おはようございます。
朝、目覚めて今日も無事に起きることができたことに感謝する年齢にさしかかりました。昨日は、創価学会の九州池田記念墓地公園に、天瀬ロングトレイルのお立ち寄り先として、佐藤所長さんに、ご挨拶とお願いに、日田観光協会天瀬支部の大庭支部長さんとお伺いしました。
佐藤所長さんのお人柄に触れ、また天ヶ瀬活性化の妙案をお聴きすることができました。感謝です。九州池田記念墓地公園は、天ヶ瀬湯山の台地の、風光明媚で霊験あらたなるところにあり、現在約3万5千墓あり、それぞれの人生を一生懸命に生きてきた多くの方がお眠りになっています。全部で約4万5千墓になるそうです。施設を1周するのに、約45分間ほどかかります。レストランや記念講堂などもあります。
年間約22万人の方が、お墓参りや法事などのために九州各地から来るそうです。私のような創価学会員ではない人も気軽にお寄りくださいと言っていただきました。感謝です。宗派は別にして行ってみる価値があります。
私が仏教に目覚めた恩師の中に、松原泰道老師がおられます。ウィキペディアによりますと、
「松原 泰道(まつばら たいどう、1907年11月23日 - 2009年7月29日)は、日本の臨済宗の僧侶。東京都港区の龍源寺住職。
東京府生まれ。早稲田大学文学部卒。岐阜県の瑞龍寺で修行したのち、臨済宗妙心寺派教学部長を務める。
1972年出版の「般若心経入門」(祥伝社刊)は記録的ベストセラーとなり、第一次仏教書ブームのきっかけを作った。1989年仏教伝道文化賞受賞。1999年禅文化賞受賞。著書は百冊を超える。
宗派を超えた仏教者の集い「南無の会」前会長。南無の会は1984年に正力松太郎賞を受賞した。
2009年、肺炎のため101歳で死去。」
松原泰道老師の「きょうの杖言葉一日一言」(海竜社)を毎朝読むのが、日課です。今日の10月31日は「陽(日)のくれぬうち」でした。
「日暮れて途(みち)遠し」(老年になっても、まだ目的がはたせないことのたとえ)と、中国の古い歴史書に見えます。私も同じ思いがしますが、人生は途中で終わるの定例です。淋しく受け取る前に「日暮れ」のすばらしい美しさを究めようではありませんか。・・・年齢のいかんに問わず、「今を大事に生きていく」に吸収されます。すなわち「陽(日)のくれぬうち」の一本の杖言葉に織り込めます。」
いくつになっても毎日が初心で、一生を初心の気持ちで一生懸命に生きて行くことが仏道を歩いていく基本ではないかと思います。松原泰道老師の「きょうの杖言葉一日一言」と「般若心経入門」を読んで見ませんか。
それでは皆様が今日一日、ご無事で精一杯、働けますようにお祈りします。合掌 徳温禅月。
2013年10月31日木曜日
2013年10月30日水曜日
終活~お墓はどうするの?~
おはようございます。
九州でも朝晩は冷え込み、九重連山は紅葉が色あざやかになってきました。ところで毎年、何回かお墓参りをしているという人は、全体の何%だと思いますか。読売新聞(2005年)が日本人の意識調査をしたところ、神仏に関わることのうち、なんと一位がお墓参りで79%、二位は初詣70%、三位は仏壇、神棚の礼拝で55%でした。
あたりまえと思う人と意外と思う人に分かれると思います。都会の人と地方の人の違いもあるでしょう。若い人と高齢者の違いもあるでしょう。平均的な数字かもしれませんね。全国で少年の非行率の一番低い県は鹿児島県で、皆さんが小さいお孫さんを連れてお墓参りに行くそうです。子供の頃からお墓参りをしているのです。
このような環境で育った日本航空を再生した京セラ名誉会長の稲盛和夫氏や、先日取り上げた地域を再生した柳谷公民館長の豊重哲郎さんなど多くの方が、人のためになることをしている鹿児島県出身者が多数おられます。
では墓参りという行為の中に何があるのでしょうか。よく宗教は嫌いだが、墓参りはすると言う方もおられますが、どのように礼拝するのでしょうかね。少なくとも仏教と墓参りの意味をよく理解していないとご先祖の供養にならないし、世間体でしているか自己満足だけになってしまいます。
昔から日本では、先祖を敬うことが大切であり、そのことは民俗学として柳田國男さんが、膨大な調査研究で、著書に残している中の「先祖の話」という本で、「すなわち先祖にはその志(子孫を加護し、繁栄をもたらし、また悩み苦しみを救うという志)があり、またその力(実現する)があり、また外部にもこれを可能ならしめる条件が備わっているということを、(人々は)久しい経験によって、いつとなく覚えていた」(「新訂先祖の話」石文社)と書いています。
それは昔の人は、観念ではなく、実体験しているのです。仏教と神道が神仏習合していくのは、神道では人が神になるのです。大宰府天満宮では菅原道真を祀っていますし、仏教では、人は死後三十三年経てば仏(成仏する)となるからです。
つまり霊があり死後、霊は存在し、それは力を持っているということですよね。阿弥陀仏も法蔵という僧が祈願し、阿弥陀如来となって衆生を救ってくださっているのです。(私は霊は如来のみもとにあると思っています。)
「先祖」は、これを祭る子孫に様々な恩恵・恩寵(健全な幸せ)をもたらすという特性があるが、それは先祖の「志」であり、それを実現する「力(霊力)」を持っている、と日本人は信じていたことがわかるのです。(小畠宏允氏石文化研究所所長)
