2015年12月3日木曜日

宿曜占星で見る陰陽師を舞った羽生結弦選手の運勢



 おはようございます。

NHK杯で羽生結弦選手は、まるで安倍晴明が乗り移ったかのように、陰陽師を舞い、世界最高得点のショート106.33点、フリー21607点、合計で322.40点をマークした。世界が驚嘆したと言っていいでしょう。


そしてその演技は、神秘的で、陰陽師とはいったい何なのか、注目をされています。日本では映画やTVで、陰陽師「安倍晴明」をほとんどの方が見ているのでどんな職業で、どんな人かフィクションの中でわかっているでしょう。


平安時代、国の吉凶を視、悪霊を払う陰陽道があり、陰陽師によって行われましたが、天皇が空海さんを重用するにつれ、密教の宿曜道が高野山や比叡山の僧によって、人物の鑑定、年時日の吉凶、悪霊払いが行われるようになり、陰陽道と宿曜道が存在したわけです。


陰陽道は、安倍晴明の流れを組む、土御門家によって、江戸・明治へと引き継がれていきますが、宿曜道は一子相伝の口伝のため、宿曜師も少なく、高野山真言宗や比叡山天台宗の密教として、口外されることはありませんでした。


しかし、宿曜経の内容や宿曜道のホロスコープは、陰陽師によって用いられていたようです。源氏物語の中にも宿曜師が登場しますし、竹取物語は宿曜経の影響があります。


今日の話しは、安倍晴明がのり移ったような、羽生結弦選手とどのような星のもとに生まれてきたかを書きたいと思います。1994年(平成6年)127日ですので、二十七宿の中の、魚宮(一足)と瓶宮(三足)に属する室宿です。


瓶宮の原文の中に、「勝彊の事を主る」とあるように、よく鍛え、修行努力するという意味です。魚宮の原文に「富貴忠直なるべし」とあるように、富と気品を備え、忠実で実直だという意味です。その通りですね。


室宿の方は、みかけと心情は、まったく相反する人です。気弱そうに見えても精神面は強く、へこたりません。ですから、目標設定をしたら、何が何でも達成しようと超人的な努力をしますし、類にない集中力をもっています。ですから自信家でもありますのが、「正直律儀なる」と書いてある通り、誠実です。しかし人をはねのけて奪い取るところもあります。羽生選手はアスリートですからそのくらいの根性を持っていないとチャンピオンにはなれないでしょう。


彼の年運は、平成27年と平成28年は絶好調ですね。平成29年と30年は火曜星、計都星に入るため、病気や怪我に気をつけたほうがいいですね。グランプリファイナルも優勝でしょう。ファンの一人として応援していますよ。


それでは羽生結弦選手のさらなる優勝とご活躍、そして皆様のご健勝をお祈りしつつ 南無 合掌礼拝 徳温禅月。


個人相談及び経営相談について

宿曜経を用いて皆様の運命、人間関係を占星鑑定し、個人相談にお答えします。結婚・離婚問題、嫁姑・親子関係、職場内の人間関係、子供さんの教育と進路などの個人相談は、一件につき志納として三千円を納めていただいております。


また経営者の方は、あなたの運勢と今後の事業実施の時期と可能性と、組織の人事構成など宿曜経に基づいてアドバイスします。経営相談は、一件につき、志納として三万円を納めていただいております。

まずは、相談内容や詳細について、メールにてお問い合わせください。


別府総合研究所・禅月庵 徳温禅月 HP:http://www.beppusoken.com

メールアドレス:beppu1717@gmail.com





 

2015年12月2日水曜日

幸せに生きるには


おはようございます。

人は誰しも幸せを求めているし、今幸せな人もいつ不幸や災難に見舞われることの一抹の不安を持っています。
 

幸せと言っても、経済的に幸せか、精神的に幸せか、仕事はうまく行っているか、家庭は円満か、子供たちは成長しているかなど数えあげればきりがありませんが、やはり、実感として全体的に幸せでありたいと誰しも望んでいるわけです。


