2014年12月9日火曜日

志(こころざし)を持て

 おはようございます。
2015年を前にして、少年、青年、壮年、老年を問わず志(こころざし)を持てといいたい。昨晩、インスピレーションを与えられのです。時代は大きく変わろうとしています。地球は、自然界はその歴史において、人間の力など及ばないエネルギーで清浄化しようとしています。昨今の自然界のおのずとわかるでしょう。人間界は、まだそのことに気づくことなく、ノアの方舟の時代とかわることなく悪に染まっていないかい。

では志(こころざし)とは何でしょうか。それはいわゆる目標ではない。それは精神であり、思想であり、魂なのです。志(こころざし)に気づいたもののみが、世界を切り開くことができます。

起業家の志(こころざし)とは、世のため、人のために、業を起こし、生産につなげ、雇用を促進し、その製品やサービスが人々の生活に寄与するための理念であり思想なのです。金儲けの守銭奴は時代の泡(あぶく)に過ぎない。起業家の志(こころざし)は無私のこころであり、利他のこころなのです。

2011年、ソフトバンクの孫正義は新卒者を前にして、講演した内容の一文をご紹介しましょう。

今年はNHKの「龍馬伝」の放映もあって、坂本龍馬ブームと言っていい状況です。実は私たちソフトバンクのロゴマークは、龍馬が作った海援隊の二本線の旗から生まれました。私たちも、自由な発想力と大胆な実行力で日本を近代国家に導いた龍馬のような「志」を持ちたい、という思いから決まったのですが、日本はまさに当時の幕末のような状態にあり、政治や経済などさまざまな問題により、国全体が活力を失っています。日本をもう一度よみがえらせるためには、龍馬のような高い「志」を持った若者たちが結集し、「この世の中をもう一度活性化させる」という思いを持つことが大切です。」

かって、幕末の志士たちは、列強欧米を見て、日本の将来を憂い、日本はどうあるべきかを考え、日本人が本来持っている不撓不屈の精神を高揚させることで、その指針を明らかにして、決起したのです。

もう少し言うと、ビジネスマン、サラリーマン、自営業者の君はどんな志(こころざし)を持っているんだい。なぜ働くんだい。たとえサラリーマンであっても、世のため人のためにならない仕事に手を染めてはならない。上司に迎合する必要もない。そのような信念を持った人材を、経営者は求めているんです。

今日はここまでとします。次回をお楽しみに!皆様のご健勝をお祈りしつつ。南~無 合掌礼拝 徳温禅月。





0 件のコメント:

コメントを投稿