仏陀は、自らの死後のあり方を弟子に。「これは偉大な悟りを開かれたブッダのストゥーバ(仏舎利)であると心に念じると、多くの人々の心は清浄になり、心が清浄になると、死後に身体が壊れた後で、善いところ・天の世界に生れるのである。・・・・ストゥーバをつくって礼拝すべきなのである」(「ブッダ最後の旅」中村元訳岩波文庫)
お墓参りの意味がおわかりいただけたでしょうか。結論はお墓や納骨堂は必要であり、お墓参りをすることは心が清浄になり、生きる力が与えられるのです。東京では約30%の人が、お経も上げず、供養もせずに、直葬という葬儀形態をとっていますが、あとあと問題になることはたしかでしょう。
その背景に、葬祭業社の高額な葬儀料金と寺院の戒名代があるのですから、過度な葬儀を改め、適正な料金に戻ることが必要です。同時にお墓についても同様で、墓苑や墓石業者なども適正価格が問われていますので改善していって欲しいものです。
お墓(納骨堂)の種類の変化してきていますので、それぞれがご事情にあわせてお選びになり、子供さんやお孫さんにお墓参りや先祖供養の意味を教え、同行されることで家内安全で家族に幸福がもたらされるのです。また悪しき戦後教育を見直してもらいたいと思います。
それでは皆様のご多幸を祈念して南~無・・・合掌 徳温禅月。
九州でも朝晩は冷え込み、九重連山は紅葉が色あざやかになってきました。ところで毎年、何回かお墓参りをしているという人は、全体の何%だと思いますか。読売新聞(2005年)が日本人の意識調査をしたところ、神仏に関わることのうち、なんと一位がお墓参りで79%、二位は初詣70%、三位は仏壇、神棚の礼拝で55%でした。
あたりまえと思う人と意外と思う人に分かれると思います。都会の人と地方の人の違いもあるでしょう。若い人と高齢者の違いもあるでしょう。平均的な数字かもしれませんね。全国で少年の非行率の一番低い県は鹿児島県で、皆さんが小さいお孫さんを連れてお墓参りに行くそうです。子供の頃からお墓参りをしているのです。
このような環境で育った日本航空を再生した京セラ名誉会長の稲盛和夫氏や、先日取り上げた地域を再生した柳谷公民館長の豊重哲郎さんなど多くの方が、人のためになることをしている鹿児島県出身者が多数おられます。
地域再生の講演をされいる豊重哲郎さんです。
では墓参りという行為の中に何があるのでしょうか。よく宗教は嫌いだが、墓参りはすると言う方もおられますが、どのように礼拝するのでしょうかね。少なくとも仏教と墓参りの意味をよく理解していないとご先祖の供養にならないし、世間体でしているか自己満足だけになってしまいます。
昔から日本では、先祖を敬うことが大切であり、そのことは民俗学として柳田國男さんが、膨大な調査研究で、著書に残している中の「先祖の話」という本で、「すなわち先祖にはその志(子孫を加護し、繁栄をもたらし、また悩み苦しみを救うという志)があり、またその力(実現する)があり、また外部にもこれを可能ならしめる条件が備わっているということを、(人々は)久しい経験によって、いつとなく覚えていた」(「新訂先祖の話」石文社)と書いています。
それは昔の人は、観念ではなく、実体験しているのです。仏教と神道が神仏習合していくのは、神道では人が神になるのです。大宰府天満宮では菅原道真を祀っていますし、仏教では、人は死後三十三年経てば仏(成仏する)となるからです。
つまり霊があり死後、霊は存在し、それは力を持っているということですよね。阿弥陀仏も法蔵という僧が祈願し、阿弥陀如来となって衆生を救ってくださっているのです。(私は霊は如来のみもとにあると思っています。)
「先祖」は、これを祭る子孫に様々な恩恵・恩寵(健全な幸せ)をもたらすという特性があるが、それは先祖の「志」であり、それを実現する「力(霊力)」を持っている、と日本人は信じていたことがわかるのです。(小畠宏允氏石文化研究所所長)
仏陀は、自らの死後のあり方を弟子に。「これは偉大な悟りを開かれたブッダのストゥーバ(仏舎利)であると心に念じると、多くの人々の心は清浄になり、心が清浄になると、死後に身体が壊れた後で、善いところ・天の世界に生れるのである。・・・・ストゥーバをつくって礼拝すべきなのである」(「ブッダ最後の旅」中村元訳岩波文庫)
お墓参りの意味がおわかりいただけたでしょうか。結論はお墓や納骨堂は必要であり、お墓参りをすることは心が清浄になり、生きる力が与えられるのです。東京では約30%の人が、お経も上げず、供養もせずに、直葬という葬儀形態をとっていますが、あとあと問題になることはたしかでしょう。
その背景に、葬祭業社の高額な葬儀料金と寺院の戒名代があるのですから、過度な葬儀を改め、適正な料金に戻ることが必要です。同時にお墓についても同様で、墓苑や墓石業者なども適正価格が問われていますので改善していって欲しいものです。
お墓(納骨堂)の種類の変化してきていますので、それぞれがご事情にあわせてお選びになり、子供さんやお孫さんにお墓参りや先祖供養の意味を教え、同行されることで家内安全で家族に幸福がもたらされるのです。また悪しき戦後教育を見直してもらいたいと思います。
大分県日田市三隈川河畔の日没