ではどうすれば、自分の運命を切り開き、充実した幸福な人生を歩むことができるのでしょうか。それにはまずは、自分自身をよく知ることです。自分の性格などわかっているようですが、自分の本性がわかっている方はほんのわずかです。


ましてや他人の性格、性質そして本性なるものがわかっていれば、性格の違いといって離婚することはないでしょう。でも恋は盲目と言って、恋をしているときは、相手の欠点すらよく見えるものです。ですから勢いで結婚した方々のなかには離婚する方が多いのも否定できませんね。


むしろ、お見合い結婚のほうがうまく行っている方々が多いのもうなずけるわけです。人生で結婚ほど重大なものはありません。なぜなら結婚したら四六時中一緒にいるし、子供を産み、一緒に育てなければなりません。


退職後も夫あるいは奥様とうまく行くことが、生涯の伴侶を得て、安心して来世へと旅立つことができるからです。


世の中には、星占いやタロット占い、手相や姓名判断など多くの占いの類が流布されていますが、人々が幸せになるためにそれらと運命学を勉強してきましたが、因果の法則と縁起を説いた仏教の中に宿曜経なるお経があり、宿曜経こそ人間の本性や、年時日の吉凶を言い当てたものはないと確信するに至りました。


弘法大師空海さんは、804年に唐(中国)にわたり、密教を直伝され、多くの法典や法具を日本に持ち帰りました。その中に「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」なるお経を御請来されました。



三人寄れば文殊の智慧とお聞きになったことがあると思いますが、智慧の仏と言われた文殊師利菩薩が釈迦牟尼仏から伝授されたものと言われていますが、凡夫(人間)は道理がわからないので、教えてあげようと言って伝えられたものです。


さてあなたは、自分の力と知識だけで生きていきますか。文殊師利菩薩の智慧をいただきますか。自分の能力だけで生きていると思って調子のいい時は傲慢不遜になり、人生や経営で失敗した方々を多く見てきました。


さて、人生を豊かに、幸せに生きていくには、謙虚であること、少欲知足であること、人のためにできることをすること、悪に染まらず正しい行いをすることではないでしょうか。


仏教はそんな生き方を教えてくれます。それでは皆様の人生が、充実したものでありますようにお祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。


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2015年11月27日金曜日

四種類の人生~闇から闇へ、闇から光へ、光から闇へ、光から光へ~

おはようございます。
引き続き、青山俊董禅師の法話から気づいたところを書いておりますが、ご興味のある方は先生の本を読んでみると何倍にもなって祝福があると思います。特に「道を求めて」主婦の友社や「道元禅師に学ぶ人生」~典座教訓を読む~NHKライブラリーなどがよいでしょう。


先生は人には四種類の人生を歩む人がおられるとお話ししました。「闇から闇へと歩む人、闇から光へと歩く人、光から闇へと歩く人、光から光へと歩く人」とお話しておりました。

どんな人にも、闇から光へと歩む人生、光から光へと歩む人生を送りたいものです。そのためには、どうすればよいかをお話しされました。同様の箇所が「道を求めて」にありましたので抜粋しましょう。

心の中にアンテナを立てよ
今一つ心して姿勢を整えておきたいことは、法を聞く姿勢、教えを受ける姿勢についてである。お釈迦様は、師に出会い、法を聞く上での心構えを、次の二つの言葉で示されている。

たとえいのちのかぎり 師にかしずくとも 心なきひとは 正法を知らざるべし げに 匙を器につけども 美味を知ること なきがごとし(「法句経」六十四番)

たとえ瞬時の間 師にかしずくとも 心あるひとは たちまちにして 正法をしらん 舌こそ 美味を知るがごとし(「法句経」六十五番)

匙(さじ)はどんなおいしいご馳走をなんどすくっても、ついに味を知ることはできないけれど、舌は瞬時にしてその味を知ることができる。何十年、あるいは一生ともにあっても、ついに出会うことなくして終わってしまう、悲しい師弟や夫婦のありようもある。たった一度でも百年の知己のように感応道交することができる人もいる。要は心の中にアンテナを立てることだ。道という、仏という方向に向けてのアンテナを立て、スイッチを入れることだ。」P202

