2017年9月1日金曜日

人生を織りなす縦糸と横糸~「運命」と「原因と結果の法則」~

 おはようございます。
人は生まれたときに、宿命を持っています。何年の何月、何日に、父親と母親から、どこに生まれと言うことは歴然としています。その宿命からその人の運命に影響を与えているし、宿命と運命は表裏一体と言えましょう。

運命学を研究して来ましたが、運命には陽と陰、吉と凶が、重なりあっているともいえます。また運命学的に見て、その人がすばらしい宿命のもと、成功する運命であると鑑定しても、必ずしもそうならない場合があります。

また、逆に不幸な境遇に生まれてきても、努力して、宿命を克服し、成功に満ち溢れた豊かな人生を送られているかたもいます。人はそれを開運したとか、強運だとか言います。

でも実は私たちの人生を左右するものに、運命があると同時に、宇宙を貫く「原因と結果の法則」があるのです。この二つこそ人生を織りなす、縦糸と横糸と言えましょう。

「原因と結果の法則」は縁起あるいは因果律とも言われています。良いことをすれはよいことが起きるという善因善果と、悪いことをすれば悪いことが起きるという悪因悪果です。努力した人は報われ、怠けたものは失敗するということです。

また、相性診断をして、たとえ相性が悪いと出ても、お互いを思いやるご夫婦は素晴らしい家庭を築いていますし、相性が良いと出た方でも、二人はいがみ合い、ののしり合い、離婚された方たちもおられます。
ですから、運命よりも「原因と結果の法則」の方が優先しているように思われます。

江戸時代、私の地元である大分県日田市に咸宜園という私塾を開いた廣瀬淡窓という先生がおられます。当時のべ約4千人の塾生が集まりました。日本遺産に認定されています。

淡窓先生は、幼少の頃より体が弱く長生きしないだろうと言われました。人生で三度、瀕死の病気にかかりましたが、75歳の天寿を全うしました。

それは、袁了凡という人を書いた「陰騭録」を言う本に出合うのです。この本こそ、「運命」と「原因と結果の法則」を解き明かしているのです。淡窓先生は、健康になるために善きことをしようと決めて、万善簿という日記をつけ、善きことが万の数になるまで記録していきました。そうするとだんだん健康が保てるようになり、咸宜園を、江戸時代最大の私塾にするのです。

ですから「運命」と「原因と結果の法則」は、表裏一体、人生を織りなす縦糸と横糸であり、運命は変えられるし、開運し良運を招くことができるのです。

それでは皆さんの人生が豊かで幸福なものでありますようにお祈りします。
徳温禅月 合掌。
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別府総合研究所
「天地人の運命鑑定」の禅月庵 徳温禅月




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