2015年6月11日木曜日

温泉教授の松田忠徳先生の講演を聴いて

 おはようございます。
昨日、「第11回源泉かけ流し全国温泉サミットin九重宝泉寺温泉郷」にて、松田忠徳教授の講演をお聴きし、かけ流し温泉入浴の必要性をますます、世間に言わなければならないと決意した次第です。

おんせん県おおいた湯めぐりで、大分県下の温泉をご紹介してきましたが、松田先生ほどの使命感があったわけではないですが、以前より松田先生の本を読んでいたので、温泉の効能や価値は十分わかってはいました。

           会場の宝泉寺観光ホテル湯本屋さんです。       

しかし、松田先生の講演を聴いて、魂が揺さぶられる想いがしました。先生は、冒頭で長寿国と言われる日本の高齢者の現状、医療の問題、介護の問題などお話し、健康寿命と平均寿命の差がいわゆる「寝かせきり介護」で、日本が世界一の長寿国と言われることに疑問を呈しました。

全国都道府県別の健康寿命と平均寿命の差異を表した一覧表をみて、大分県人としてがっかりしました。大分県は、47都道府県中、女性が34位(健康寿命73.19歳、平均寿命86.3歳)、男性は39位(健康寿命69.85歳、平均寿命80.06歳)でびっくり。ちなみに東京は女性41位、男性33位でした。

高齢者を除いた国民医療費一人あたりの「高額ランキング」(全国平均31万円)
1、      山口県 383000 2、島根県 380000 3、376000 4、大分県 372000 5、長崎県 369000 6、広島県 368000 と続くのですが、いわゆる過疎県。ここでも大分県は第4位。これは75歳以上の後期高齢者では、福岡県が第一、大分県は第9位でした。

一人当たりの「医療費が多い県」では、1、高知県625000 2、山口県 616000 3、大分県 600000 4、広島県 598000 5、佐賀県 596000 と続く。一番医療費の少ない県は千葉県で401000、一位と47位の差は224000なのです。

              熱く語る松田忠徳教授です。

これは何を物語っているのでしょうか。増大し続ける医療費、さらに寝かせきり介護から抜け出せない、健康な生活はどこかに追いやれているのです。健康な老後とは、欧米がそうであるように、健康寿命と平均寿命の差が3~4年であること、できれば亡くなり寸前まで畑仕事ができたり、1人でも食事、入浴ができている事ではないでしょうか。医科大学が多い大都会では健康寿命は伸ばせないのは、なぜか。治す医療ではなく、手術する医療、薬漬けの医療になってはいないかい。

医学では、癌や血管系の病気の原因は、「活性酸素」にあると言われています。この活性酸素の原因は、・強い紫外線や放射線 ・車の排気ガス、工場の排煙、ダイオキシンなどの環境汚染 ・タバコや過剰な飲食 ・農薬、有名なパラコートなどの除草剤他 ・抗がん剤などの化学合成物質 ・合成保存料や発色剤、漂白剤などの食品添加物 ・濾過・循環風呂の入浴施設に使用されている塩素系薬剤(塩素は動脈硬化のリスクを高めることが確認されている) ・激しいスポーツによる大量の酸素消費 ・強いストレス他

ではどうすればいいのか、活性酸素を還元すればいいのですが、一番いいのが、畳二畳もある皮膚から大自然のミネラルを吸収できる天然掛け流し温泉での入浴なのです。モニター実験データを見せていただきながらご説明していただきました。その効果たるや、絶大なものでした。

  野沢温泉の会長さんの実験、左が市販のミネラル水、右が温泉水。透明になります。

私は、胆のうがん手術後、無農薬玄米食とニンジンジュースの摂取と、温泉入浴を週3回はしてきて、一年後のCT検査で再発・転移していませんでした。おんせん県おおいたの県民として2日に一回(本当は毎日行きたい)は天然かけ流し温泉に行くことに決意を新たにし、このことを広く知らしめようと思います。


松田先生の講演会後、信州野沢温泉の会長さんが、市販ミネラル水と温泉水との還元力を見せてくれましたが、温泉力の凄さにあらためてびっくりしました。今回誘ってくれた天ヶ瀬天龍荘の大庭社長さんに感謝申しあげると共に、松田忠徳先生のご健康とご活躍をお祈りします。 南~無 合掌 徳温禅月






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