2013年10月29日火曜日
地域再生とはー鹿児島県鹿屋市柳谷に見習うー
おはようございます。
昨日は、PCが故障して往生しましたが、ベスト電器の鶴さんが駆けつけてくださり、直してくれました。感謝です。デジタル時代で、中高年にとって、PCが動かなくなるとどうしてよいかわからないのがほとんどの方だと思います。すぐに動いてくれる人がいると助かります。
ところで先週の26日と27日の大分県日田市日の本町で、日本全国難読山名サミットが開催されました。日田市には、日本難読山ベスト10にはいっている山が二つあります。第一位一尺八寸山、第三位月出山岳ですが、何と読むと思いますか。「みおやま」と「かんとうだけ」です。
地元の有志が、この山を通して、地域の活性化に尽力しているのですが、前日は登山をし、翌日講演会と討論会がありました。大盛況で、小学校の廃校跡地を住民の多目的交流館として使っているのですが、その講堂が満席で座る場もなく住民や市民の方が集まりました。
鹿児島県鹿屋市柳谷という約280人余り(現在304人)の集落を再生した柳谷公民館長の豊重哲郎さんが「地域再生~行政にたよらない感動の地域づくり~」と題して、熱く語りました。豊重さんのことはネットでみればすぐできます。
鹿屋市串良町柳谷公民館
館長 豊重 哲郎
◇プロフィール(略歴・事業内容等)
昭和35年 県立串良商業高等学校卒業。東京都民銀行入社。
昭和46年 Uターンして串良町上小原でうなぎ養殖を始める。
昭和54年 串良町上小原校区公民館長(~平成9年3月)
昭和56年 うなぎ専門店「うなぎの川豊」創業。
昭和60年 民間主導型「串良やったる会」結成。
乎成8年 「うなぎの川豊」閉店と同時に、うなぎのエキス「ヘルプアイ本舗iを創設し現在に至る。
「ヘルプアイ」は独白に開発した健康食品で鹿児島山形屋を初め、有名デパートで好評発売中。
・むらづくり活性化アドバイザー(~平成10年3月)
・柳谷自治公民館長就任(現在に至る)
平成10年~村づくりの達人
◆豊重哲郎氏の生き生きアイデァなど
・むらおこし・・・・・・行政に頼り過ぎない「むら」おこし実践家。
・独自の商品開発・・・・竹の額縁、さといも焼酎、きんかん初恋キャンディーなど足元にある原料で商品開発。
・国際交流・・・・・・・串良国際農園を開園し、農場を地元の青少年と外国人の交流の場に提供。
・やさしい環境整備・・・土着菌を利用して家蓄ふん尿の悪臭防止、生ゴミ搬出ゼロの実施を中心にした地域づくりに集落全体で取り組み、一年後に約124㎡の土着菌センターを完成させた。機械化による量販態勢も確立し、地区外への販売を開始。同時に「お宝歴史館」も開館。(これらは、50日間、延べ300人の集落民労力奉仕により建設された)
・地威の青少年に・・・・高校生クラブの結成や青少年の学ぶ寺子屋、夢と感動をめたに聴けないコンサートなどの活動資金のため1haのカライモ栽培をはじめ、自主性に富んだ青少年の手助けを続ける。
・いきいき伸び伸び・・・柳谷集落民会議を結成し、独居福祉対策老人緊急警報機を設置。
HPより貼り付けしましたが、このプロフィールを読むと何をされたかがわかると思います。講演をきいて、リーダーのあるべき姿がかいま見えました。
①考え方が前向きである。②常に工夫している。③マイナス面をプラス転化している。③人を巻き込んでいる。 ④行政(社会や他人)のせいにしない。⑤自らが粉骨砕身している。ことではないでしょうか。
豊重さんは、会社勤めをし起業しているので、経営感覚が優れています。再生とはあるものからやろうよ、ないものねだりはしない、潜在力を引き出すことが大事ですとお話し、リーダーのあるべき姿を以下のように語っていました。
・企業会計原則(人財、帳簿(数字で語る)、総力戦、納税)
・リーダー不可欠、感動と感謝で人のこころを揺さぶる
・リーダーの親しみやすくて、近づきがたい人(勇気と度胸)
・地域活性化に補欠はいない。
地域が稼ぎ、地域に還元し、地域が潤う方式なのです。豊重さんのお話を聴いて、柳谷方式を取り入れれば、全国の農漁村、限界集落を再生することができると思います。中高年の皆さん、田舎に帰って、いきいき、のびのび、生活しませんか。日本再生の鍵は柳谷にあると思いました。ぜひHPをみてください。
全国の地域おこしの皆さんにエールを贈るとともに、皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたします。合掌 徳温禅月。
昨日は、PCが故障して往生しましたが、ベスト電器の鶴さんが駆けつけてくださり、直してくれました。感謝です。デジタル時代で、中高年にとって、PCが動かなくなるとどうしてよいかわからないのがほとんどの方だと思います。すぐに動いてくれる人がいると助かります。
ところで先週の26日と27日の大分県日田市日の本町で、日本全国難読山名サミットが開催されました。日田市には、日本難読山ベスト10にはいっている山が二つあります。第一位一尺八寸山、第三位月出山岳ですが、何と読むと思いますか。「みおやま」と「かんとうだけ」です。
地元の有志が、この山を通して、地域の活性化に尽力しているのですが、前日は登山をし、翌日講演会と討論会がありました。大盛況で、小学校の廃校跡地を住民の多目的交流館として使っているのですが、その講堂が満席で座る場もなく住民や市民の方が集まりました。
