2015年1月30日金曜日

「男の厨房」H27・1月~フライパンごとクリームコロッケ~

 おはようございます。
本年にはいって初めての男の厨房(料理教室)が昨日、日田市光岡公民館でありました。すこし遅れた新年のご挨拶が、佐々木先生と川浪公民館長よりあり、本日の料理のメニューは、揚げ大根、大根と桜エビのあんかけ、フライパンごとクリームコロッケ、モヤシと豚ひき肉のにぎり揚げ、鶏肉のカレーフライの5品です。

私たちの担当は、「フライパンごとクリームコロッケ」です。かにレシピを紹介しますと、まずは、カニかまを裂いて切ります。タマネギをみじん切りにしておきます。



フライパンにサラダ油を入れて広げ、パン粉を加えて中火にかけ、3分ほどまぜながらキツネ色になるまで炒める。ペーパータオルを敷いた皿に取り出す。

フライパンを綺麗にし、バターを入れて中火にかける。バターが溶けてきたら、たまねぎを加えてしんなりするまで炒め、薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。

牛乳を少しずつ加えながら木べらで軽く混ぜ、火を止める。食べやすく裂いて長さを4分の1にしたカニかまを加えて軽くまぜ、火を止める。パン粉を全体にふりかけて、出来上がりです。


パン粉を全体にふりかけて、出来上がりです。

五品できあがりました。

2時間かかりました。みんなでいただきます。

来週は、豊後高田市にそば打ち修行に行きます。皆様もボケ防止と老後のもしもの一人暮らしのために料理の腕を磨きましょう。それでは皆様のご健康お祈りします。南~無 合掌 礼拝 徳温禅月。


2015年1月27日火曜日

おんせん県おおいた湯めぐり6~天ヶ瀬温泉天龍荘~

 おはようございます。
大分県の豊後三大温泉と言ったら、別府温泉、由布院温泉、天ヶ瀬温泉ですが、温泉はなんとアンケートではランキング1位らしいです。さほど大きくない天ヶ瀬温泉ですが、泉質の違う温泉旅館があり、それぞれに特色があります。

その中でも天ヶ瀬温泉と言ったら、天龍荘を知らない人はいない。温泉教授の松田忠徳先生の「新・日本百名湯」に選ばれた極上湯です。JR天ヶ瀬駅を降りて、左にまがり、旅館街を抜けていくと、天ヶ瀬橋があります。渡ってすぐに、旅館天龍荘があります。

創業が江戸時代からですから、約三百年続く、歴史を感じさせる黒塗りの建物です。大庭龍一社長は16代目ということで、昔からのファンが多いし、最近は若い女性のお客様も多いそうです。



カウンターで洗練された美熟女の女性に、立ち寄り湯(なんと500円安い!)を申し込んで、いざ四階へ、エレベーターをおりて、左へ回廊をあがります。風情がありますね。


ながやん湯と長寿の湯があり、一日ごとの入れ替わります。

今日の男湯は、ながやん湯です。

 岩風呂で、温泉禅にもってこいですね。合掌礼拝、いただきます。かけ湯をすると硫黄のにおいがします。泉質は単純硫黄泉ですね。源泉は74℃ありますが、自然に冷やしているそうです。源泉かけながしのほんものです。

湯につかり、いつものウォーミングアップをし、あぐら座で座り、手は陽迎印で全身で、温泉の氣をいただきます。湯音に耳をすまし、集中すると俗世のことは忘れてしまいます。調身、調息、調心、大自然の恵みに感謝です。

さて、特別に今日の女湯の長寿の湯のほうも写真を撮らせていただきました。

おけ湯と岩風呂です。

もうひとう岩風呂があります。

飲めます。胃腸によくて便秘が治るそうです。温泉の効能は、筋肉痛、関節痛、火傷、切り傷にいいそうです。

天龍荘の湯は最高ですし、建物も歴史と文化が感じられ、二、三日泊まってゆっくりしたくなりました。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、南~無 合掌礼拝 徳温禅月。






2015年1月23日金曜日

おんせん県おおいた湯めぐり5~日田三隈川温泉かんぽの宿日田~

 おはようございます。
全国にかんぽの宿がありますが、ここの湯が一番いいのではと思っています。但し私は他のかんぽの宿を行ったことはないのですが・・・。日田インターを下りて、右に曲がり、玉川バイパスを南へ向かうと、右手にデルソーレというパチンコ店が見えてきます。

