2015年3月25日水曜日

おんせん県おおいた湯めぐり15~驚異の炭酸泉・山里の湯~

 おはようございます。
昨日の湯めぐりの続きですが、九酔渓を上っていくと、夢吊り橋があります。観光目的に作ったわけでしょうから、先見性がありましたね。風光明媚なところですので、気持ちが晴れ晴れしてきます。

ひと休みして、筌の口温泉に向かいます。ガソリンスタンドを過ぎて、すぐ右に入ると「山里の湯」が見えてきます。

まさに山里の農村風景にこころが和みます。

「山里の湯」の茶屋で、入浴料500円をお支払して、いざ、温泉へ。店員の方が親切に説明してくれます。

茶屋の裏手に男湯と女湯があります。

服を脱いで、綺麗にたたんで、浴槽部屋に、合掌し、しっかりかけ湯をします。温度は38度~40度ですので、ぬるめですね。大きな浴槽に5分ほどつかり、小さな浴槽に10分度つかります。

源泉から、炭酸がこうこうとわき出ています。体に、泡がしっかりついて、気持ちがいいです。腕に、背中にたくさんの泡をつきます。

これを三回ほど繰り返します。温泉禅をしながら、体を調え、呼吸を調え、こころを調え、満喫しました。高血圧や動脈硬化症にいいそうです。ですからこれぐらいのぬるめの湯で、ゆっくりつかるのが最適ですね。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。







2015年3月24日火曜日

おんせん県おおいた湯めぐり14~絶品の湯・九酔渓温泉~

 おはようございます。
お天気がいいので、大分県九重町の九酔渓温泉に行って来ました。まずは、JR久大線の豊後中村駅に行って、お地蔵さんを拝んで、上りますが、アクセスは福岡からでしたら210号線を風景を楽しみながら、由布院方面へと行くか、大分自動車道の九重インターでおりればすぐです。

全国で二ヶ所しかない、茅葺き屋根の駅舎です。

九酔渓の断崖絶壁の風景が最高ですね。十三曲がりと言って、ヘアピンカーブを上っていきます。特に紅葉シーズンは、モミ、ツガ、カツラなどの原生林が色づいて大分県屈指の紅葉狩りを楽しめます

ちょうど12時に着きましたのでまずは食事は有名な桂茶屋で地鶏うどんをいただきました。シイタケ漬けがおいしかったので、買いました。

2年目かな、大火事になり全焼しましたが、立派に再建されています。

こんなおばちゃんが迎えてくれます。

この茶屋の裏に、願い札がたくさんかけています。

大自然のなかの「天狗の滝」です。

この裏手に「つれづれの湯」があります。桂茶屋で食事をし、サインをもらうと入浴料500円から200円引きしてもらえます。


いいつくりをしていますね。この薄明かりがなんともいえませんね。まさに狸か天狗が入っていそうな気がします。

お湯は絶品です。泉質はナトリウム炭酸塩素泉質ですね。体が温まります。温泉禅には最適です。運がよくこの日は、独り占めで、まさに貸切です。


かけ湯をしっかりして、湯に入り体をほぐします。そして、胡坐座に座り、体を湯にまかせ、静かに呼吸を調えて行きます。吐く息を長く、吸って、吐きます。呼吸は鼻でしますと自然に腹式呼吸になります。そして流れる湯音に耳を傾け、身も心もひたります。

九酔渓温泉つれづれの湯は、絶品ですね。女性で言えばべっぴんです。秋は特にいいですが、春夏秋冬の表情があり、食べ物も地元産品で最高ですよ。それでは皆様のご健康を祈りつつ 南~無 合掌 徳温禅月。








2015年3月23日月曜日

おんせん県おおいた湯めぐり13~秘湯!玖珠川大鶴温泉~

 おはようございます。
友人から玖珠川沿いに100円の温泉があると聞き、早速行ってみました。玖珠インターを降りて、左にまがり、玖珠川の橋の手前より、川沿いに下っていくと、町のはずれに大鶴温泉100円の電子看板がありました。


