2016年3月16日水曜日

観音様を語るⅢ~念彼観音力~

 おはようございます。
観音様は、いつもどこでもご一緒に居てくださり、私達に救いの手を差し伸べてくださいます。観音様の事を書いているお経が観音経ですが、どのようなことが書いているのでしょうか。「般若心経」は悟りのお経、「観音経」は救いのお経とも言われています。


特に「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈」のなかで、「念彼観音力」というお言葉が十三回、出てきます。観音様の力を念じれば、という言葉ですね。この言葉がとっても重要です。

「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈」の「念彼観音力」のところを自由訳(現代訳)してみますと、

「観音様のはたらきを聴きなさい。あらゆるところにおり、観音様の誓いは、深く、未来永劫に至るまで、永遠なのです。多くの御仏に仕え、純粋で大いなる願いをおこしました。


観音様の名前を聴き、そのお姿を見て、心に思って、空しくすごさなければ、あらゆる苦しみはなくなります。火事になっても観音様の力を「念彼観音力」と祈れば、助けだされます。海や川で溺れそうになっても、「念彼観音力」と祈れば、助かります。山に登って滑落しても、「念彼観音力」と祈れば、救い出されます。悪人に襲われても、「念彼観音力」と祈れば、被害を受けません。ストーカーに付け狙われても、「念彼観音力」と祈れば、そのストーカーは、慈悲の心をおこし、悔い改めるでしょう。権力におわれることになっても、「念彼観音力」と祈れば、解決の道が開かかれます。肉体的、精神的な虐待を受けても、「念彼観音力」と祈れば、虐待はなくなります。呪いや毒を盛られることになっても、「念彼観音力」と祈れば、たすかり、その災いは相手におよぶでしょう。悪者や毒蛇にあっても、「念彼観音力」と祈れば、危害をくわえないでしょう。猛獣に襲われそうになっても、「念彼観音力」と祈れば、猛獣は逃げ去りましょう。まむしや蠍が襲いかかろうとしても、「念彼観音力」と祈れば、逃げ去るでしょう。天地が震え、雷が来ても、豪雨がきても、「念彼観音力」と祈れば、過ぎ去るでしょう。


私たちが、困難や苦しみのときでも、すぐれた智慧をもつ観音様の力は、人間界の苦しみを救うでしょう。不思議な力をそなえ、広く智慧をめぐらし、世界のありとあらゆる国に、身をあらわします。


この世の悪道、生老病死の苦しみをすべてなくすでしょう。真実の目、清らかな目、大いなる智慧の目、憐みの目、慈しみの目をそなえた観音様をいつも願い、たえず仰ぎみるのです。穢れのない清らかな光は、智慧の光のようにあらゆる闇を破り、災いや風や火をおさめて、あまねく世を照らしています。」(参考文献「お経禅宗」講談社)

観音様が私たちをどれほど愛してくださっているか。どんなときでもどんなところでも、手を差し伸べておられるのです。いつも「南無観世音菩薩」、「念彼観音力」、「おんあろりきゃそわか」(御真言)と唱えれば、あなたをいつも守ってくれます。それでは、皆様のご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。


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