これから温泉禅をお薦めしたいのですが、温泉に入って座禅をすると、その効果は100倍だと思っています。なぜなら温泉がもつ大自然の効能と、座禅が相乗効果をもたらすからです。温泉禅の説明の前に、温泉についてすこし書いておきましょう。
日本ほど温泉の多い国はないし、日本人は、昔から温泉を生活に取り入れて健康増進に役立てている国民なのです。さて全国一の湧出量を誇るおんせん県おおいたの人間としては温泉を語らないわけにはいかないでしょう。
かんぽの宿日田の100%かけ流し露天風呂
松田忠徳先生の「温泉教授の湯治力」(祥伝社)や「新・日本百名湯」を読んでいるとなるほど納得するのですが、その中で。「国立別府病院長だった高安真一博士は、温泉には、①内分泌または自律神経系統への作用 ②入浴による体内イオンの変化 ③刺激作用ーなどがあり、そのために効果があるのだと明言しています。」
秋田県鹿角市と田沢湖町の境界にある玉川温泉で湯治し、がんから生還した実話が書いていますが、一度秋田まで行ってみたいのです。まあ、近くの温泉にも同様の効能をもつ温泉が多々あると思います。
温泉の効果は絶大なものがあるのは、衆知のとおりですので、まずは、近くの温泉に行かれてゆっくりリラックスして楽しんでくださいね。次回、温泉禅の仕方を書きますので乞うご期待ください。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、南~無 合掌礼拝 徳温禅月。
追加資料として、温泉郷ドットコムより
「温泉にはリラックス効果、温熱効果(保温、体への刺激その他)などさまざまな健康増進作用があります。温泉の効能は、温泉水に含まれる化学成分(カルシウムイオンなど)の薬理作用によるものと、温熱や水圧・浮力といった物理的作用によるものに分けられます。その両者が総合的に体を刺激して、人間が本来持っている自然治癒能力を高めます。
その効果をより確実に得るには、まず自分の体調に合った温泉地を選び、散歩やハイキングのような「運動」を取り入れ、バランスのよい「食事」をとり、美しい風景などの「環境」に触れながら過ごすようにしてください。健康4要素を適切に組み合わせれば、自然治癒能力を効果的に刺激することができます。私たちはこの4つのポイントを踏まえた視点で、みなさまに温泉の良さを知っていただきたいと考えています。」
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