新年明けましておめでとうございます。
昨年の清水寺の漢字は「災」でしたね。さて本年はどうなるのでしょう。
まず、2019年を密教宿曜占星で診てみましょう。密教宿曜占星で年の吉凶を占断する場合、旧暦の5月5日が何曜日にあたるかを診ます。旧暦の5月5日がすべて「星宿」であることも星の不思議な因縁だと言えましょう。
ちなみに2017年は火曜日で朝鮮半島での戦争の危険性がありました。2018年は月曜日で、はしかなどの感染症が流行し、北海道地震が発生しました。これらはすべて口伝されているものです。
2019年は、旧暦の5月5日(新暦6月7日(星宿))が金曜日に当たりますので、不慮の大事故が起こりやすく、多くの人が亡くなったりします。驚天動地の年で、大凶の年と言えましょう。紛争の危険性をはらみ、地震や豪雨などの自然災害が発生します。農作物に多大な被害が出ます。
しかし「陰極まれば陽となる」という言葉がある通り、昴宿(インド名クリチカ)の年です。二十七宿中最高の宿星と言われています。2019年、昴宿の日に生まれた人は、一生を通して大吉となるでしょう。吉祥の宿星であり、もっとも高徳の宿星です。
次にユダヤ4000年のなかで生まれたカバラ数秘術で診てみると、
1,2、3、4、5、6、7、8、9、11、22の数字に意味があるのですが、2019年は、「3」の年です。理想への年。スピチュアルや神秘的なものを求める。宗教、哲学、スピチュアルへの憧憬が高まる年です。
スピチュアルとは何でしょう。スピチュアルとは「霊魂」です。「霊性」の発露の時であり、霊性の向上が問われていると言えましょう。
但し、2019年はアメリカ経済、大暴落の可能性あり。日本経済は順調に推移するがその影響を受ける。天候不順による豪雨災害、地震発生。天地人において年運「3」の月運「4」の月に気をつける。1月と10月。
そして「易経」で診てみると、
万物や事象は、「陰」と「陽」から成り立つという「易経」の思想は、八卦・六十四卦・三百八十四爻で時代を診ます。
本年は、「火風鼎」(かふうてい)の年と出ました。内卦が巽(風)、外卦が離(火)です。鼎(かなえ)は煮炊きの三足鍋。三者鼎立。三者(三国)で時間をかけて協調・協力して安定成就する。天・人・地しかり。咸宜園の広瀬淡窓先生が「義府」で「易経」について書いています。
総合的に診ると、やはり自然災害は避けられない、地球は生きて動いているし、人間が地球を痛めてきたとも言えましょう。このような時代に生き残るのは、「防災意識」の有無です。
まず、自助である「自分の生命(いのち)は自分で守る」という意識を持つことです。そして隣近所がお互いに協力して助け合う共助の精神、さらに国や地方自治体がいかにインフラを整備し、災害を減災していくという公助である政策の実施が必要です。
防災のキーワードも、自助・共助・公助の「3」ですね。いつ、来てもおかしくない災害に備えましょう。
それでは、皆様のご健康とご健勝をお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月。
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天人地の運命鑑定士 徳温禅月