経営指導や社員教育をしていて、何度言ってもわからない人がいます。でも真剣に聴いている方は、一を知って十を理解できる人もいます。自らがアンテナを立て、スイッチを入れているかどうかです。

弘法大師空海さんが言った物事を成し遂げるには三つの力が必要であることを常々お話ししてきました。三力偈「以我功徳力、如来加持力、及以法界力」です。

まずは徳を積んで自分が努力精進することから出てくる力、次に御仏によって与えられる智慧と導きによる力、そして天地宇宙の法則と人間界の節理からくる力であります。この三つがなければいかなる物事も成就することはありません。つかのまの成功は、泡のごとく消し去ってしまうのです。

私は、闇から闇へと歩む人たちも見てきました。光から闇へと歩む人たちも見てきました。このような人たちも光へと歩むように仏教をお伝えしておりますが、その入り口として弘法大師御請来の宿曜経を研究し、皆様に幸せな人生を送ってほしいがために、密教宿曜占星をしてあげています。

それは天地宇宙の法則と人間界の節理をしらなければ、巡りめく年々の吉凶もわからない、自分の本性すらわからないし、他人のことも理解できず、闇雲に生きて、どん底に落ちていくのです。

すべての方が、豊かで幸せな人生を送っていただきたいと願ってやみません。それでは皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ 南無 合掌礼拝 徳温禅月。

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あんあんしんあん


2015年11月25日水曜日

青山俊董禅師に学ぶⅡ~正師、正しい教えに出会う~


おはようございます。
青山俊董禅師の法話の続きですが、「人間はあれが欲しい、これも欲しいと際限なく求めるが、それはきりがない話しなのです。「世間、福を求むる人 我に過ぎたるはなし」と釈尊のお話しがあるが、人間は欲が突っ張っているから、人生修行をしなればならない。」
 

「川の石も上流ではゴツゴツとした角ばってばかりですが、だんだん下流に流れていくにつれ、かどが取れ丸くなります。人生修行にも時間が必要で、だてに年を重ねるのではないです。人は練られて、練られて大成していく、熟成しなければ味は出てこない」



俊董禅師が、「安心という字を、ふつうはあんしんと読むが、仏教であんじんと読む。いつ死んでも、どこで死んでも大丈夫、どうなっても大丈夫という心境になることが羅漢であります。」とお話ししておりました。



「そのためには、良き師に出会うことが、人生もっとも大事な宝です。最初の出会いは、ご両親で、昔から三つ子の魂百までと言いますが、140億の脳細胞を使っていく土台は、三歳までに出来上がります。おっぱいは体の栄養ですが、赤ちゃんを抱いて向き合って目を見つめながらお乳をあげるのです。この子が明日の人類を救う、明日の世界を救う子になるようにと祈りながら子供を育てるのです。ですから心の栄養でもあるのです。インドで発見されたアマラはカマラは、オオカミに育てられたばっかりに人間に戻ることなくその生涯を終えました。子が親を選ぶことはできない。そのことをしっかり肝に銘じ子供を育てなければなりません。」


「昔から下農は草をつくり、中農は作物をつくり、上農は土をつくると言われている通りです。」法隆寺の大改築を成し遂げた棟梁の西岡常吉さんのお話をされましたが、農業をしている人も、大工をされている方も、自分を磨いてこそ一流と言われる者になれるのです。そのような方には必ずや正師と言われる方がいて、正しい教えをしてくださるのです。



先生の寺へ一人の青年が訪ねてきて、本堂で座禅をしてもよいかとのことだったので、許可をし、その座禅を見たときに、ヨガの座禅だとすぐにわかったそうです。


その青年は、先生と少しお話をしたいというので、話を伺うと、オウム真理教に入り、後悔していることを話し、苦しんでいる信者がいるので、その救出活動をしているとのことでした。その後その青年は、「オウムからの帰還」という本を出し、その本には教祖や教理の問題点を明確に書いているそうです。オウム真理教事件から多くのことを学んだのですから、混沌とした今だからこそこの教訓を活かさなければなりません。