鹿児島県鹿屋市柳谷という約280人余り(現在304人)の集落を再生した柳谷公民館長の豊重哲郎さんが「地域再生~行政にたよらない感動の地域づくり~」と題して、熱く語りました。豊重さんのことはネットでみればすぐできます。
鹿屋市串良町柳谷公民館
館長 豊重 哲郎
◇プロフィール(略歴・事業内容等)
昭和35年 県立串良商業高等学校卒業。東京都民銀行入社。
昭和46年 Uターンして串良町上小原でうなぎ養殖を始める。
昭和54年 串良町上小原校区公民館長(~平成9年3月)
昭和56年 うなぎ専門店「うなぎの川豊」創業。
昭和60年 民間主導型「串良やったる会」結成。
乎成8年 「うなぎの川豊」閉店と同時に、うなぎのエキス「ヘルプアイ本舗iを創設し現在に至る。
「ヘルプアイ」は独白に開発した健康食品で鹿児島山形屋を初め、有名デパートで好評発売中。
・むらづくり活性化アドバイザー(~平成10年3月)
・柳谷自治公民館長就任(現在に至る)
平成10年~村づくりの達人
◆豊重哲郎氏の生き生きアイデァなど
・むらおこし・・・・・・行政に頼り過ぎない「むら」おこし実践家。
・独自の商品開発・・・・竹の額縁、さといも焼酎、きんかん初恋キャンディーなど足元にある原料で商品開発。
・国際交流・・・・・・・串良国際農園を開園し、農場を地元の青少年と外国人の交流の場に提供。
・やさしい環境整備・・・土着菌を利用して家蓄ふん尿の悪臭防止、生ゴミ搬出ゼロの実施を中心にした地域づくりに集落全体で取り組み、一年後に約124㎡の土着菌センターを完成させた。機械化による量販態勢も確立し、地区外への販売を開始。同時に「お宝歴史館」も開館。(これらは、50日間、延べ300人の集落民労力奉仕により建設された)
・地威の青少年に・・・・高校生クラブの結成や青少年の学ぶ寺子屋、夢と感動をめたに聴けないコンサートなどの活動資金のため1haのカライモ栽培をはじめ、自主性に富んだ青少年の手助けを続ける。
・いきいき伸び伸び・・・柳谷集落民会議を結成し、独居福祉対策老人緊急警報機を設置。
HPより貼り付けしましたが、このプロフィールを読むと何をされたかがわかると思います。講演をきいて、リーダーのあるべき姿がかいま見えました。
①考え方が前向きである。②常に工夫している。③マイナス面をプラス転化している。③人を巻き込んでいる。 ④行政(社会や他人)のせいにしない。⑤自らが粉骨砕身している。ことではないでしょうか。
豊重さんは、会社勤めをし起業しているので、経営感覚が優れています。再生とはあるものからやろうよ、ないものねだりはしない、潜在力を引き出すことが大事ですとお話し、リーダーのあるべき姿を以下のように語っていました。
・企業会計原則(人財、帳簿(数字で語る)、総力戦、納税)
・リーダー不可欠、感動と感謝で人のこころを揺さぶる
・リーダーの親しみやすくて、近づきがたい人(勇気と度胸)
・地域活性化に補欠はいない。
地域が稼ぎ、地域に還元し、地域が潤う方式なのです。豊重さんのお話を聴いて、柳谷方式を取り入れれば、全国の農漁村、限界集落を再生することができると思います。中高年の皆さん、田舎に帰って、いきいき、のびのび、生活しませんか。日本再生の鍵は柳谷にあると思いました。ぜひHPをみてください。
全国の地域おこしの皆さんにエールを贈るとともに、皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたします。合掌 徳温禅月。
2013年10月25日金曜日
終活ーペットはどうするのー
おはようございます。
当家には、1年半前まで、ダンクというピンチュアピンシャーが居ました。「ありがとう」という意味ですが、よき友達という関係でした。しかし悪性リンパ種でこの世を去ってしまいました。ペットロス症候群と言いますが、なんとも言えない虚脱感がありますよね。(ブログで「イケメンダンクのひとり言」に詳しく書いています。)
今、息子がニューヨークから帰国したときに、エリックというオカマのペルシャ猫を同伴して来たので、その面倒を私がみていますが、猫は犬ほど愛着はわかないですね。(これは個人的な見解。犬より猫が好きな人もたくさんおられますから)
終活支援活動をするようになってから、動物を大事にするお年寄りが多いことがわかりました。番犬としてあるいは寂しさからイネやネコ、あるいは鳥などの愛玩動物と一緒で暮らしている方が多いし、日本の世帯の約6割がペットを飼っているそうです。(私はペットという呼称に軽さを感じて好きになれません。なぜなら家族の一員だからです。)犬は、人間の5歳の子供ほどの知能があり、約300の言葉を理解するそうです。
本題に入りますと、高齢者がペットを飼うと、そのペットが病気になったり、ケガをしたりすると、動物病院に連れて行ったり、自宅での看病に労力をそそがなければなりません。そして動物も人間とおなじように年をとり高齢化しているのです。病気はしていないが、眼が見えなくなったとか、足腰が弱ってうまく歩けないとか、老いて介護が必要になるのです。いわゆる老々介護をペットにしなければなりません。でもそれが生きがいで元気になった方もたくさんおられます。まずは、自分の年齢を考えて飼う時期を決めたいものです。私は約65歳位までが最後のチャンスかなと思っています。(飼い始めて10年経つと75歳になるからです。)
