おはようございます。
昨日は、PCが故障して往生しましたが、ベスト電器の鶴さんが駆けつけてくださり、直してくれました。感謝です。デジタル時代で、中高年にとって、PCが動かなくなるとどうしてよいかわからないのがほとんどの方だと思います。すぐに動いてくれる人がいると助かります。
ところで先週の26日と27日の大分県日田市日の本町で、日本全国難読山名サミットが開催されました。日田市には、日本難読山ベスト10にはいっている山が二つあります。第一位一尺八寸山、第三位月出山岳ですが、何と読むと思いますか。「みおやま」と「かんとうだけ」です。
地元の有志が、この山を通して、地域の活性化に尽力しているのですが、前日は登山をし、翌日講演会と討論会がありました。大盛況で、小学校の廃校跡地を住民の多目的交流館として使っているのですが、その講堂が満席で座る場もなく住民や市民の方が集まりました。
鹿児島県鹿屋市柳谷という約280人余り(現在304人)の集落を再生した柳谷公民館長の豊重哲郎さんが「地域再生~行政にたよらない感動の地域づくり~」と題して、熱く語りました。豊重さんのことはネットでみればすぐできます。
鹿屋市串良町柳谷公民館
館長 豊重 哲郎
◇プロフィール(略歴・事業内容等)
昭和35年 県立串良商業高等学校卒業。東京都民銀行入社。
昭和46年 Uターンして串良町上小原でうなぎ養殖を始める。
昭和54年 串良町上小原校区公民館長(~平成9年3月)
昭和56年 うなぎ専門店「うなぎの川豊」創業。
昭和60年 民間主導型「串良やったる会」結成。
乎成8年 「うなぎの川豊」閉店と同時に、うなぎのエキス「ヘルプアイ本舗iを創設し現在に至る。
「ヘルプアイ」は独白に開発した健康食品で鹿児島山形屋を初め、有名デパートで好評発売中。
・むらづくり活性化アドバイザー(~平成10年3月)
・柳谷自治公民館長就任(現在に至る)
平成10年~村づくりの達人
◆豊重哲郎氏の生き生きアイデァなど
・むらおこし・・・・・・行政に頼り過ぎない「むら」おこし実践家。
・独自の商品開発・・・・竹の額縁、さといも焼酎、きんかん初恋キャンディーなど足元にある原料で商品開発。
・国際交流・・・・・・・串良国際農園を開園し、農場を地元の青少年と外国人の交流の場に提供。
・やさしい環境整備・・・土着菌を利用して家蓄ふん尿の悪臭防止、生ゴミ搬出ゼロの実施を中心にした地域づくりに集落全体で取り組み、一年後に約124㎡の土着菌センターを完成させた。機械化による量販態勢も確立し、地区外への販売を開始。同時に「お宝歴史館」も開館。(これらは、50日間、延べ300人の集落民労力奉仕により建設された)
・地威の青少年に・・・・高校生クラブの結成や青少年の学ぶ寺子屋、夢と感動をめたに聴けないコンサートなどの活動資金のため1haのカライモ栽培をはじめ、自主性に富んだ青少年の手助けを続ける。
・いきいき伸び伸び・・・柳谷集落民会議を結成し、独居福祉対策老人緊急警報機を設置。
HPより貼り付けしましたが、このプロフィールを読むと何をされたかがわかると思います。講演をきいて、リーダーのあるべき姿がかいま見えました。
①考え方が前向きである。②常に工夫している。③マイナス面をプラス転化している。③人を巻き込んでいる。 ④行政(社会や他人)のせいにしない。⑤自らが粉骨砕身している。ことではないでしょうか。
豊重さんは、会社勤めをし起業しているので、経営感覚が優れています。再生とはあるものからやろうよ、ないものねだりはしない、潜在力を引き出すことが大事ですとお話し、リーダーのあるべき姿を以下のように語っていました。
・企業会計原則(人財、帳簿(数字で語る)、総力戦、納税)
・リーダー不可欠、感動と感謝で人のこころを揺さぶる
・リーダーの親しみやすくて、近づきがたい人(勇気と度胸)
・地域活性化に補欠はいない。
地域が稼ぎ、地域に還元し、地域が潤う方式なのです。豊重さんのお話を聴いて、柳谷方式を取り入れれば、全国の農漁村、限界集落を再生することができると思います。中高年の皆さん、田舎に帰って、いきいき、のびのび、生活しませんか。日本再生の鍵は柳谷にあると思いました。ぜひHPをみてください。
全国の地域おこしの皆さんにエールを贈るとともに、皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたします。合掌 徳温禅月。
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