間違った人や間違った教えに触れると、人生を台無しにしてしまいます。宗教や哲学・思想で間違いかどうかは、人間がなれない神仏への信仰があるかどうか、人間教祖を神格化しているかどうかです。人間は神仏にはなれません。そのことを明確にしていないと人間は傲慢になり、自分が成り変わろうとします。それは悟りでもなく、成長でもありません。いつの間にか魂を悪魔に売り渡すことになりかねません。



正しい教え、正しいことを教えてくれる正師に出会うかどうかもまた修行だと思うのです。この辺でお話の続きは次回に書きます。それでは皆様のご健勝をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。








あんあんしんあん

2015年11月24日火曜日

青山俊薫禅師に学ぶⅠ~本耶馬溪羅漢寺での法話~


 おはようございます

還暦を過ぎて、ある約束があり、数回本耶馬溪にある羅漢寺を参詣しました。ある約束とは、山荘無量塔(むらた)を創業した藤林晃司さんから「羅漢寺は違うよ、登ると圧倒される、凄いね、別府さん一緒に上ろうや」と誘われていたのですが、仕事に追われてそのままになっていたのですが、彼が57歳でその生涯を閉じたとき、その約束を思い出したのです。その時はお互いに20代でしたから彼はすでに仏教に目覚めていたからこそ、山荘を無量塔(むらた)と命名したのでしょう。


今回、不思議な出会いで、115日に深耶馬溪に行ったのですが、羅漢寺へは行けず、どうしても気がかりで、再度10日に本耶馬渓羅漢寺に上ったとき、本堂の横に、青山俊薫禅師の法話のご案内のポスターが貼ってあるではないですか。


青山俊董禅師については、東京国際仏教塾の曹洞宗専修コースで、中野東禅禅師よりお聞きし、本を買って読みました。瀬戸内寂聴先生も尊敬していますが、寂聴さんは作家に軸足を置いているなとかんじるのです。青山先生は、仏教そのもの特に禅に生涯をささげているお方ですからほとばしる言葉が少し違うのです。


早速、羅漢寺へ申込みましたところ、参加者が定員になっておりましたが、次期ご住職の太田英華禅師が快く、参上許可してくださいました。羅漢寺の山門までのいくつかの階段を踏みしめながら上ると山門につきます。仁王門で合掌し、さらに上っていきますと、千体地蔵が祀っています。その横に江戸時代、広瀬淡窓先生ともゆかりのある豪潮律師が建立した宝塔があります。合掌礼拝し、山門へと向かいます。古刹にふさわしい石段と山門ですが、写真撮影はできませんの、耶馬溪観光協会の写真をご覧いただけると雰囲気がわかると思います。私はなぜか来るたびに藤林晃司さんの言葉を思い出すのです。


山門で合掌し、さらに上っていくと五百羅漢堂があります。圧倒されますね。釈迦如来様に合掌~礼拝し、私の守本尊である文殊菩薩様に合掌~礼拝です。五百羅漢堂の上に本堂があります。30分前に着きましたが、皆さんご参集しておりました。



本堂に上がり、ご本尊に合掌~礼拝し、席に着き座禅をさせていただきました。青山俊董禅師のご紹介が雲水さんからありましたが、知らない方もおられると思いますので、少し書きますと、



5歳で信州の曹洞宗無量寺に入門し、15歳で得度、愛知専門尼僧堂にて修行。駒澤大学仏教学部・同大学院終了のち、愛知専門尼僧堂に勤務し、昭和51年より堂長。59年正法寺住職を兼務。後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆などで幅広くご活躍、特に茶道や華道を通して、一般の方々へわかりやすい禅の普及に努めています。平成21年曹洞宗大教師、現在曹洞宗師家会長を務めています。」



