2017年7月5日水曜日

英彦山の参道を歩く


 おはようございます。

 先日、久しぶりに英彦山神宮の奉幣殿に参拝することにしました。僕が好きなのはこの石畳の参道です。

 




一段、一段と踏みしめながら歩くのがいいですね。歩くと言うより登っているのですが、・・・・。
 




右手に江戸時代の天台宗大阿闍梨の宝篋印塔がたたずんでいます。江戸幕府より天台宗修験別格本山に認定され約三百坊もあり、この参道沿いに宿坊が立ち並んでいたことをしのばれます。

 




左手に江戸時代の儒学者・漢学者の広瀬淡窓先生の詩碑があります。


幕末、英彦山の修験道行者たちは、尊王攘夷の倒幕運動に加担して小倉藩より弾圧を受け、明治時代に入ると共に討幕運動していた明治維新政府によって、修験道の廃止という宗教弾圧を受けるのです。




修行のいらない宗教などはないと思うし、人間から修行をとったら欲望のおもむくままに生きるでしょう。




英彦山もまた、栄枯盛衰の影を背負っていますが、その歴史の重みを受け止めながら、参道を歩くのです。現代人にとっては、英彦山をトレッキングし、参拝することが楽しみであり、修行になるのかもしれません。何よりも英彦山の大自然の氣を感じ、吸収することではないでしょうか。

 
奉幣殿に二礼二拍手一礼。


それでは皆様のご健康を心よりお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月。

 

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別府総合研究所

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