2014年2月13日木曜日

四国巡礼~十三仏御本尊Ⅵ~弥勒菩薩

 おはようございます。
弥勒菩薩と言うと、京都太秦の広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像を観にいきましたが、しばらく佇んで見惚れてしまいました。四国八十八ヶ所では、14番札所常楽寺のみが弥勒菩薩が御本尊です。この寺の境内の流水岩の庭園はすごいです。


ここで、うら若きお遍路さんにお会いしましたのでお声をかけたら、東京から来た20代のOLさんでした。有給休暇を取って、すこしづつお遍路しているとのことでした。お若いのにえらいですね~。感心しました。四国遍路には若者たちもたくさん来られています。

ところで、弥勒菩薩様は、どんなお方かと言いますと、お釈迦様が亡くなれて五十六億7千万後、お釈迦様のかわりに、あらわれて、私たちを救ってくださるそうです。なぜ私たち?五十六億年後まで生きているはずがないでしょうと言われるのはもっともです。

しかし、人間界の尺度と、神仏の尺度は違うとおもいませんか。ましてや空の世界ならなおさらです。つまり、私たちが未来に不安を感じても、弥勒菩薩を信じて祈るなら、弥勒菩薩がこころのなかに現れて、将来のあなたの不安や悩みは消し去ってくださるのです。

ウキペディアより

つまり、そう祈る時、あなたのこころのなかに、弥勒菩薩がおられるのです。広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像の慈悲に満ちたお姿と微笑みに安らぎを感じます。それでは、弥勒菩薩様のご真言は「おん まい たれいや そわか」です。

皆さんの未来が輝かしいものでありますようにお祈りします。 「おん まい たれいや そわか」 南~無 合掌 徳温禅月。





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