私の終活活動の一環として、「男の厨房」に毎月一回通っているのですが、料理って面白いですね。いつ独り身になるやもしれないし、妻の介護をすることになるかもしれない、お先は見えないので料理もひとりでできるようにしておく心構えで取り組んでいますが、これが楽しいのです。
「男の厨房」で皆さん、張り切っています。
第2講は、「なすのマリネ」、「鮭の柚子こしょう照り焼き」、「ピーマンとトマトの肉詰め」、「さば味噌そぼろのサラダ」、「豚肉と夏野菜の和え物」の5品を10名で作りました。
今回の担当は、「なすのマリネ」ですが、お二人用で説明しますと、なすを2本、ヘタとガクを除き、タテ1㎝に切ってください。ミニトマトは4個で半分に切ります。ニンニクを一片分、みじん切りにし、赤唐辛子一本を輪切りにし、フライパンに油を入れて、にんにく、赤唐辛子を入れて火をかけ、香りがえたら、なすに塩こしょうをして両面を焼きます。
油ごとボウルに移し、あら熱を取って、ミニトマト、レモン汁大さじ2杯とみじん切りしたパセリををくわえて、混ぜ合わせ冷蔵室でしっかり冷やしてから、器に盛り、バジリを飾ります。夏のスタミナ食としても食べやすく、ビールのつまみにもなります。
なすのマリネ
完成した5品
食の問題がマスコミを騒がせていますが、
「朝日新聞 2014年7月22日23時42分 マクドナルドやコンビニエンスストアなどで売られている、身近な食品で、またもや「食の不安」が起きた。中国の食品会社が、使用期限の切れた肉を使った加工食品などを納入していたことが明らかになった。上海市当局は立ち入り調査を実施し、21日までに生産を停止させた。問題になっているのは、米食品会社OSIグループの「上海福喜食品」。上海のテレビ局の調査で明るみに出た。報道によると、使用期限を約半月過ぎた鶏肉を混ぜてナゲットを製造したり、製造日を改ざんしたりしていた。また別の加工品では、期限を7カ月過ぎた牛肉を使っていた事例も確認された。同社関係者は、長年にわたって期限切れの原料が使われており、上層部の指示があったと語ったという。上海メディアによると、工場の従業員は「期限切れのものを食べても死にはしない」と言い放った。日本のマクドナルド(関東圏)やファミマなどにも納入されていたようで、該当商品は販売中止になったとのこと。」
料理人として一言言わせてもらうと、日本は、中国やアメリカなどとは食文化が全くちがうのです。日本人の食は、医食同源という思想があり、厨房に食卓に文化があります。このことの問題は、人民に餌を作っている国のものを、日本のコンビニやファストフードチェーンがコストを下げて利益をあげるために中国の工場で作らせて輸入していることです。そして消費者は、それが中国産(製)か国内で作られたものか全く知らされていないのです。
結論を申しあげれば、米でも牛肉でも、農産物のすべてPPTで安いからと言って他国のものを買って食べる必要はないのです。むしろ安全安心な地元の農産物を買って、自分で料理して食べないと、何を食べさせられているかわからないのです。ファストフードは食べない、コンビニやスーパーの国内表示のない惣菜や弁当も食べないことです。
原因と結果の法則通り、いいものを食べれば健康だし、わるいものを食べれば病気になるのです。どちらを選びますか、結果的には病気になれば、医療費は食費どころではありません。あなたはどちらを選びますか?
それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、よき週末をおすごしくださいませ。南無 合掌礼拝 徳温禅月。
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