ご成人の方々おめでとうございます。三回目の成人を過ぎて、4年が経ちますが、二十年ごとに成人式をするのも、伊勢神宮の遷宮と同じように、二十年ごとに生き直し、お祝いをするのもいいかもしれませんね。
いのちの大切さに、健康であることに、支えてくれている家族を含め、廻りの方々に、感謝し、神仏に祈念するという意味で、人生の節目にはいいことかもしれません。
「温泉禅」を提唱してきましたが、今年は具体的におんせん県おおいたの温泉地をご紹介していきたいと思います。先日、久しぶりに済生会病院で友達になった玖珠町の永弘さんへの新年のご挨拶かたがた、北之園温泉にはいってきました。
日田方面からでしたら警察署を過ぎて、800mほど行くと、右にラーメン屋さんがありますので、その横の細い道をはいり、アパートの裏にこじんまりとした温泉小屋?があります。大分方面からでしたら、玖珠消防署をすぎて、左に入ります。
永広さんが退職金を投じて、自宅の庭から温泉を掘り当て、源泉は53℃ですが、庭から20mほどひいてきていますので、お湯が42度くらいになり、ちょうどよ温度です。
入浴料200円を賽銭箱に入れ、奥の男湯の部屋に入ります。手前が女湯になっています。
源泉かけながしで、とうとうと流れる湯の泉質は、ナトリウムー炭酸水素泉・塩化物泉で少し黄色がかっています。においも温泉らしいです。冬の暖かい日差しが差し込んでいました。秘湯ですね。
小生も服を脱ぎ、合掌して、足からかけ湯をします。いざ湯船へ、肌をさすりながら、足の関節をも揉みます。次に首を回し、左右前後、そしてあぐら座にすわり、姿勢をととのえ、温泉禅に入ります。
すこし、湯ざわりを肌で感じながら、リラックスします。そして温泉の湯氣を腹式呼吸を十回くりかえしじっくり吸い込みます。そして静かに呼吸をととのえます。お湯の流れる音に集中します。この日は一人でしたので、無念無想の寂静の世界をあじあうことができました。感謝です。
身体や頭髪を洗い、再度湯船へ、温泉禅を満喫できました。お風呂からあがってもジャンパーはきれないくらいぬくもりが離れず、しばらく寒風でさますほどでした。何度でも来たい温泉のひとつですね。
全国のみなさ~ん、おんせん県おおいたへ来んね。温泉に入って、温泉禅をしませんか。それではみなさんのご健康をお祈りしつつ 南~無 合掌礼拝 徳温禅月。
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