ見よがしにするものではなく、あなたの静かなところへ入って、神と語らうものです。

もし、近くに森があれば、そこで静かに手を合わせる、そのような祈りを私たちの祖先は、古代よりしてきたのです。そのような名も知れない人々を「森の祈り人」と言います。

それでは、皆様の安全とご健康をお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月。

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別府総合研究所
「天地人の運命鑑定」の禅月庵  徳温禅月
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