2012年10月23日火曜日

ビジネスマンに求めれている能力について



これまで「こころ」について語ってきましたが、今日は、ビジネスマンに求められる「能力」について書いてみました。
団塊の世代のみならず世代を超えて知られている歌がありますが、そのなかで岩崎宏美さんのヒット曲「聖母(マドンナ)たちのララバイ」の歌詞をなぜか思い出しました。

「さあ眠りなさい 疲れ切った体を投げ出して
青いそのまぶたを 唇でそっとふさぎましょう

さあできるのなら 生まれ変わり
あなたの母になって、私のいのちさえ
差し出して あなたを守りたいのです。

この都会(まち)は戦場だから
男はみんな 傷(きず)を負った戦士

どうぞ 心の痛みをぬぐって
小さな子供の昔に帰って 熱い胸に甘えて」 山川啓介作詞

現代社会は、傷を負った戦士は男性のみならず、女性も多いのかもしれません。「丸の内はんにゃ会」(会員数約600名、般若心経の写経や座禅などをしている。)というのがあって、今、仏教女子がブームだそうです。曹洞宗の若手の僧侶達が中心になって、朝活禅などがホテルなどで早朝から行われ、ビジネスマンが多数参加しているとのことです。

傷を負った戦士が、心身をリフレッシュできる場がここにあるのかもしれません。ビジネスは、ヒト、モノ、カネ、情報を駆使し、社会の発展と繁栄のための商行為ですが、その行為をやり続けるヒトであるビジネスマン・ウーマンにとっての必要な能力について、

童門冬二氏が「将の器 参謀の器」(青春文庫)で、時代が問うているのは「トップリーダー(将)とブレーン(参謀)の能力だ。二つの時代(戦国時代と幕末時代)が複合するいま、だれもがもつべき要件は、・先見力 ・情報力 ・判断力 ・決断力 ・行動力 ・体力の六つだ。そしてこの六要素をムダなく発揮するには、・グローバルなもののみかた ・ローカルに生きる というグローカリゼイションが必要だ。」と書いています。

これほど、情報を容易に手にできる時代は、かってありません。新聞やテレビなどのマスメディアのみならずインターネットなど駆使すれば世界中から、どの地方のあらゆる情報を詳細につかむことができる情報力を持っています。必要とする情報を探し、よく聴き、よく見て、人々は何を求め、時代はどのような方向に向かっているかを見る先見力こそがビジネスチャンスにつながるのです。

自分の目標や解決のためにその情報や知識が本当に必要なものかを的確に判断する能力、そしてその情報を選択し、取り入れ、活用しようと、強い意思で決定する決断力は成果を大きく左右します。そして目標達成のために果敢に実行する行動力。その行動を支えているのが、何があっても動じない安定したこころとエネルギッシュな強靭な体力であります。

あなたが、どこに住もうと、無限のビジネスチャンスがあり、あなたのビジネスがあなたと地域社会そして国と世界に大きな豊かさをもたらしてくれるのです。皆さんのご活躍を祈りつつ。           別府武志より

 


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