看板が出ているので、共同風呂ではないと思いますので、ブログに書きました。素朴な建物ですが、中の温泉は岩風呂で立派なものです。


玄関を開けると、100円を入れると、回転するドアになっています。男湯と女湯があり、いい湯ですね~。

お客さんが多く、中は撮影できませんでしたが、湯は単純温泉で、熱めで掛け流しです。合掌し入らせていただき、静かに温泉禅を楽しみました。「夢想の湯」と言うネーミングがいいですね~。


このタンクの前に駐車場があります。ご近所の方や近隣から入浴に来ているのでしょう。100円でこのような立派な温泉があるのは、ありがたいことです。大鶴温泉を楽しんで、日本のアンデルセン久留島武彦記念館の方に行って見ました。ひな祭りがあっています。


玖珠町は、温泉が豊富で、おそらく掘れば出てくるかもしれませんね。自然は、南に、万年山、切株山を有し、東に日出生台があります。水が清く、土地は肥沃ですので、米作りには最高ですね。また、童話の里と言われ、久留島藩の風情がある歴史あふれる小さな城下町でもあります。


街並みを散策し、一路日田へ。ぜひ一度、童話の里くす温泉郷を楽しんではみてはどうでしょうか。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、南無 合掌 徳温禅月。







2015年3月18日水曜日

おんせん県おおいた湯めぐり12~極上の湯・山荘天水~

 おはようございます。
昨日は、お天気がよくなんと昼間は25度に達していました。久しぶりに、山荘天水さんの露天風呂滝観庵に行ってまいりました。天ヶ瀬駅よりタクシーでも5分くらいです。お風呂に入る前の山荘天水さんのお庭に早春の木漏れ日がさし、おもてなしの心で迎えてくれます。



この門をくぐっていくと足湯があります。まずは足の疲れを取ってあげましょう。
山荘天水の玄関です。

フロントで受付をして、いざ露天風呂滝観庵へ、龍の廻廊を進んでいきます。

はい着きました。露天風呂のある滝観庵。

残念ながら、露天風呂は撮影禁止でしたので、ルールを守りましょう。皆様には山荘天水で検索します素敵なHPで見れますので、ぜひご覧ください。

いつも運がいいのですが、今日も露天風呂を独り占めでした。服を脱ぎ、合掌し滝観湯へ、かけ湯をし、静かに湯につかり、まずはゆっくり体をほぐします。からだにまとう湯の感触を味あい、静かに座禅を組み、体を調え、呼吸を調えます。

そうすると、落水する滝の音が聞こえてきます。滝音に集中し、無心になります。大地自然の湯にひたり、大自然の空気をいただき、そのふところに抱かれると生かされていることに感謝です。ずっとこのまま、湯船に入っていたい、そんな気分にさせられました。温泉禅は最高ですね、感謝!


来た通路の風情、いいですね~。皆様も一度、おんせん県おおいた日田市天瀬町の山荘天水に寄ってみませんか。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ 南無 合掌礼拝 徳温禅月。






2015年3月16日月曜日

第3回光岡史跡探訪菜の花ウォーキングに参加して

 おはようございます。
3月15日小雨降るなか、第3回光岡史跡探訪菜の花ウォーキングに参加しました。このイベントの趣旨は、「日田市光岡地区には豊かな自然と古代から中世期にかけての遺跡や文化財が多く点在しています。早春の光岡の町を歩きながら菜の花に春の訪れを感じ、健康づくりとともに自然や歴史に触れ、私たちの住んでいる光岡の良さを再発見してみませんか。」ということで9時に集合し、ラジオ体操をして約100名の参加者が出発です。


まずは、1331年に後醍醐天皇の勅願によって建立された岳林寺です。


日田市郷土資料館で和尚さんのご説明を聞き、次は、若八幡神社(北友田一丁目)です。創建は911年です。公民館活動の「男の居場所」の皆さんが、ガイドマップを制作し、この日は、ボランティアで説明してくれました。