もし、自分が病気になったら、連れ合いがいますのでお願いしますが、「おひとり様」と言って一人ぐらしの方が全世帯の約3割、65歳以上でおひとりで住んでいる方が約479万人いるのです。自分が病気になったら、誰に頼むのか早めに相談してお願いしておくことが必要です。
次に供養ですが、愛したペットが亡くなったらどうします。遺体を焼却場に持って行きますか。いまどこでもペット葬祭がありますので、ぜひ利用されて供養していただきたいと思います。先方から出向いてくれます。そしてお祈りしてください。
次にその遺骨はどうしますか。今は一緒にお墓にいれる方もおられます。でも自分のお墓もない方は、どうしますか。私は今は、手元においております。6月に一周忌をしました。
60歳をすぎてペットを飼う場合、自分が病気になったら、誰に面倒見てもらうか決めて相談しておくこと、自分が先にあの世に行った時も同様です。ペットを飼うにはエサ代や保険や医療費など費用がかかります。ですので、面倒を見てくれる人には、遺産相続のなかから、その分を多く差し上げるのがいいと思っています。愛するペットも相続してもらうことです。
死んだら何もなくなるなどの考えを持っている人ほどみじめな死に方をするし、生きてるときから生きてることや他人に感謝しないものです。まずは身近な方々に感謝しましょう。生あるものに感謝しましょう。今に感謝しましょう。あの世で神仏にお会いできることに感謝しましょう。
ペットについて「終活読本ソナエ」秋号(産経新聞出版)に詳しく特集していますので読んでみてください。皆様のご健康を祈りつつ・・・合掌 徳温禅月。
当家には、1年半前まで、ダンクというピンチュアピンシャーが居ました。「ありがとう」という意味ですが、よき友達という関係でした。しかし悪性リンパ種でこの世を去ってしまいました。ペットロス症候群と言いますが、なんとも言えない虚脱感がありますよね。(ブログで「イケメンダンクのひとり言」に詳しく書いています。)
今、息子がニューヨークから帰国したときに、エリックというオカマのペルシャ猫を同伴して来たので、その面倒を私がみていますが、猫は犬ほど愛着はわかないですね。(これは個人的な見解。犬より猫が好きな人もたくさんおられますから)
終活支援活動をするようになってから、動物を大事にするお年寄りが多いことがわかりました。番犬としてあるいは寂しさからイネやネコ、あるいは鳥などの愛玩動物と一緒で暮らしている方が多いし、日本の世帯の約6割がペットを飼っているそうです。(私はペットという呼称に軽さを感じて好きになれません。なぜなら家族の一員だからです。)犬は、人間の5歳の子供ほどの知能があり、約300の言葉を理解するそうです。
本題に入りますと、高齢者がペットを飼うと、そのペットが病気になったり、ケガをしたりすると、動物病院に連れて行ったり、自宅での看病に労力をそそがなければなりません。そして動物も人間とおなじように年をとり高齢化しているのです。病気はしていないが、眼が見えなくなったとか、足腰が弱ってうまく歩けないとか、老いて介護が必要になるのです。いわゆる老々介護をペットにしなければなりません。でもそれが生きがいで元気になった方もたくさんおられます。まずは、自分の年齢を考えて飼う時期を決めたいものです。私は約65歳位までが最後のチャンスかなと思っています。(飼い始めて10年経つと75歳になるからです。)
もし、自分が病気になったら、連れ合いがいますのでお願いしますが、「おひとり様」と言って一人ぐらしの方が全世帯の約3割、65歳以上でおひとりで住んでいる方が約479万人いるのです。自分が病気になったら、誰に頼むのか早めに相談してお願いしておくことが必要です。
次に供養ですが、愛したペットが亡くなったらどうします。遺体を焼却場に持って行きますか。いまどこでもペット葬祭がありますので、ぜひ利用されて供養していただきたいと思います。先方から出向いてくれます。そしてお祈りしてください。
次にその遺骨はどうしますか。今は一緒にお墓にいれる方もおられます。でも自分のお墓もない方は、どうしますか。私は今は、手元においております。6月に一周忌をしました。
60歳をすぎてペットを飼う場合、自分が病気になったら、誰に面倒見てもらうか決めて相談しておくこと、自分が先にあの世に行った時も同様です。ペットを飼うにはエサ代や保険や医療費など費用がかかります。ですので、面倒を見てくれる人には、遺産相続のなかから、その分を多く差し上げるのがいいと思っています。愛するペットも相続してもらうことです。
死んだら何もなくなるなどの考えを持っている人ほどみじめな死に方をするし、生きてるときから生きてることや他人に感謝しないものです。まずは身近な方々に感謝しましょう。生あるものに感謝しましょう。今に感謝しましょう。あの世で神仏にお会いできることに感謝しましょう。
ペットについて「終活読本ソナエ」秋号(産経新聞出版)に詳しく特集していますので読んでみてください。皆様のご健康を祈りつつ・・・合掌 徳温禅月。
