2015年7月31日金曜日

宿命と運命~密教宿曜占星鑑定とは~


  おはようございます。
世界の成功哲学といわれるもののほとんどを読んできましたが、それぞれに一長一短があります。人は皆、経済的に豊かになりたい、健康でありたい、長生きしたい、幸福でありたいと願っています。

しかし、豊かさの度合いも、幸福のあり方もわかっていないのが現実ではないでしょうか。もっとも大事なことは分際を知ることではないでしょうか。分際とはなにか、ある意味では、宿命と言ってもいいと思いますが、いつ、どこで、誰と誰を両親にして生まれたか、など変えることはできません。つまり、いつ、どこで、誰から生まれたかは宿命です。

その宿命によって、わたしたちの性格・性質や能力さえも影響されているとしたら、それを知ったうえで、夢を持ち、努力すれば、運命は開かれ、成功に満ちた人生を送ることができると思います。それが分際を知っているからこそ、他人との比較ではなく、自分の夢を、なすべきことを実現できるのです。

私が、仏教を学び、宿曜経および宿曜占星法を勉強してきていなっかたら、大分県日田市のもっとも星空が美しく見える月出山岳(かんとうだけ)に、安政4年に建てられた門外不出の宿曜経の碑(宝塔)があり、その意味を解明できることはなかったでしょう。それは宿命ですね。



安政2年におきた安政江戸地震は安政の大地震と言われて、関東一帯に甚大な被害をもたらしました。世情は悪化し、安政5年、大老井伊直助によって、吉田松陰などが斬首された安政の大獄が吹き荒れ、安政7年、桜田門外で井伊直助は、尊皇攘夷派の武士によって殺害されるのです。

このような時代背景の中で、安政4年に幕府直轄地である天領日田で、宿曜経による祈願がなされ、その宝塔が建立されたことは、おそらく代官の命令によって、あるいは許可でなされたことは大きな意義があります。

なぜなら宿曜経では、凶年を読み取りことができ、それを回避する術も持ち合わせていたからです。しかし門外不出と言われた宿曜経がなぜこの地にもたらされたのでしょうか。それは、1801年(享和元)頃から、比叡山天台宗の阿闍梨であった肥後の豪潮律師を当時の代官が招聘していたからです。

豪潮なきあとも、その弟子が天領地日田におとづれ、国家安泰、領民の無病息災などを祈願、祈祷していたと思われます。

またこの宿曜経の宝塔が、月出山岳(かんとうだけ)に建立されたかを推察すると、景行天皇によって命名されたと言われるこの山こそ、月が出る山あり、二十八宿を視ることができ、拝むことができた場所なのです。だからここを二十八宿遥拝所としたのです。

この二十八宿(星)こそ、皆様それぞれの性質、性格、能力、分際を解き明かしているのです。


十二宮(女宮、獅子宮、蟹宮、秤宮、 夫妻宮、蝎宮、牛宮、弓宮、白羊宮、摩宮、瓶宮、魚宮)と二十八宿(昴宿、畢宿、觜宿、参宿、井宿、鬼宿、柳宿、星宿、張宿、翼宿、軫宿、角宿、亢宿、底宿、 房宿、心宿、尾宿、箕宿、斗宿、牛宿、女宿、虚宿、危宿、室宿、壁宿、奎宿、婁宿、胃宿)を知れば、運命を大きく切り開いていくことができます。

これこそ、最強の成功哲学であり、成功聖書であり仏典なのです。「己を知り、敵を知れば百戦危うからずや」と言われている通りです。あなたが何者で、あなたはどんな人と相性がよいのか、悪いのか、そしてあなたの人生で輝く時期は何年かを知っていれば、おのずとあなたは成功への階段を上ることができるのです。

宿曜経および密教宿曜占星鑑定をしてほしい方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。 beppu1717@gmail.com  皆様な人生が充実したものでありますようにお祈りします。南無 合唱礼拝 得温前月。






2015年7月30日木曜日

平成27年7月度「男の厨房」~粒じゃがの炒め煮~

 おはようございます。やっとブログが書けるようになりましたので。お待ちかねの7月「男の厨房」をご紹介します。

本日は、ケークサレ、粒じゃがの炒め煮、さっぱりコールスロー、鶏ひき肉の型蒸し豆腐、野菜のスパイシー甘酢ソテーをみんなで作りました。私たちの担当は、粒じゃがの炒め煮です。

それでは、4人家族を目安にした、レシピをご紹介しましょう。まずは小粒の新じゃが芋を選び、一人3個づつとして、12個を皮のままよく洗います。無農薬で作ったものです。

