2020年1月2日木曜日

「令和二年を占う」



 新年明けましておめでとうございます。2020年新しい時代が始まりました。

令和二年がどのような年かを占いますと、全体の年運を、まずは密教宿曜占星で診てみましょう。旧暦の五月五日が何曜にあたるかでその年の状況がわかります。旧暦の五月五日は、毎年二十八宿中の「星宿」なのです。星のエネルギーが地球に影響しているのかも知れません。

令和二年は、木曜ですので、「四季順調で万物が熟します。もし、日蝕や月蝕、また地震が起これば、王侯などの貴人、身分のある人に災難があります」。四季が順調とありますので、本来なら農作物も良いのですが、温暖化による異常気象ですので、大型台風などに最大限の注意を払うべきでしょう。

日本では621日に金環日蝕、世界的には1215日に皆既日蝕が、発生しますので、上記の事が起こる確率が高いと言えましょう。天照大御神の岩戸隠れは、日蝕であり、それは死であり、岩戸開きは再生と言えましょう。

また二十八宿では、令和二年は「畢宿」ですので、復旧・復興の年と言えましょう。「田畑を修理し、橋梁や道路工事に投入し、国土を回復させる年です。訴訟や交渉ごとは急がないこと、婚姻には最適の年で、福寿を全うするでしょう。」

次にカバラ数秘術で診ると、2020年は「4」の年です。年運数「4」の年は、世界中に混乱や激動が起こりやすい「不安定」な年です。政治も問題が生じ、経済は停滞し、不況になるでしょう。

また温暖化の手立てができていないため、引き続き異常気象による大型台風や地震による災害が起きる可能性があります。意識を変え、状況をイメージし、避難対策をシュミレーションしておきましょう。

易経では2011年に陰が極まったのですが、「坤為地」の状態から抜け出しています。ここ数年、「地雷復」の兆しが見えて来ています。ひとつには、吉野教授のノーベル受賞のリチュウム電池と、ラグビー日本チームが実証したone-team「さざれ石」です。国歌「君が代」が予言しています。さざれ石の巌=神座(かみくら)(宮崎県日向市大御神社)。

「地雷復」とは、一陽来復です。さらに一歩進んで、「地沢臨」です。令和天皇御即位とローマ教皇の来日。再出発・再成長に入り、これからの展望を臨む年です。しかし「八月に至りて凶あり」と書かれています。多くを失うようなことが来ることを肝に銘じて、展望(予測)しなければなりません。また価値観の転換が求められます。経済重視の考え方から精神面の向上が必要です。また経済と精神との調和が必要な時代です。

2020年代は、まさに生きとし生けるものの共生と融和の時代と言えましょう。すべての民族、宗教、思想をお互いに認めあい、尊重しながら調和して行く「令和の時代」なのです。人類が先人の智慧を活かしながら、ステージアップしなければならない時代です。

 令和二年の、皆様のご健勝とご健康を心よりお祈りします。 
南~無 合掌 徳温禅月

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天人地の運命鑑定士 徳温禅月


2019年2月21日木曜日

阿頼耶識(潜在意識)からのメッセージ


昔、むかし、インドの山奥に

無着と世親という坊さんが居たそうだ。

二人はいつもヨーガをし、座禅を組み、瞑想をしていました。

無着が言いました。

「般若心経に書かれている色と空はどういうこっちゃ」

世親が答えました。

「色即是空、空即是色じゃが」

「色は、現実世界の目に見えるものじゃ」

世親が、では「空とは何ぞや」

しばらく二人は沈思黙考し、二人は同時に

「色が生身の体と意識なら、空は無意識じゃ」と答えました。

「色を作っているのは空という潜在意識じゃ」

「あのヒマラヤの山のように、こころの中に無意識の大きな無限の蔵があるんじゃ」

その蔵をヒマラヤから取って、「アラヤ」と名づけよう。

無着と世親は弟子たちに、

「アラヤを知り、アラヤを使えば、豊かで、楽しい幸福な人生を歩むことができる。」

と教えました。

弟子たちは、夕に朝に、良い言葉を唱え、願望を植え付けました。

弟子たち、一人一人の願望は大きく実ったそうです。


《お知らせ》
春の「天人地の運命鑑定」は、面談の場合は鑑定費用(30分三千縁+10分毎千縁)ですが、遠方の方は、鑑定書をメールでお送りします。鑑定費用は三千縁です。

