おはようございます。
引き続き、青山俊董禅師の法話から気づいたところを書いておりますが、ご興味のある方は先生の本を読んでみると何倍にもなって祝福があると思います。特に「道を求めて」主婦の友社や「道元禅師に学ぶ人生」~典座教訓を読む~NHKライブラリーなどがよいでしょう。
先生は人には四種類の人生を歩む人がおられるとお話ししました。「闇から闇へと歩む人、闇から光へと歩く人、光から闇へと歩く人、光から光へと歩く人」とお話しておりました。
どんな人にも、闇から光へと歩む人生、光から光へと歩む人生を送りたいものです。そのためには、どうすればよいかをお話しされました。同様の箇所が「道を求めて」にありましたので抜粋しましょう。
「心の中にアンテナを立てよ
今一つ心して姿勢を整えておきたいことは、法を聞く姿勢、教えを受ける姿勢についてである。お釈迦様は、師に出会い、法を聞く上での心構えを、次の二つの言葉で示されている。
たとえいのちのかぎり 師にかしずくとも 心なきひとは 正法を知らざるべし げに 匙を器につけども 美味を知ること なきがごとし(「法句経」六十四番)
たとえ瞬時の間 師にかしずくとも 心あるひとは たちまちにして 正法をしらん 舌こそ 美味を知るがごとし(「法句経」六十五番)
匙(さじ)はどんなおいしいご馳走をなんどすくっても、ついに味を知ることはできないけれど、舌は瞬時にしてその味を知ることができる。何十年、あるいは一生ともにあっても、ついに出会うことなくして終わってしまう、悲しい師弟や夫婦のありようもある。たった一度でも百年の知己のように感応道交することができる人もいる。要は心の中にアンテナを立てることだ。道という、仏という方向に向けてのアンテナを立て、スイッチを入れることだ。」P202~
経営指導や社員教育をしていて、何度言ってもわからない人がいます。でも真剣に聴いている方は、一を知って十を理解できる人もいます。自らがアンテナを立て、スイッチを入れているかどうかです。
弘法大師空海さんが言った物事を成し遂げるには三つの力が必要であることを常々お話ししてきました。三力偈「以我功徳力、如来加持力、及以法界力」です。
まずは徳を積んで自分が努力精進することから出てくる力、次に御仏によって与えられる智慧と導きによる力、そして天地宇宙の法則と人間界の節理からくる力であります。この三つがなければいかなる物事も成就することはありません。つかのまの成功は、泡のごとく消し去ってしまうのです。
私は、闇から闇へと歩む人たちも見てきました。光から闇へと歩む人たちも見てきました。このような人たちも光へと歩むように仏教をお伝えしておりますが、その入り口として弘法大師御請来の宿曜経を研究し、皆様に幸せな人生を送ってほしいがために、密教宿曜占星をしてあげています。
それは天地宇宙の法則と人間界の節理をしらなければ、巡りめく年々の吉凶もわからない、自分の本性すらわからないし、他人のことも理解できず、闇雲に生きて、どん底に落ちていくのです。
すべての方が、豊かで幸せな人生を送っていただきたいと願ってやみません。それでは皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ 南無 合掌礼拝 徳温禅月。
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