おはようございます。
当家には、1年半前まで、ダンクというピンチュアピンシャーが居ました。「ありがとう」という意味ですが、よき友達という関係でした。しかし悪性リンパ種でこの世を去ってしまいました。ペットロス症候群と言いますが、なんとも言えない虚脱感がありますよね。(ブログで「イケメンダンクのひとり言」に詳しく書いています。)
今、息子がニューヨークから帰国したときに、エリックというオカマのペルシャ猫を同伴して来たので、その面倒を私がみていますが、猫は犬ほど愛着はわかないですね。(これは個人的な見解。犬より猫が好きな人もたくさんおられますから)
終活支援活動をするようになってから、動物を大事にするお年寄りが多いことがわかりました。番犬としてあるいは寂しさからイネやネコ、あるいは鳥などの愛玩動物と一緒で暮らしている方が多いし、日本の世帯の約6割がペットを飼っているそうです。(私はペットという呼称に軽さを感じて好きになれません。なぜなら家族の一員だからです。)犬は、人間の5歳の子供ほどの知能があり、約300の言葉を理解するそうです。
本題に入りますと、高齢者がペットを飼うと、そのペットが病気になったり、ケガをしたりすると、動物病院に連れて行ったり、自宅での看病に労力をそそがなければなりません。そして動物も人間とおなじように年をとり高齢化しているのです。病気はしていないが、眼が見えなくなったとか、足腰が弱ってうまく歩けないとか、老いて介護が必要になるのです。いわゆる老々介護をペットにしなければなりません。でもそれが生きがいで元気になった方もたくさんおられます。まずは、自分の年齢を考えて飼う時期を決めたいものです。私は約65歳位までが最後のチャンスかなと思っています。(飼い始めて10年経つと75歳になるからです。)
もし、自分が病気になったら、連れ合いがいますのでお願いしますが、「おひとり様」と言って一人ぐらしの方が全世帯の約3割、65歳以上でおひとりで住んでいる方が約479万人いるのです。自分が病気になったら、誰に頼むのか早めに相談してお願いしておくことが必要です。
次に供養ですが、愛したペットが亡くなったらどうします。遺体を焼却場に持って行きますか。いまどこでもペット葬祭がありますので、ぜひ利用されて供養していただきたいと思います。先方から出向いてくれます。そしてお祈りしてください。
次にその遺骨はどうしますか。今は一緒にお墓にいれる方もおられます。でも自分のお墓もない方は、どうしますか。私は今は、手元においております。6月に一周忌をしました。
60歳をすぎてペットを飼う場合、自分が病気になったら、誰に面倒見てもらうか決めて相談しておくこと、自分が先にあの世に行った時も同様です。ペットを飼うにはエサ代や保険や医療費など費用がかかります。ですので、面倒を見てくれる人には、遺産相続のなかから、その分を多く差し上げるのがいいと思っています。愛するペットも相続してもらうことです。
死んだら何もなくなるなどの考えを持っている人ほどみじめな死に方をするし、生きてるときから生きてることや他人に感謝しないものです。まずは身近な方々に感謝しましょう。生あるものに感謝しましょう。今に感謝しましょう。あの世で神仏にお会いできることに感謝しましょう。
ペットについて「終活読本ソナエ」秋号(産経新聞出版)に詳しく特集していますので読んでみてください。皆様のご健康を祈りつつ・・・合掌 徳温禅月。
0 件のコメント:
コメントを投稿