2013年10月24日木曜日
千の風になって・・・終活
おはようございます。
昨日の日本テレビの「一番ソングショー」で「あなたが選ぶ いま1番聴きたい感動の泣き歌 国民総選挙」で一番になった曲は、秋川雅史さんの「千の風になって」でした。2006年5月にリリースされて7年経っても忘れられない歌というのは本物ですね。
実は「終活読本ソナエ」の秋号はこの秋川雅史さんと「千の風になって」が特集されていたのです。この歌はイギリスで歌われていたそうですが、新井満さんがの日本語詞し、作曲したものです。
「千の風になって」
『私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬にはダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこには私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています
あの 大きな空を 吹きわたっています』
この詩のいいところは、亡くなった方がいつまでも風になって、あなたのそばにいて見守ってくれているのですよと歌っているところです。亡くなった方のことを思い煩う方がいますが、何の心配もいらないのです。神仏のみもとにいるのですから。むしろ残されて思い煩う方が、この歌を聴いていやされるほうが大切です。
先日、西日本新聞でも新井満さんは日本人には風が大好きだと言っています。万葉集の額田王は
「君待つと わが恋ひをれば わが屋戸の すだれ動かし 秋の風吹く」
歌い、宮崎駿監督は「風立ちぬ」、宮沢賢治は「風の又三郎」と日本人にとって風がいつもそばにいるのです。日本人のアミニズム(精霊信仰)的な思考は、失ってはいけないものなのです。秋川雅史さんと新井満さんがこの歌への想いを書いていますので、「終活読本ソナエ」秋号(産経新聞社)を読んでください。
もう4年前になりますが、山荘無量塔の藤林晃司君が亡くなったときに、奥様に彼は湯布院の風になったんだよと言ったことを今でも思い出しますが、かれは大好きな湯布院で風になって、湯布院を遊んでいると思うと風情があるのです。
お墓にいないならお墓参りの必要がないと言う方がいますが、風になるとはいつもあなたのそばにいますよということで、お墓は亡くなられた方と出会う場所であり、「な~む(南無)」と手を合わせるところなのです。
終活の一番大事なことは、次の世界へのこころの準備をすることだと思います。にっこり微笑んであの世へと旅立ちたいと思いませんか。終活カウンセラーがアドザイザーではなく、カウンセラーという呼称の意味は、よりそうところにあるのではないかと思っています。
終活についてご相談されたい方は遠慮なくメールにてお問い合わせください。皆さまのご健康を祈りつつ・・・合掌 徳温禅月。 E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp
昨日の日本テレビの「一番ソングショー」で「あなたが選ぶ いま1番聴きたい感動の泣き歌 国民総選挙」で一番になった曲は、秋川雅史さんの「千の風になって」でした。2006年5月にリリースされて7年経っても忘れられない歌というのは本物ですね。
実は「終活読本ソナエ」の秋号はこの秋川雅史さんと「千の風になって」が特集されていたのです。この歌はイギリスで歌われていたそうですが、新井満さんがの日本語詞し、作曲したものです。
「千の風になって」
『私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬にはダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこには私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています
あの 大きな空を 吹きわたっています』
この詩のいいところは、亡くなった方がいつまでも風になって、あなたのそばにいて見守ってくれているのですよと歌っているところです。亡くなった方のことを思い煩う方がいますが、何の心配もいらないのです。神仏のみもとにいるのですから。むしろ残されて思い煩う方が、この歌を聴いていやされるほうが大切です。
先日、西日本新聞でも新井満さんは日本人には風が大好きだと言っています。万葉集の額田王は
「君待つと わが恋ひをれば わが屋戸の すだれ動かし 秋の風吹く」
歌い、宮崎駿監督は「風立ちぬ」、宮沢賢治は「風の又三郎」と日本人にとって風がいつもそばにいるのです。日本人のアミニズム(精霊信仰)的な思考は、失ってはいけないものなのです。秋川雅史さんと新井満さんがこの歌への想いを書いていますので、「終活読本ソナエ」秋号(産経新聞社)を読んでください。
もう4年前になりますが、山荘無量塔の藤林晃司君が亡くなったときに、奥様に彼は湯布院の風になったんだよと言ったことを今でも思い出しますが、かれは大好きな湯布院で風になって、湯布院を遊んでいると思うと風情があるのです。
お墓にいないならお墓参りの必要がないと言う方がいますが、風になるとはいつもあなたのそばにいますよということで、お墓は亡くなられた方と出会う場所であり、「な~む(南無)」と手を合わせるところなのです。
