志(こころざし)とは、崇高なものであり、純粋なものであります。志(こころざし)とは何であり、世界は今、最もこころざしを持った少女を見ています。そうです。パキスタンのマララ・ユスフザイさん(17歳)です。彼女の姿に、志(こころざし)をはっきり見ることができます。
学研マーケティングより出版されています。
ノーベル平和賞受賞記念スピーチが楽しみですね。マララさんが国連でスピーチした勇気ある言葉の中から抜粋してみました。全文はいつでもネットで読めますよ。
「無学、貧困、そしてテロリズムと闘いました。本を手に取り、ペンを握りましょう。それが私たちにとってもっとも強力な武器なのです。
1人の子ども、1人の教師、一冊の本、そして一本のペン、それで世界が変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデユケーション・ファースト(教育を第一に)。ありがとうございました。」
「肌の色、言語、信仰する宗教は問題ではありません。互いに人間として尊重し、尊敬し合うべきです。私たちは子供の権利、女性の権利、あらゆる人権のために闘うべきです。」
「私の志はまったく変わりません。私の希望も、夢もまったく変わっていないのです。」
世界には、小学校すら通えない子供たちが5700万人もいます。また読み書きができない大人たちが7億7400万人もいるのです。この現実を私達日本人は直視しなければなりません。
私の友人が、昨日、市民のことを志民と書いていました。マララさんのように有名な人ではないが、市井には、志(こころざし)をもって、仕事をし、事業を起こし、地域社会や人のために尽力している人がたくさんいますね。まさにこのような人たちと連帯することが世の中を一歩づつ、そして大きく変えることができると思います。
国語辞典には、志とは
㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「―を遂げる」「事、―と異なる」「―を同じくする」「青雲の―を抱く」
㋑心の持ち方。信念。志操。「―を高く保つ」
と書いていますが、志(こころざし)とは、こころの奥深くにある魂からくる情熱であり、信念であると思うのです。すべての思想や行動の始まりは、志(こころざし)なのです。12月は自分の志(こころざし)とはなにかを問いかけるちょうど良い機会です。自分の志(こころざし)に気づいたとき、あなたは大きく飛躍できるのです。合掌 徳温禅月。
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