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運命鑑定士 徳温禅月


2019年1月28日月曜日

「大坂なおみ選手から学ぶ」


 こんにちは!
大坂なおみさんは、2019126日に歴史的な偉業を成し遂げましたね。それはまだプロセスでしかないのかもしれない。

全豪オープンで優勝した試合を、ひとときも休むことなく視ていました。というより応援していたのですが、「別府さんってテニスしてたっけ」と聞かれるが、していません。その前の試合も視ていましたよ。

人間としても、生き方や運命そして心をテーマにしているものとして、見逃せない試合(出来事)なのです。テニス(スポーツ)にも、仕事にも、人生にも共通して流れているものがあるんですよ。

でも、私は優勝するだろうと思っていました。プレイヤーに必要なことは、今の瞬間は何も聞えないことが大事なのです。

彼女は、自分の五感をコントロール術を身につけたなと思ったのは、「音(声)が聞こえてきた」から後ろを振り向き、目を閉じ、こころを静める瞑想をしたのです。それも数秒です。

第2セット、勝とうとする思いで焦りがでてミスとなる。感情がハイテンションになりすぎ、乱れる。

トイレタイムをとる。これが重要ですね。無意識にしているのだろうか?。コートを離れることでリセットできているんですね。おそらく瞑想タイムを取ったとのだと思います。

迎えた第3セットに立ったなおみの表情は別人でしたね。試合後のインタビューで、「すべての感情のスイッチをオフにした」と。彼女のこころは、勝利ではなくテニスボールに集中したのです。

感情に支配されない状態を無念無想と言います。また無我の境地とも言いますね。またひとつのことに集中するとそのほかの音は聴こえません。瞑想をするのはこのことが必要なのです。

彼女は言う「子供の頃からの目標でした」と。彼女の潜在意識になかに、全米、全豪オープンで勝つことは刻印されているんですね。それ以上の目標が刻印されているのかもしれません。これからの大阪なおみ選手が楽しみです。わくわくして来ますね。

それでは、大阪なおみ選手の更なるご活躍と、皆様のご健勝をお祈りしつつ 
南~無 合掌 徳温禅月

お知らせ
2月度「運命学講座」は「運命=人生が好転する方法」というテーマでお話しします。2月20日(水)禅月庵にて、昼の部(13時半~15時)と夜の部(18時半~20時)定員各6名(会費千縁)ですので、お早めに申し込み下さい。fbメッセージかメールでお申込みください。尚、「運命学講座」の出張講義も承ります。

春の「天人地の運命鑑定」は、面談の場合は鑑定費用(30分三千縁+10分毎千縁)ですが、遠方の方は、鑑定書をメールでお送りします。鑑定費用は三千縁です。

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2019年1月18日金曜日

「運命を拓く未来予測」


 おはようございます。
「未来予測」について、内外を問わず、多くの本が出ていますが、参考にして、自分の将来設計に活かしている人、全くそのような本を読まない人、刹那的に生きている人と、様々な人がいますが、人生、生きること、働くこと、生活することに、「未来予測」は必要なものですね。「未来予測」は、運命を拓くこと、好転させることに欠かせませんね。

地球上にあって、今日ほど脅威にさらされて時代はそうないと言えます。21世紀に入って、頻繁に起きている地震、津波、洪水、竜巻、台風などの自然災害が後を絶ちません。自然災害が最も脅威ではないでしょうか。

二番目に、ハイテクノロジーあるいはバイオテクノロジーなどいわゆるテクノロジーの進歩がもたらす脅威ですね。AIやロボットによる生産現場の革新と、生活環境の変化が脅威であり、仕事をするうえのチャンス(機会)でもあるわけです。

三番目が核戦争、世界各地でテロや紛争は頻繁に起きています。銃声は鳴りやまないのが現状です。そして部分的核爆弾の使用がささやかれています。核戦争が起きないという保障はないのです。



