人生で選択できないのは、どんな両親のもとに生まれたなのかということ以外は、幼少期を除きすべて、自分が選択してきた過程です。
小中学校の義務教育を経て、どんな高校を選ぶのか、進学校か、工業系か、あるいは農業系かは自分がなりたいであろうものに向かって選択しなければならない。
高校や大学を選び、就職するわけですですが、就職するにも、どの会社かを選択しなければならない。選択できなければ、フリーターを余儀なくされる。
次に、よき伴侶の出会いと結婚も選択である。これらの選択を決定づけているものは心構えなのです。構えとは、剣道などをみればわかるとおり、練習を繰り返して、身についた姿勢なのです。
ですから心構えとは、こころの構えですから、習慣化した考え方であるのです。成功という概念をSMI(能力開発の研究所)の創立者でえあるポールJマイヤー氏は、「成功とは価値ある目標を設定し、段階をおって成功することである」と定義しています。
あなたにとっての価値ある目標を持つのも、目標を選択しているのです。起業するのも同様で、その人の心構えで、どのような業態・業種で起業するかが決定されるのです。その意味でいえば、成功は、心構えによるのです。
右に行くか、左に行くか、登るか、くだるか、あなたが選択しなければならない。
心構えは、大きく分けて積極的か、消極的かでありますが、幼少期から培われた考え方の習慣に依拠しているので、どのように育てられたかによる影響も多いのですが、その後の人生で、どんな本を読み、どのような人に触れたかによって大きく変わるのです。
今日の自分の立ち位置は、選択の結果であったことは間違いないのです。であるならその後半生を楽しく、いきいきとした人生を送るのも、健康であるのも選択なのです。
胆のうがんになって、振り返ると、いいかげんな食生活だったと思うし、何をたべるかも結局選択してきたわけですから、これからはがんにならないためには、無化学肥料・無農薬のお米やお野菜を食べるようにしたわけです。当然、肉も食べませんし、アルコールも飲みません。
原因と結果の法則にそえば、選択によって、成功か失敗かを決定づけていると言えるし、選択はその人の心構えによって、判断しているのです。正しい判断力を養うのも、心構えなのです。積極的な心構えがあれば、どんな困難も乗り越えていくことができるのです。
人生が選択の連続であると思えば、よき選択ができるように心構えを調えましょう。判断力を研ぎ澄ましましょう。いのちあるかぎり、前向き積極的に生きようではありませんか。それでは皆様の人生が豊かなものでありますようにと祈りつつ 南無 合掌礼拝 徳温禅月。
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