おはようございます。
葬儀は誰のためにするのでしょうか。故人をお見送りする、供養することですが、同時にいま生きているご親族、ご親戚、そして会葬者の皆様が、故人の死を通して、自分の人生を考える絶好の機会だと思っています。
昨今、直葬、家族葬、密葬、本葬、社葬そして香典葬などとお葬儀の形態が多岐にわたっています。問題が生じるのは、葬儀にかかる費用で、こんなにかかると思わなかったいうことで、葬儀屋さんへの不信感が起きています。
OBS放送旬感3chより「おくりびと」の場面より
だからこそ、60歳を過ぎたら、一度お知り合いやご近所の葬儀さんを訪れて、事前に費用をお聴きしておくことが大事だと思います。たとえば互助会にかけているから大丈夫だと言うのは、問題で、互助会にかけているから費用が安く済むものではありません。
葬儀費用のもっとも多くかかるものは祭壇です。ご親族やご親戚、ご友人や会社関係、ご近所の方々などでおよそ何名くらい参列するか目算して、祭壇の規模を決めて事前相談するとおのずと費用がわかり仮見積もりを作ってもらえます。
私は、残された家内や子供任せにして、負担をかけたくないと思っていますので、終活事項として、すでに聞き取りをしましたので、近くの良心的な葬儀屋さんに事前予約する予定にしてます。終活それは自分自身の人生の集大成と、家族へのおもいやりの気持ちでするものです。
宗教的な概念はともかくとして、病気になれば病院にお世話になるし、死んでしまえば葬儀屋にお願いすることは歴然とした現実なのです。どこかのカルト的新興宗教のように葬儀などしない、納骨もしないという考え方にはとてもついていけない方がほとんどだと思います。
終活という活動を通して人生の集大成、総仕上げ、総決算をしていきませんか。人生の後半をより豊かに、楽しくすごせますよ。それでは皆様のご健康をお祈りしつつ、南無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。
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