これらの諸課題を解決していく人間の知恵が試されている時代だと言えましょう。国内において少子高齢化社会がすでに到来していますし、私達ひとりひとりが社会構造の変化に対応し、日々の生活において解決して行かなくてなりません。

これからは、終身現役で、死ぬまで働く覚悟が必要ですね。当然、年齢に応じた働き方があるのです。たとえば、仕事を大きく2030年毎に変えることも人生百年時代には楽しいかなと思います。

50才までに生活のために働きましょう。70才までにより高度な質的に向上した仕事をしましょう。そして100才までは、人や社会にお役に立つ仕事をしましょう。そういう小生はもうすぐ古希ですが、心身共に全く歳をとっているように感じないのです。

未来予測をして、人生を明るく、元気に生きて、楽しむという意識が大事だと思います。それでは、皆様のご健勝とご健康をお祈ります。南~無 合掌 徳温禅月。


 ご案内

新春「天人地の運命鑑定」28日までにお申込みされた方は、鑑定料がお一人様につき、5千縁が3千縁です。あなたの運命と年運を診ます。

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天人地の運命鑑定士 徳温禅月




2019年1月3日木曜日

「2019年を占う」



 新年明けましておめでとうございます。

昨年の清水寺の漢字は「災」でしたね。さて本年はどうなるのでしょう。

まず、2019年を密教宿曜占星で診てみましょう。密教宿曜占星で年の吉凶を占断する場合、旧暦の55日が何曜日にあたるかを診ます。旧暦の55日がすべて「星宿」であることも星の不思議な因縁だと言えましょう。

ちなみに2017年は火曜日で朝鮮半島での戦争の危険性がありました。2018年は月曜日で、はしかなどの感染症が流行し、北海道地震が発生しました。これらはすべて口伝されているものです。

2019年は、旧暦の55日(新暦67日(星宿))が金曜日に当たりますので、不慮の大事故が起こりやすく、多くの人が亡くなったりします。驚天動地の年で、大凶の年と言えましょう。紛争の危険性をはらみ、地震や豪雨などの自然災害が発生します。農作物に多大な被害が出ます。

しかし「陰極まれば陽となる」という言葉がある通り、昴宿(インド名クリチカ)の年です。二十七宿中最高の宿星と言われています。2019年、昴宿の日に生まれた人は、一生を通して大吉となるでしょう。吉祥の宿星であり、もっとも高徳の宿星です。

次にユダヤ4000年のなかで生まれたカバラ数秘術で診てみると、
1,2、3、4、5、6、7、8、9、11、22の数字に意味があるのですが、2019年は、「3」の年です。理想への年。スピチュアルや神秘的なものを求める。宗教、哲学、スピチュアルへの憧憬が高まる年です。

スピチュアルとは何でしょう。スピチュアルとは「霊魂」です。「霊性」の発露の時であり、霊性の向上が問われていると言えましょう。

但し、2019年はアメリカ経済、大暴落の可能性あり。日本経済は順調に推移するがその影響を受ける。天候不順による豪雨災害、地震発生。天地人において年運「3」の月運「4」の月に気をつける。1月と10月。

そして「易経」で診てみると、
万物や事象は、「陰」と「陽」から成り立つという「易経」の思想は、八卦・六十四卦・三百八十四爻で時代を診ます。

本年は、「火風鼎」(かふうてい)の年と出ました。内卦が巽(風)、外卦が離(火)です。鼎(かなえ)は煮炊きの三足鍋。三者鼎立。三者(三国)で時間をかけて協調・協力して安定成就する。天・人・地しかり。咸宜園の広瀬淡窓先生が「義府」で「易経」について書いています。

総合的に診ると、やはり自然災害は避けられない、地球は生きて動いているし、人間が地球を痛めてきたとも言えましょう。このような時代に生き残るのは、「防災意識」の有無です。

まず、自助である「自分の生命(いのち)は自分で守る」という意識を持つことです。そして隣近所がお互いに協力して助け合う共助の精神、さらに国や地方自治体がいかにインフラを整備し、災害を減災していくという公助である政策の実施が必要です。