国道386号線(通称サンパウロ)との交差点を通りすぎていくと、元気の駅があります。橋を渡り、すぐ右にまがり500mほど進むと、天領水の工場とかんぽの宿が見えてきます。数年前全国のかんぽの宿の売却騒ぎで、なぜかかんぽの宿日田がTVに出ていましたね。


玄関に1500mから自噴している温泉が迎えてくれます。

温泉たまごの体験ができます。

露天風呂は100%源泉かけ流しで、温泉の温度は約70℃ですが、竹製冷却で42度くらいで、ちょうどよい温度です。泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉ですので、体が温まりますね。またメタケイ酸を多く含んでいますので、お肌がきれいになります。効能は神経痛・筋肉痛・関節痛などにいいですね。

まずは合掌して内湯に入りますが、ここはいろんな内湯がありますので、三回ほど分けて入るといいと思います。内湯は循環で、加水しています。

一回目、合掌入場、かけ湯して右手の腰と足にジャグジー湯でマッサージし、10回スクワットをします。それから露天風呂に行きます。肩を外回し、首を前後左右にまわしほぐします。足の関節をもみます。そして体を調え、呼吸を調え、こころを調える温泉禅です。リラックスできて体が温まりましたら、風呂から上がり、読書をします。

二回目、かけ湯をし、左手の岩風呂にはいり、次にミストの蒸し湯、そしてうたせ湯で肩をほぐします。洗い場で頭髪をシャンプーします。再度露天風呂にはいり、温泉禅です。いい湯ですね。露天からあがり、読書します。

三回目、かけ湯をし、身体を洗います。次にジャグシー風呂に入ります。そして寝湯に入り、体を休めます。そして再々度、露天風呂で温泉禅です。たまに、知り合いが来ているのでおしゃべりもします。十分温まったら、出て読書をし、体をすこし冷やし、服を着ます。今日も大自然の恵みに感謝でした。


男湯と女湯が一日ごとに交替ですので、違う浴槽を体験できます。出来れば一泊二日がいいですね。昼間、天領日田の豆田町を散策するのもいいですよ。バスが出ています。それでは皆様のご健康を祈りつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。





2015年1月20日火曜日

仏教と温泉

 おはようございます。
温泉を掘り当てて方では、弘報大師空海さんをはじめ、行基さん、一遍上人、空也上人など、全国を遊行した高僧が多いのですが、もっと古代においても、鹿やイノシシなどの動物が体をいやすために山のなかや小川にて温泉が湧出するところを知っていたと思われます。大自然の恵みです。


仏教では温泉についてこのように言っています。仏教の経典に「仏説温室洗浴衆僧経」があります。以下のように書いています。

この世に生をうけたと申しましても、《人》が疎野にしていて 世俗の流れに従っておる限りは、《福》の成就は難しいものです。 さて。仏および諸の出家の方・菩薩の方たちにお願いがあるのですが、 「入温室沐浴」していただけないでしょうか。一般の人たちは、それにより、 長いあいだ清浄になりますし、きたない垢を落とすことにより、 病気にあいません。 ただ仏のお言葉だけが、私の願いを忽しないのです。(??)

仏は医王に仰せです。
すばらしい。いい意見だ。病気が直って、皆が歓喜する。 「入温室沐浴」して洗浴除垢すれば、その福ははかりしれない。 一心諦聴。この私が、おまえたちのために、出家者たちが 沐浴する結果得られる《福》について説明してやろう。

仏は耆域に仰せです。
沐浴の法であるが、7物を使って7病を除去し7《福》報を得る ものである。ここで「7物」とはこれらのものである:
/浄水//蘇膏/淳灰/楊枝/内衣
はたまた「7病」とはこれらのことである。

四大安寧/除風病/除湿痺/除寒氷/除熱気/除垢穢/身体軽便,眼目精明
こういった出家者にありがちな7つの病気を除去するのである。 このような供養により、以下のような7つの《福》が獲得される。

つまり四大無病,所生常安などで人々に尊敬される/ 所生清浄,面目端正などで人々に尊敬される/ 身体常香,衣服清浄などで見る人を歓喜させる/ 肌体濡沢により威光徳大/ 垢を落とせば自然と《福》を受け、宿命を見分ける/ 口歯香好/ 自然に衣装がひかり輝く

