2014年10月16日木曜日

「釈尊の断食法」を読んでⅡ

 おはようございます。
お釈迦様=釈尊=仏陀は、食についてどういったのでしょうか。前田行貴先生は、「釈尊の断食法」の中で次のように書いています。

「人間が天寿を全うしないで、早死にするのはなぜでしょう。釈尊はその原因を、永遠不滅の教えとして「九横経」のなかで次のように説いています。

一つには、食物としてならないものを食物とすること。
(今日においては、農薬の残留する作物、甘味料・着色料・防腐剤などの有害食品添加物を摂ってはならない)

二つには、食べる量を考えないで多く食べ過ぎないこと。
(暴飲暴食、過食の害と飽食のいましめである)

三つには、その土地・風土の習慣に従わないで食事をすること、また季節に応じた食物を摂らないで、季節外れのものを摂ること。
(その土地で生産される食物を食べるように心がけ、また、季節に相応した旬の食物を摂ることが、人間にとって自然に適応した食物である)

四つには、食物を食べて十分に消化しないのに重ねて食すること。
(食物を十分に咀嚼せず、消化吸収しないうちに重ねて食べることへの戒めである)

・・・・・」 ~「釈尊の断食法」 前田行貴著 地湧社


現代社会において、化学肥料・農薬まみれの食物を、どれだけ食べて続けているでしょうか、これではガンになるのもしかりです。また市販されているの加工食品は、食品添加物に染まっています。

毎日、三食以上どころか、間食をし、五食くらいは食べているのではないでしょうか。また一回の食事で、満腹になるまで食べ、体を冷やす、ビール・焼酎は飲み放題、婦女子の方で真昼からビールを飲んでいる人もいます。病気になるはずです。

温室栽培で、夏物が冬に売っており、野菜サラダは体にいいと言って無造作に食べる。冬は体を温めるものしかできないように自然界ではなっているので、それを破っている。季節のものがなにかもわからなくなっています。

そして、その食べ方はほんとにかまない、呑みこんでいる、あるいは流し込んでいる、いかに胃や腸に負担をかけているでしょうか。胃がんや大腸がんが増えるはずです。2500年までお釈迦様が言ったことは真理なのです。

皆さん、この本を読んで、正食を取り戻してください。皆様方のご健康を祈りつつ 南~無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。







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