防災のキーワードも、自助・共助・公助の「3」ですね。いつ、来てもおかしくない災害に備えましょう。

それでは、皆様のご健康とご健勝をお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月。

ご案内
新春「天人地の運命鑑定」131日までにお申込みされた方は、鑑定料がお一人様につき、5千縁が3千縁です。あなたの運命と年運を診ます。

新春「運命学講座」116日(水)禅月庵にて、定員9名(会費千縁)ですので、お早めに申し込み下さい。fbメッセージかメールでお申込みください。。

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天人地の運命鑑定士 徳温禅月


2018年11月30日金曜日

「運命学講座」10~空海さんの三力偈~


 おはようございます。
空海さんの本を読むたびに、空海さんの偉さと言うのは、いわゆる仏教(密教)を学者のような机上の教えではなく、自ら実践し、実証してきたからだと思います。

いわゆる運がよくなる世界最強の方法は、三密行(身・口・意)の実践行も言うに及ばず、三力偈の実践です。

私達現代人は幸せですよね。もうすでに空海さんによって実証された成功実践哲学を手に入れることができるからです。しかし、ほとんどの人がそれを知らない。空海さんの密教は公開されているのに、知ろうとしない。知る術も持たない。

では、三力偈とは、まず以我功徳力(いがくどくりき)と言って、自分が徳を行う努力をする自力ですね。人や社会のためになることを自ら実践することですね。日々の仕事であれば、一番よろしい。

つぎに、如来加持力(にょらいかじりき)です。目にみえませんが、如来である御仏が私たちのために日々、祈ってくださっています。そして成功へと導いてくださいます。いわゆる他力ですね。

そして、及以法界力(ぎゅういほうかいりき)は、宇宙に、地球に、世界に遍満する力であり、環境であり、それは人間界も含む大きなエネルギーなのです。

この三つが揃った時、すべての事は成就するのです。あなたもやってみませんか。
それでは、皆様のご健勝をお祈りします。南無~ 合掌 徳温禅月

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密教宿曜占星・カバラ数秘術・易経・観相学・風水
天地人の運命鑑定士 徳温禅月



2018年9月8日土曜日

「運命学講座」9~直感力を磨け~


 おはようございます。
直感力、それを人は動物的勘とか、第六感とか言いますが、感性のひとつである、直観力が研ぎ澄まされているか、鈍いかで、運命を大きく左右します。

人を見る目は、観相学を勉強すればおおかたその人物を見抜くことができるのですが、それでも直感力が強い人は、その人の邪悪な心を見抜くことができます。

あるいは、独身女性が、婚活パーティで意中の男性を射止めることができるのは、視た瞬間にピンとくるものがあるものです。いわゆるビィビィと電気が走るように感じるものです。

また、遠出をするようになっているが、なんとなく気が進まない、いわゆる虫の知らせがするんですよね。急がないからと中止したら、大きな交通事故が発生したニュースが流れていたなどあります。

ところが、現代社会は、スマホなどの普及のおかげで、この直感力が劣化していると言えます。感性が鈍っているのです。スマホに頼って、自分の勘を使うことがないため、どんどん勘も働かないようになっていると言えましょう。

では、直観力を取り戻すのはどうすればいいのでしょう。それは瞑想しかないのです。マインドフルネスなど気軽に取り入れられる瞑想法があります。あるいは坐禅もいつでもどこでも行うことができます。

身体をもみほぐし、静かに座り、呼吸に集中します。数息観と言って、こころの中で「ひとつ、ふたつ・・・・とお」と数えながら、丹田に集中し吐く息を長く、吸う息を短くして、深い呼吸をします。

そして心から湧き出る妄想を消去するためにも、ご真言(マントラ)を唱えます。あなたの守り本尊のご真言か、光明真言がいいでしょう。「おんあぼきゃ べ。いろしゃのう まかぼららまに はんどまじんばら はりばたやう~ん」です。

毎日、実行すればあなたの直観力は磨かれ、人に騙されたり、大きな事件・事故に巻き込まれることはないでしょう。

《お知らせ》
「2018秋の運命収穫祭」を開催します。あなたのこれからの運命や運勢、気になっている人との相性、運命好転法を教授します。期間中(1015日まで)は、運命鑑定及び相性診断が五千縁が三千縁です。お気軽に、fbメッセージかメールにてお問合せください。

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