出家の者が沐浴すれば、以上のような7つの《福》があるのだ。 従此因縁。人臣/帝王/日月四天神王/帝釈転輪聖王/梵天/菩薩はたまた 志が成就すれば仏にすらなれるのだ。こういった訳で、出家した者たち を供養すれば、それによる《福》ははかりしれないのである。」ー佛説温室洗浴衆僧經 (大正No.0701;[SAT]; 安世高譯)ー

また、「温泉の科学」の佐々木信行教授は、『「浴仏功徳経」というお経の中には、「沐浴身体、当願衆生、心身無垢、内外高潔」という一節(浴仏偈)がありますが、これは読んでの通り、入浴することにより、衆生の願うところの、身の汚れ、心の穢れが取れ、高潔になれるという意味で、仏道修行にはそのような心身を清浄にする功徳があると言うことを意味するものです。仏道修行の功徳が入浴の功徳に譬えられていることは、考えてみればすごいことではないでしょうか。』

四国八十八ヶ所巡りをすると、国民宿舎などにもたくさん温泉がありますが、宿坊(お寺に泊まること)に温泉があるところも多いのです。


佐々木信行教授は「温泉入浴の功徳と言っても・・・・・省略・・・・・
 人はこの世に生まれ、さまざまな衣をまとって生きていますが、裸になればみな同じです。温泉は地より湧きいでて、生きとし生けるものを平等に潤し、活力を与えます。これはあたかも太陽の光が万物に降り注ぎ、力を与えるようなものであるといえます。太陽は旅人に上着を脱がせましたが、温泉はわが国では衣服すべてを脱がせます。虚飾を捨てて、人生の荒波に悠然と立ち向かい、悠々と楽しみながら乗り越えていくことができれば、それこそが温泉の功徳というべきものかもしれません。」-「温泉の科学」(SBクリエイティブ)

わかりやすく書いていますね。心身共に健康にしてくれるものが温泉であり、温泉に入って座禅をすることを温泉禅を言いますがその功徳(効果)は倍増します。ときどきは、物欲にまみれた世俗から離れ、身もこころも清め、癒し、元気をとりもどそうではありませんか。大自然の恵みに感謝し、皆様の健康をお祈りします、南~無 合掌礼拝 徳温禅月。



2015年1月19日月曜日

おんせん県おおいた湯めぐり4~ひびきの郷梅の香温泉なごり湯~

 おはようございます。
日田インターからでて右に、花月バイパスを南に走り、花月川、庄手川、三隈川を渡り、サッポロビール工場を右手に見ながら、次の信号を右に曲がり、道なりに行くと、一村一品運動の発祥地大山町で、此の花ガルデンが見えて来ます。ここの焼きたての古代米パンがもちもちしておいしいです。


さらに車を走らせ、大山振興局を左手に見ながら、進んでいくと、道の駅おおやまがあります。ここを200mすぎて、右手に登って行きます。梅の木がたくさんあるおおくぼ台を左に曲がるとひびきの郷が見えて来ます。



宿泊のお宿と、梅の香温泉の玄関です。

入浴チケットを買い、カウンターでロッカーキィーをいただいて、いざなごりの湯へ、ロッカーが大きいのがいいですね。服を脱ぎきれいにたたみ、いれます。

合掌し、なごりの湯に入ります。かけ湯を足から上半身へとしていきます。顔を洗って、ぬる湯にはいり、体をなじませ大風呂の内湯にはいり、体をほぐします。そして蒸し湯(サウナ)に入り、座禅し、呼吸に集中し、瞑想します。(5分程度)
 蒸し湯からでて、再度ぬる湯に入り、内湯の大風呂にはいり、体をのばし、それから大好きな露天の岩風呂へ、響き谷が見えます。「進撃の巨人」の漫画家諌山創君の出身地ですので、響き谷から巨人がでて来そうですね。


ここは700mからお湯が出てきます。泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)で37度加温していますが、神経痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復などによいそうです。露天風呂で温泉禅をします。体を調え、呼吸を調え、こころを調えて行きます。晴々した気持ちになります。大自然の恵みに感謝です。
皆様も「もも栗植えてハワイに行こう」のスローガンで有名な一村一品運動の発祥地大山町のひびきの郷梅の香温泉なごりの湯につかりに来てください。それでは皆様のご健康を祈りつつ 南無合掌礼拝 徳温禅月。