南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏と皆様と合掌礼拝し、青山俊董禅師が入場し、開演です。御年82歳とのことですが、凛として立席のまま、お話しを始められました。



法話の主題は「仏教・禅文化に親しむ」ですが、メモに書き留めておいたことしか皆様にご紹介できませんが、



「人生とは何か、それは人生とは幸せを求めての旅だと思います。ここにおられる羅漢とは、その意味は無学、絶学、極果(ごくか)の方々であり、無学、絶学とは学ぶことを学びつくしてもう学ぶことはない、極果とは、極めつくした世界です。



幸せを求める旅路といっても何を幸せとするかそれぞれの人生は決まるのです。世の中に人は値打ちのないものにあくせくし、お金を貯める、えらくなる、など求めているが、人は裸で生まれ、裸で去っていく、持って行けるものなどひとつしてない。お金や地位名誉にちっともうらやましくはない。持って行けるとしたら、どんな生き方をしたかだけです。」



人は何のために生まれ、何のために生きているのかと考えるとこの世の人生の中で、羅漢(極め尽くすこと)になること、仏道を歩み、菩薩への修行をさせていただくことだと思います。この心境になるのに60歳の齢を過ぎましたが、人それぞれ、若くして答えを見出す方もおられるし、死ぬ間際に答えを見出す方もおられましょう。あるいは道半ばにして生涯を閉じる方もおられましょう。問題は「何を求めているか」だと思いました。



次回またお話の続きを書きます。それでは皆様のご健勝をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。




     午後00:0000:25

2015年11月19日木曜日

宿曜経・密教宿曜占星で見るヒラリークリントンさんの運勢

 おはようございます。
フランスのパリでの無差別テロ、世界は悪の連鎖に翻弄され、混沌としています。そしてトルコでG20がありましたが、各国のリーダーを見ているとなんとほとんど男性ではないですか。女性ではドイツのメルケル首相と韓国のパククネ大統領と・・・。

いわゆる男系(性)社会にも問題があるんではないかとふと思いました。世界は母系(女性)社会のほうが平和でうまくいくのではと思いつつ、世界のリーダーであるアメリカでは、大統領選に向けて、女性のヒラリークリントンさんが優勢だということですので、彼女の宿星を見たくなりました。

ヒラリークリントンさんは、19471026日生まれで、羊宮に属する婁宿です。羊宮とは、「その神羊のごとし、ゆえに羊宮と名づく、景行ある事を主どる。法として福徳多く、長寿にしてまたよく忍辱なるべし、厨儀を掌るの任に合す」

神羊というのがすごいね、景行ですから政治とも言えます。また幸福で徳があり、長生きすると書いていますし、忍耐力がありそうですね。ご主人の浮気のときも微動だにしませんでしたね。

では、婁宿とは、「技能多く疾病少なく、好んで医法を解し、公務を務め、志をうくることを慎蜜なるに合す。」と書いていますが、技能多くとはタレント性があるとも言えます。医学や法律に精通し、公務いわゆる政治や行政手腕があると言えます。さらに志をもって、人材を徴用し、活用できる、リーダーシップを発揮できると解することができます。まあ、あたっているではないですか。

何よりも女性大統領を誕生させることが、これからのアメリカを、世界を、変革し、平和への道を進むことができるとおもうのは楽観的かな。

ところで、ご主人のビルクリントン元大統領は、1946819日生まれですので、夫妻宮に属する参宿です。夫婦宮とは、「法として妻妾多くの人の愛敬を得るを合す、戸鑰を掌るの任を合す。」婬宮とも言いますが、その通りでしたね。

参宿の人は、エネルギッシュで行動的です。信念を持った行動をします。大統領時代もそうでしたね。婁宿と参宿の関係は、危・成の関係で、友人星ですので、自分にないものを互いに持っているので、惹かれます。お互いに認め合いますので、協力することができます。なんと言っても、奥さんのヒラリーさんがビルを許して耐えたことが、国民から愛され尊敬される由縁かもしれませんね。