終活の一番大事なことは、次の世界へのこころの準備をすることだと思います。にっこり微笑んであの世へと旅立ちたいと思いませんか。終活カウンセラーがアドザイザーではなく、カウンセラーという呼称の意味は、よりそうところにあるのではないかと思っています。
終活についてご相談されたい方は遠慮なくメールにてお問い合わせください。皆さまのご健康を祈りつつ・・・合掌 徳温禅月。 E-mail beppu1717@mint.ocn.ne.jp
2013年10月23日水曜日
仏道を歩くⅠー淫らなことをするな、酒を飲むなー
おはようございます。
受戒得度してから、1ヶ月が過ぎようとしています。何が変わったかと言うと、日常の生活を淡々としているのでですが、朝の5時半に起床して、座禅してお経を供える時間が一番爽やかであるのは事実なのです。
葬式に出席するがお経の意味が全く分からないと言われる方が多い。それは仏教者の責任だと思います。今のお葬儀は、ただお経をあげるだけでわからないし、ひいては仏教嫌いになることもゆがめないのです。
私なら、まずお経をあげる前に、お経(仏陀の教え)の意味と生と死について、亡くなった方は、阿弥陀仏のみもとに行くから心配しないで、今、生きている皆さんこそ、亡くなった方に恥じない生き方をするようにお話します。そしてご供養のお経をあげるのです。そのような葬儀に変えるべきだと思いませんか。
受戒得度すると、仏教宗派も同様ですが曹洞宗では、十重禁戒と言って、十の戒めを守らなければなりません。このなかの不邪婬戒と不酤酒戒についてお話ししたいと思います。
いわゆる、淫らなことをするなと酒を飲むなということですね。特に出家して、寺を預かるものが奥さん以外の女性と関係を持つというとは、一般の方でも許されないのに許されるはずがないと思うのです。どうしてもしたければ、僧籍を退き、離婚してからということです。
邪淫を絶つ方法はいつか別の機会にお話したいのですが、真言宗では「文殊滅淫欲我慢陀羅尼」を唱えますが、「南無阿弥陀仏」でいいのです。なぜなら仏が守ってくれるのです。邪淫にひかれたりするのは念仏もお題目もあげていないのです。お経や真言には無限の力があるのです。信じますか。
2番目にいわゆる飲酒ですが、私は受戒得度して、ある会合を最後にお酒を断ちました。極めて快調ですし、夜の読書はできますし、座禅瞑想もできるので、最高ですね。もともとビール一缶程度でしたが、食事をしながら飲むんでいたので眠たくなるんですね。酒を断っても時間通りに寝つきはいいしぐっすり眠れます。一般の方はほどほどに飲めばいいんですよ。但し酒に飲まれたら、人生は終わりです。
人間は寂静なる状態にあることに満足感を覚えることが本来の姿ではないでしょうか。それを酒とかタバコとかにたよらないと落ち着かないとか、イライラするとかいうことがすでにおかしいと言うことに気づかないと、エスカレートすれば薬物や脱法ハーブなどに手を染めることになりかねないのではないでしょうか。
お経の意味が分からない方や、仏教を勉強してみたいと思っている方にまずおすすめしたいのは、財団法人仏教伝道協会が出している「仏教聖典」です。仏教の真髄がまとめられていて、読みやすく、お経の意味も自然とわかってきます。いわゆるキリスト教の聖書のように口語訳されています。文庫本もありますので、すぐに注文してみてください。(下記に書いておきます。)
この仏教伝道協会は株式会社ミツトヨの創業者であります実業家沼田恵範氏が私財を投じて始めたものです。東京町田に立派な協会の会館があります。ここで中野東禅先生の座禅会も開催されていますので、仏教に興味ある方は一度お寄りになってください。
それでは皆様の今日一日が充実した日でありますようにお祈りします。合掌 徳温禅月。
財団法人仏教伝道協会 東京都港区芝4丁目3番14号 電話03-3455-5851
受戒得度してから、1ヶ月が過ぎようとしています。何が変わったかと言うと、日常の生活を淡々としているのでですが、朝の5時半に起床して、座禅してお経を供える時間が一番爽やかであるのは事実なのです。
葬式に出席するがお経の意味が全く分からないと言われる方が多い。それは仏教者の責任だと思います。今のお葬儀は、ただお経をあげるだけでわからないし、ひいては仏教嫌いになることもゆがめないのです。
私なら、まずお経をあげる前に、お経(仏陀の教え)の意味と生と死について、亡くなった方は、阿弥陀仏のみもとに行くから心配しないで、今、生きている皆さんこそ、亡くなった方に恥じない生き方をするようにお話します。そしてご供養のお経をあげるのです。そのような葬儀に変えるべきだと思いませんか。
受戒得度すると、仏教宗派も同様ですが曹洞宗では、十重禁戒と言って、十の戒めを守らなければなりません。このなかの不邪婬戒と不酤酒戒についてお話ししたいと思います。
いわゆる、淫らなことをするなと酒を飲むなということですね。特に出家して、寺を預かるものが奥さん以外の女性と関係を持つというとは、一般の方でも許されないのに許されるはずがないと思うのです。どうしてもしたければ、僧籍を退き、離婚してからということです。
