おはようございます。
先日、久しぶりに英彦山神宮の奉幣殿に参拝することにしました。僕が好きなのはこの石畳の参道です。
一段、一段と踏みしめながら歩くのがいいですね。歩くと言うより登っているのですが、・・・・。
右手に江戸時代の天台宗大阿闍梨の宝篋印塔がたたずんでいます。江戸幕府より天台宗修験別格本山に認定され約三百坊もあり、この参道沿いに宿坊が立ち並んでいたことをしのばれます。
左手に江戸時代の儒学者・漢学者の広瀬淡窓先生の詩碑があります。
幕末、英彦山の修験道行者たちは、尊王攘夷の倒幕運動に加担して小倉藩より弾圧を受け、明治時代に入ると共に討幕運動していた明治維新政府によって、修験道の廃止という宗教弾圧を受けるのです。
修行のいらない宗教などはないと思うし、人間から修行をとったら欲望のおもむくままに生きるでしょう。
英彦山もまた、栄枯盛衰の影を背負っていますが、その歴史の重みを受け止めながら、参道を歩くのです。現代人にとっては、英彦山をトレッキングし、参拝することが楽しみであり、修行になるのかもしれません。何よりも英彦山の大自然の氣を感じ、吸収することではないでしょうか。
それでは皆様のご健康を心よりお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月。
尚、「運命・運勢」を密教宿曜占星で診断・鑑定して欲しい方は、メールにてお問合わせ下さい。
別府総合研究所
「天地人の運命鑑定」の禅月庵 徳温禅月
0 件のコメント:
コメントを投稿