前回、宿曜経というものをご紹介しました。27宿というのは、私達人間を分類すると27通りの人たちがいると理解したほうがいいともいます。「九つの性格」~エコグラム~という鈴木秀子先生の本がありましたが、27宿はもっと複雑精微だと言えます。
まず、自分は27宿中の何かを知り、その宿星は潜在意識的にどのような性質、性情、性格を有しているかを知らなければ、己の本質を理解することはできません。同様に、夫婦関係、親子関係、あるいは職場における上司・部下の関係、同僚との関係を円満にするには、相手の宿星を知り、理解することができるのです。これを相性と言います。
ご自分と同じ宿星とは、命の関係、過去生を持つ業の関係、未来生を持つ胎の関係、安懐の関係、栄親の関係、友衰の関係、危成の関係で、相性がわかるのです。特に気をつけなければならない懐の関係です。
密教宿曜占星では、三・九の秘法を使います。次にあなたは宇宙の法則に沿って生かされていることを知らなければなりません。これまでに新聞のお悔やみ欄で、亡くなられて方々の年齢を見ると、大凶である羅喉星、火曜星、計都星の年まわりで亡くなっています。
九曜流年法と言いますが、9年ごとに巡ってきているのです。皆さん、羅喉星の1歳、9歳、19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、82歳、91歳の時に、大病を患ったり、さまざまな問題が生じたりしませんでしたか、あるいは人生の一大転換の時期ではありませんでしたか、またこの年齢でご親族を亡くしていませんか。
そして、私達一人一人、日々の吉凶があるのです。とくに業から始まる栄、衰、安、危、成、壊の1週間は、暗黒の七日間と言って、気をつけて行動しなければなりません。私達現代人は、本来持っている危険を察知する直観力が著しく低下し、その能力が劣化しているのです。
宿曜経・密教宿曜占星について簡便に述べましたが、その領域は非常に奥が深いのです。このブログを見て、密教宿曜占星鑑定を希望される方は、HPの所定の用紙に記入し、送信して下さい。HPはhttp://www.beppusoken.com または、メールアドレスはbeppu1717@gmail/com ご連絡ください。それでは皆様方のご健勝を祈りつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。
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