2012年10月24日水曜日

座禅・瞑想について



おはようございます。
昨日ご紹介した「丸の内はんにゃ会」は、全員女性(たぶんOLのみなさん)ですよ。毎週座禅会があっているようです。九州の知人より座禅・瞑想をどうすればいいのですかとの質問がありましたので、わかりやすい本として中野東禅先生の「心が大きくなる座禅のすすめ」(三笠書房・知的生き方文庫)を皆様にもおすすめします。

各地の禅宗系のお寺にて、日曜座禅会などが開催されていますので、ぜひご参加してみてください。座禅会で座禅の仕方(上記の本を読めばできます。)を学んだなら、毎朝、顔を洗うがごとく、歯を磨くがごとく、わずかな時間でも、習い性にしてほしいと思います。

私は、朝5時半からと夜寝る前に、20~30分ほど座禅します。まずお香(普通のお線香でも充分。毎日香などハーフサイズがあります。)を焚きます。お香は部屋の空気を清浄にしてくれます。おりんを右前におきます。おりんは意識を集中するために使います。自分を意識するために数息観をします。(「ひと~つ、ふた~つ、・・・とう」までを息を吐き出しながら、三回します。)まずはこころを静めるのです。

目をつぶると眠るので、半眼といって、半分開けた状態で、一点に集中します。ときどきキャンドルを使いますが、穴井 優さんとキムさんが作ったSCANDLEです。九州の八女茶を使ったもので、アロマになっています。(HPwww.we-candle.com) 目を集中する、耳を集中するのは、一念一想になることで、湧き上がる雑念、妄念を消すためです。

ヒトは、呼吸をし、水を飲み、食事をし、排泄し、生きているようですが、それは動物が自然にしていることで、人間には座禅し瞑想するように作られているのです。そのことを覚ったのが仏陀であり、キリストなのです。欧米では、クリスチャンの方の数百万人が座禅を取り入れています。そうすることで仏性・霊性を高めていくのです。

中村天風氏は、座禅をして、地の声(鳥の鳴き声、風の通る音など大自然の音)をまず聴きなさい、そして天の声を聴きなさいと言っています。天風先生から学んだ稲盛和夫氏などの多くの経営者やビジネスマンが毎日しているのです。天の声は、あなたの潜在意識の奥深くから聴くことができるようになります。これこそが正常な判断力を養ってくれるのです。

最後に、座禅・瞑想のあとで、お祈りを捧げます。それぞれの宗派の要領でされればよいと思います。ご自分のためだけでなく、他人のためにとりなしの祈りを捧げることが大切です。

東京国際仏教塾 塾生別府武志より







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