邪淫を絶つ方法はいつか別の機会にお話したいのですが、真言宗では「文殊滅淫欲我慢陀羅尼」を唱えますが、「南無阿弥陀仏」でいいのです。なぜなら仏が守ってくれるのです。邪淫にひかれたりするのは念仏もお題目もあげていないのです。お経や真言には無限の力があるのです。信じますか。
2番目にいわゆる飲酒ですが、私は受戒得度して、ある会合を最後にお酒を断ちました。極めて快調ですし、夜の読書はできますし、座禅瞑想もできるので、最高ですね。もともとビール一缶程度でしたが、食事をしながら飲むんでいたので眠たくなるんですね。酒を断っても時間通りに寝つきはいいしぐっすり眠れます。一般の方はほどほどに飲めばいいんですよ。但し酒に飲まれたら、人生は終わりです。
人間は寂静なる状態にあることに満足感を覚えることが本来の姿ではないでしょうか。それを酒とかタバコとかにたよらないと落ち着かないとか、イライラするとかいうことがすでにおかしいと言うことに気づかないと、エスカレートすれば薬物や脱法ハーブなどに手を染めることになりかねないのではないでしょうか。
お経の意味が分からない方や、仏教を勉強してみたいと思っている方にまずおすすめしたいのは、財団法人仏教伝道協会が出している「仏教聖典」です。仏教の真髄がまとめられていて、読みやすく、お経の意味も自然とわかってきます。いわゆるキリスト教の聖書のように口語訳されています。文庫本もありますので、すぐに注文してみてください。(下記に書いておきます。)
この仏教伝道協会は株式会社ミツトヨの創業者であります実業家沼田恵範氏が私財を投じて始めたものです。東京町田に立派な協会の会館があります。ここで中野東禅先生の座禅会も開催されていますので、仏教に興味ある方は一度お寄りになってください。
それでは皆様の今日一日が充実した日でありますようにお祈りします。合掌 徳温禅月。
財団法人仏教伝道協会 東京都港区芝4丁目3番14号 電話03-3455-5851
2013年10月22日火曜日
大分県無形民俗文化財「本城くにち楽」
おはようございます。
日曜日に、大分県日田市天瀬町の五馬地区に伝わる本城集落の「本城くにち楽}を観に行きました。実はずっと日田市に居て初めて見たのですが、タイムスリップしたような感覚にとらわれる民衆の時代絵巻でもあります。
大分県の無形民俗文化財に指定されているのですが、五穀豊穣、無病息災を願い、村人が総出で、この秋祭りを実施するのです。金凝(かなこり)神社とお仮屋で行われるのですが、「くにち楽」が神社と仮屋で奉納される稚児行列や踊りは独特のものがあります。
この天瀬町五馬地区では本城集落が20・21日、塚田集落が22・23日、出口集落が24・25日、五馬市集落が26・27日と「くにち」が行われ、それぞれの「楽」が奉納されますので見ごたえがあります。
この五馬の里には、古代五馬姫という方がいたとのことですが、天瀬のみなさんの信仰の深さに驚されるような遺跡群があります。いわゆる古神道から仏教に至るまで、民衆の中に信仰が生きていたからこそ、年貢の負担に耐えかねて江戸時代と明治時代に、大規模な一揆をおこしています。そのときの民衆の怒りと神仏のご加護を祈った踊りではないかと思いました。
是非、皆さんも秋祭り「くにち」を観に足を運んでみませんか。また11月2日にはJR天瀬ウォーキング大会もありますよ。私は、帰りにJR久大線天瀬駅前の「あまがえる」でおいしいコーヒーをいただき、「益次郎の湯」につかり、「温泉禅」をさせていただきました。まさにこの世の極楽かもしれません。「楽」は極楽の楽からきているかもと思いつつ。皆様のご健康をお祈りします。合掌 禅月。
日曜日に、大分県日田市天瀬町の五馬地区に伝わる本城集落の「本城くにち楽}を観に行きました。実はずっと日田市に居て初めて見たのですが、タイムスリップしたような感覚にとらわれる民衆の時代絵巻でもあります。
大分県の無形民俗文化財に指定されているのですが、五穀豊穣、無病息災を願い、村人が総出で、この秋祭りを実施するのです。金凝(かなこり)神社とお仮屋で行われるのですが、「くにち楽」が神社と仮屋で奉納される稚児行列や踊りは独特のものがあります。
この天瀬町五馬地区では本城集落が20・21日、塚田集落が22・23日、出口集落が24・25日、五馬市集落が26・27日と「くにち」が行われ、それぞれの「楽」が奉納されますので見ごたえがあります。
この五馬の里には、古代五馬姫という方がいたとのことですが、天瀬のみなさんの信仰の深さに驚されるような遺跡群があります。いわゆる古神道から仏教に至るまで、民衆の中に信仰が生きていたからこそ、年貢の負担に耐えかねて江戸時代と明治時代に、大規模な一揆をおこしています。そのときの民衆の怒りと神仏のご加護を祈った踊りではないかと思いました。
是非、皆さんも秋祭り「くにち」を観に足を運んでみませんか。また11月2日にはJR天瀬ウォーキング大会もありますよ。私は、帰りにJR久大線天瀬駅前の「あまがえる」でおいしいコーヒーをいただき、「益次郎の湯」につかり、「温泉禅」をさせていただきました。まさにこの世の極楽かもしれません。「楽」は極楽の楽からきているかもと思いつつ。皆様のご健康をお祈りします。合掌 禅月。
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