鶏肉は350gを一口だいに切ります。酒と醤油を大さじ半分で調味料を作り、鶏肉のかけてよくもみこみ、20~30分おいておきます。

ネギを3㎝くらいのぶっきりにし、しょうがは皮をむいて薄切り(1片)にしておきます。中華鍋にサラダ油を熱し、漬け込んだ鶏肉を汁気をふいて強火で炒めます。

焼き色がついたら、ネギとしょうが、そしてじゃが芋を加えて炒めます。

水3カップと酒を加え、煮立ったら中火にして、オシスターソース、しょうゆ(各大さじ2杯)、砂糖(大さじ一杯)、こしょう少々で作ったダシを加え、20分ほど煮込みます。じゃが芋に竹串をしてすっと通ったら、強火にして全体を煮からめて出来上がりです。


ほかのメンバーも頑張っています。




はい、出来上がりました。


みんなで「いただきま~す」。夕食もここで十分です。

今日も楽しい男の料理教室でした。感謝で~す。






2015年7月10日金曜日

心身ともに健康に生きる道

 おはようございます。
 人生に関するノウハウ本が出回っていますが、私達人間が幸福に生きる術はあるのでしょうか。約2500年前、釈迦は、人生の苦悩を乗り越えるために、八正道を提唱しました。人生にはいろんな苦悩がつきまといます。

家庭においては、夫婦の葛藤、親子関係、職場に行けば上司と部下、同僚との関係、地域社会における生活の軋轢など、あげればきりがありません。約2500年前、それらの苦悩に答えたのが、釈迦であり、今日においても、釈迦の残した言葉がどれだけ多くの方を救っていることでしょう。クリスチャンであれば聖書であり、イエスキリストの言葉でしょう。

人生そのものが修行であり、この世にいるかぎり、生きているかぎり、修行は続くと思うのです。それは仏道であり、菩薩道と言う仏になるための修行の道ではないでしょう。悟りは、その道程に過ぎないのです。こころの糧は仏道であり、その道は心を安らげてくれます。

次に人間には生きている限り、他の生きとし生けるものの命をいただかねばなりません。その健全ないのちをいただくのに今日ほど、難しいものはありません。食品は、化学肥料や農薬のまみれ、様々な食品添加物に汚染されているからです。

癌などの病気に罹らないためには、先人が提唱した食養道を身につけなければなりません。身土不二、その土地のものをいただく、身体と土地は一体なのです。無化学肥料・無農薬のものをいただくことです。大自然の循環農法を提唱している百姓道(写真はなずなの会の会報)があります。


春夏秋冬の季節のおりおりに、自然にできるものをいただけば、寒い冬には体を温めてくれ、暑い夏には体を冷やしてくれます。医食同源という言葉あるとおり、食は病を治してくれるのです。現代医学の発達が必ずしも人々を健康にはしていないのは衆知の事実です。

そして、自然に中で生きる、自然と触れ合うことです。大自然は人間を包み込んでくれます。大自然は私たちを癒してくれます。大自然のなかの温泉にはいれば、その効果・効能は倍増します。私のいう温泉道であり、温泉禅です。

私たちは、便利さや速さを追及してきましたが、果たしてそれで本当に幸せになったのでしょうか。もう一度考えて見ましょう。不便というもののなかに、ゆとりがあり、ゆっくりというなかに安らぎがあるのではないでしょうか。


現代文明をいまさら否定することはありません。しかし自然にもどることが必要なのです。それが仏道であり、食養道であり、温泉道なのです。





2015年7月3日金曜日

源泉かけ流しの湯浴み旅~玖珠温泉万年(はね)の湯~

 おはようございます。
 日田方面より210号線を東へと走らせると、玖珠町に入ります。右手に万年山、切株山を見ながら、田植えが終わりすっかり青緑の田んぼ広がっています。まずは、JR北山田駅を過ぎて、右にまがると、三日月の滝があります。

醍醐天皇の御孫姫小松姫の悲恋物語、笛の名手清原正高少納言は、玖珠に左遷され、小松姫が追って、玖珠に来たが、すでに妻をめとっていたのを悲観し、この三日月滝に身を投じたとのことです。「笛竹のひとよの節と知るならば吹くとも風になびかざらまし」と小松女院は歌ったそうです。


さらに玖珠へと車を走らせると、左手に家族湯の野田温泉が見えてきます。二軒隣りくらいの国道より右に入ると、今回探しあてた玖珠温泉「万年(はね)の湯」があります。源泉かけ流しで、熱さがたまらないですね。たぶん夏場は加水が必要でしょう。





入っていきます。なんと、なんと100円、100円を入れて男湯へ。



内湯と露天風呂になっています。
 

合掌し、かけ湯をして、下から綺麗に流します。




最高ですね。内湯が熱かったので、露天風呂でじっくりつかると体の芯まで温まります。

泉質は単純温泉ですが、神経痛、筋肉痛、関節痛と疲労回復に抜群の効能ですね。「万年の湯」は国道からすぐにもかかわらず、地元の人しか知らない隠れ湯です。100円とはとても信じられない源泉かけながしです。感謝感激の湯でした。このようなかけ流し温泉を作ってくれてありがとうございます。