2014年8月11日月曜日

「がん」の原因

 おはようございます。
がんが生活習慣病と知って、因果応報、因果律からいえば、それは毎日食べる食べ物にあると思いつつ、本を読んで見ると、「がん」というのは、長い年月のなかで、発生し増殖するようなので、今から三十年前の生活を振りかえるとぞっとしますね。

30代前半、たばこは吸い放題、酒はあびるほど飲み、食事は満腹になるくらい食べる、特に油ものが多い、この時からがんの因子は発生し、育ってきたのでしょう。37歳のとき、父を喉頭がんで亡くしました。父は大変苦しんで亡くなったので、その姿を見て、たばこを吸うなと教えてくれたと思い、37歳の時にタバコを止めました。

そして、月日はすぎ、59歳の時、兄を腎臓がんで亡くしました。66歳でした。その年に、私は大腸ポリープが見つかり摘出、検査結果は初期のがんでした。うちはがんの家系で遺伝だと思っていました。しかしよく考えると、それそれ違う臓器にがんが発生しているわけですから、原因はやはり食生活にあったと思います。

父は、お酒好きで喫煙家、兄は甘いもの好きで40代で糖尿病でした。ふたりとも、原因は食生活にあると思います。「食事でがんは防げる」(渡辺昌著光文社)を読んでいたのですが、今度の胆のうがんと大腸がんの因果関係がわかりました。

「日本人の大腸がんが増え続けているのも、食生活の欧米化による悪影響といえます。肉類を食べ、動物性脂肪を大量にとると、それを分解するために胆嚢から胆汁がたくさん分泌されます。胆汁から含まれる胆汁酸が分解された物質には、発がん性が認めれているものがあります。しかも、食物繊維が不足すると便通が悪くなるので、胆汁酸の分解物質が大腸に長時間とどまり、大腸がんを起こしやすくするのです。」「食事でがんは防げる」(渡辺昌著光文社)

現代は、TVCMなどで食欲をたきつけられます。なにごとのほどほどにしなければ、後悔先にたたずです。人間やはり、いかに自制と節制ができるかどうかでしょう。昔の僧侶が長生きしたのは、精進料理しか食べなかったからです。つまり、温野菜料理ですね。

気がついた時が吉日と思って、実行すれば、永らえることができると思う次第です。若いときは、病気になるとは思わない、ました死などまったく意識しないものですが、じつは若い時からの生活、とくに喫煙や食生活(インスタントやスナック菓子)がその後の人生に大きく影響することを知って欲しいと思います。

その意味では、行政のがん予防の学習会をもっと頻繁にしてほしいものです。同時に他人に頼らず、予防医学の知識を高め、長期にわたる健康戦略を保持しないと大変なことになりますよ。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、南~無 合掌 徳温禅月。







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