ここを出て、久大線を渡り、南友田に行くと、酒楽神社があります。938年、大洪水で流れ着いた善神王随信身像を祀ったものです。

次は、玉川町にある黒男様と呼ばれている玉垂神社です。日田郡司大蔵永弘によって871年に建立されたものです。

ここから北に向かって清岸寺町へ、3キロほどひたすら歩きます。国津神社に到着しました。899年建立です。趣がありますね~。

最後は、吹上神社、吹上観音堂です。吹上台地を登っていきます。



吹上観音堂は、この日は開けて見せていただきました。聖観音像、四天王像が祀らています。また周りに三十三体の観音様があります。これを見れたのは、運がいい、感激ですね。

聖観音像は秘仏ですので、みれませんが、そのお姿です。
四天王像です。

三十三体の小観音像が併置されたいます。

頭に乗っているのは、ウサギと思っていましたが、馬で馬頭観音様かな。合掌礼拝。

この周辺には、吹上遺跡や小迫辻原遺跡など古墳時代の集落跡が点在しています。吹上台地を降りて、光岡公民館へ、家から歩いたので、約12キロくらい歩いたかな。よいウォーキングというよりトレイルでした。お世話いただいた皆様に感謝し、皆様方のご健康をお祈りします。南無 合掌 徳温禅月。





2015年3月10日火曜日

遊行の果てに

 おはようございます。
日田市天瀬町に顕徳坊尊という浄玄さんというお坊さんを祀っている社と祠があります。地元の人がなぜ江戸時代中期から今日まで、顕徳坊尊を敬い祀ってきたかを知りたくて、浄玄さんとはどんな人かを聞き、調べて来ました。

米沢藩から来たこと、79歳で天ヶ瀬湯山で息を引き取ったこと、いわゆる法華経を納経する六十六部であることなどから、時代背景を見ると、上杉鷹山の家来(下級武士)であったろうことがわかりました。

金子を持っていたことから、これは、上杉鷹山が藩政改革に尽力した家来に報奨金を与えたことによると思われます。喜寿を迎え77歳ごろから、いわゆる遊行の旅に出たのでしょう。天ケ瀬に来た様子を小説に書いてみました。

「遊行の果てに」には林芙美子文学賞に応募しました。

インド哲学では、人生は、学生期、家住期、林住期、遊行期と言われていますが、最近、人生そのものが遊行の旅なのかも知れないと思っています。人は何のために生まれ、生き、死んで逝くのでしょうか。

人が、肉体と精神と霊魂によっていのちがあるなら、肉体と朽ち果て、精神は思惟ですから消滅しても霊魂はどうなるのでしょうか。神仏のみもとにもどると思って人は幸いでしょう。

ある意味では、人生はその答えを求め、探し続ける旅かもしれません。還暦が過ぎ、古希が来て、喜寿を迎えるころには、その答えを見出したいものです。そろそろ人生の総決算の準備をしなくて生けない年になって来ました。

お互いに人生を振り返った時、よかったと思える日々を過ごしたいものです。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。





2015年3月2日月曜日

おんせん県おおいた湯めぐり11~心温まる塚田温泉~

 おはようごございます。
28日、おひなまつりがあっている日田市天瀬町の塚田温泉に行って来ました。24日NHK大分放送の「しんけん大分~湯ったり出会い旅~」で取り上げられたこともあり、久しぶりに塚田温泉に入りに来ました。

益次郎温泉の湯守の森山二三男さんとご一緒しました。公民館におひなさまを飾っています。

塚田温泉は、塚田公民館の横にあります。

番台のおばちゃんで~す。肌つやが若くてきれいですね~。入浴料は地区外の方は200円です。

塚田温泉は、この地区の方々が掘り当てたものですが、じっくり時間をかけて入ると、体に成分がにじんでくるようです。茶褐色の色は、森の樹や葉の腐葉土がにじんだものでしょう。栄養満点ですね。

まずは、天の恵みと塚田地区の皆様に感謝し、合掌。足からかけ湯をし、しもをよく洗ってから入湯です。いい湯です。温度は40度から42度かな。木漏れ日がそそぎ、春到来の気配を感じます。このまま眠ってしまいたくなります。

塚田温泉で体もこころも温まりまして、近くの別荘の温泉も見せていただきました。退職したら、このような自然環境のよい所へ移住し、余生をおくるのもいいかもしれませんね。

それでは皆様のご健康をお祈りします。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。