2015年1月14日水曜日

おんせん県おおいた湯めぐり3~天ヶ瀬温泉「瀬音・湯音の宿浮羽」~

 おはようございます。
JR久大線天ヶ瀬駅をおりると、そこは温泉地であった。湯布院の森号もすべて停車しますので、JRは利用しやすいですね。天ケ瀬駅をおりて、右隣の観光案内所があります(向かって左)ので、観光案内パンフレットをもらいます。


ここで天ヶ瀬温泉なんでもパスポートを1000円(3枚綴り)で買うと、800円の旅館の温泉も333円で入れることになります。寒いので、大志納100円の共同露天風呂(5ヶ所)はやめて、今年のトップは、「瀬音・湯音の宿浮羽」の湯に入ることにしました。

駅を出て、左に天ヶ瀬旅館街を散策しながら、玖珠川の眺め5分ほど歩くと赤岩川の小さい橋があり、左手の「浮羽」があります。左にまがると、滝の音が聞こえてきます。山法師(やんぶし)の滝です。パワーをいただいて、「浮羽」に行くと、感じのいい女性スタッフが迎えてくれました。


フロントもロビーもこじんまりして、落ちつきます。エレベーターで4階へと上がって、左に5階に行くと、大湯殿が待っていました。お湯の流れる音、清楚な雰囲気、いいお風呂場です。さてお湯は、源泉75℃ですが、42度くらいにしてくれているので入りやすいですね。


合掌し、かけ湯をし、いただきます。ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉で、肌になじみますね。じっくり温めて、身体をほぐし、静かに温禅禅。湯音に集中し、そしてリラックス。さて左手のドアを開けると、露天風呂へと続いています。


ああ!懐かしき五右衛門風呂、合掌し、ここに入ると、お湯がもったいないくらいあふれだしました。少年時代を思い出しました。


目の前には、露天風呂「山里の湯」があるではありませんか。はやる気をおさえて、合掌。


露天風呂にお地蔵様が祀っていましたので、大自然・大地の恵みに感謝の合掌。


「山里の湯」はひょうたん型に作っているので、源泉は熱いですが、自然にいい温度になっています。

ゆっくり、温泉禅をすると、玖珠川の瀬音とお湯が流れ出る湯音のハーモニーを聞こえてきます。まさにぜっぴんの湯ですね~。このままずっと入っておきたい湯です。

男湯とは別に、女湯(大湯殿、露天風呂「あじさいの湯」、信楽焼き風呂)と貸切内風呂があります。天ヶ瀬温泉のトップバッターに選んだだけはありました。ありがとうございました。天ヶ瀬温泉は、源泉が50ほどあるそうですが、それぞれに泉質がちがうので、おいおいご紹介していきます。

それでは、大自然・大地の恵みに感謝し、皆様のご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。






2015年1月13日火曜日

おんせん県おおいた湯めぐり2~七福温泉宇戸の庄~

 おはようございます。
JR久大線豊後森駅をおりバスで、車でしたら玖珠インターをおり、院内方面へ国道387号線を5キロほど走ると、左に七つの岩にしめ縄がしてあります。さらに900mほど行くと、看板が出ていますので、左にまがり下りていくと、まさに桃源郷が見えてきます。この辺りは、耶馬溪にも通じ、また日本のマチュピチュと言われる西椎谷に通じていますので、風光明媚なところです。

皆さんこの風景をゆっくりご堪能ください。



母屋で、入浴代金を支払って、いざ温泉へ


男湯と女湯があります。

内風呂と露天風呂ですが、すこしぬるめの湯なので、冬場は露天は寒いですね。もちろん露天も入りました。


それでは、合掌し、いただきます。まずはかけ湯をし、つかります。炭酸泉のため、気泡が肌について何とも言えません。しばらく至福のときを楽しみながら、温泉禅をしました。いい湯ですね。まさに山あいの秘湯ですが、春夏秋冬の風景をあじあえるところです。

帰りに大地の恵みに感謝し、合掌礼拝

それでは次回をお楽しみに、皆様のご健康を祈りつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。