ヒラリーさんの運勢を見てみましょう。九曜流年法で見ると、今年69歳ですから火曜星で凶、来年は計都星ですから凶ですが、三・九の秘法で見ると、今年は衰ですので、健康面に気をつけることです。来年は栄ですので、他候補が追い上げてきますが、大統領になる確率は大ですね。運勢は九曜流年法と三・九の秘法の両方を見て判断します。キリスト教であれば、断食して神に祈り悪魔を払うことです。

先日、ハシゴから落ちて肋骨を骨折したMさんにお会いしたら、今年は何から何まで、よくないといったので、運勢を見てあげました。觜宿でしたが、九曜流年法で見ると、日曜星で大吉なのですが、三・九の秘法で見ると、なんと壊ですから、凶で病気や怪我をしたり、運勢が低下していました。来年は成ですから、大吉ですが、近くの真言宗系のお寺にて星供養をしてもらうようにアドバイスしました。

それでは、皆様がますますご健康でご活躍しますようにお祈りしますと共に、世界が平和であるようにお祈りします。南無 合掌礼拝 徳温禅月。


個人相談及び経営相談について

宿曜経を用いて皆様の運命、人間関係を鑑定し、個人相談にお答えします。結婚・離婚問題、嫁姑・親子関係、職場内の人間関係、子供さんの教育と進路などの個人相談は、一件につき志納として三千円を納めていただいております。

また経営者の方は、あなたの運勢と今後の事業実施の時期と可能性と、組織の人事構成など宿曜経に基づいてアドバイスします。経営相談は、一件につき、志納として三万円を納めていただいております。

まずは、相談内容や詳細について、メールにお問い合わせください。

※密教宿曜占星について、多くの著作が流布されていますが、明らかに見当ちがいのものもあります。数冊の占い本(占い師)に迷わされことなく、本物をつかんでいただきたく思っています。

別府総合研究所・禅月庵 徳温禅月 HP:http://www.beppusoken.com

メールアドレス:beppu1717@gmail.com

 

 

 

2015年11月16日月曜日

宿曜経・密教宿曜占星で見るアウンサンスーチーさんの運勢


 おはようございます。
各地でテロが頻発し、世界は混沌とした状況です。そんななか、アウンサンスーチーさんは、永年の軟禁にかかわらず、ミュンマーの民主化をあきらめることなく、その目標が達成されようとしています。彼女のエネルギーはどこから来ているのでしょうか。宿曜経でみてみましょう。


アウンサンスーチーさんは、1945年6月19日生まれですので、秤宮に属する亢宿です。秤宮とは、「宝庫の事を主る。もし人生まれてこの宮に属すれば、法として心直くして平生に信敬し、多財なるべし、庫蔵を掌るの任に合す。」


亢宿とは、「この宿に生まれし人、頭首を統領し、弁口能く、財物を経営し、処決を巧みに成す。装束を清め、喫用を愛し、功徳を造りて力を足し、家風を益す。」と原文に書いています。


つまり、財産があり、弁舌が立ち、リーダーシップがあり、善きことを行い、ますます家風はよくなると言っているのですから、まさにその通りでしょう。レジタンス星ですので、悪、不正、欺瞞を許さず、正義のために闘う人です。


内政的には、軍とも協調し、乗り切るでしょう。問題はミャンマー国民の負託に答えるために、中国の経済協力も必要ですし、日本の経済援助も必要なので、外交手腕も問われます。


次に、アウンサンスーチーさんの運勢を見てみましょう。今年は「友」の年で、和解があり、物事が成就します。月曜星ですので名誉な年です。しかし来年は「壊」の年で計都星に入り、波乱含みです。さらに再来年は、火曜星で、軍部との問題もあり、国内でもめますが、民主政権の基礎が出来上がる年です。目を離せませんが、東南アジアの安定のためにも、支援していきましょう。


それでは、ミャンマーが民主国家として、発展しますようにお祈りするとともに、アウンサンスーチーさんのご活躍を心よりお祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。




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