おはようございます。
先日、仏教講演会がありまして、聴講させていただきました。感謝でした。講演の内容はレベルが高く、哲学的で正直、まだ腑に落ちていないのですが、講演のテーマである「自分でなければ やれない仕事」について考えてみました。
あなたは「自分でなければ やれない仕事」をしていますかと尋ねられたら、一瞬戸惑うと思うのですがどうでしょうか。一般的に、仕事は淡々と毎日、やっているわけですから、自分でなくてもできるではないかと思うのは人情です。
毎日、している仕事が、他の人もできるではないかと思うのが普通ですよね。でも私はそうかなと思うのです。いわゆる業務は他の方でもできるのですが、あなたにしかできない仕事への味付けがあると思うのです。
たとえばカレーを作るとしましょう。カレーは誰でも作れますが、お母さんが作ってくれたカレーはお母さんにしかできない味があるんですよね。
事務の仕事をしている、販売の仕事をしている、サービスの仕事をしている、あるいは課長であるとか、社長であるとか、業務は誰でも同じようにしているようにありますが、あなたしかできない仕事であると思うんです。
あなたがいるから、お客様が喜ばれる、あなたがいるから同僚とのコミュニケーションがうまくいっている、あなたがリーダーシップ発揮されるからみんなもついていける、結局、あなたしかできないできない仕事をしているんです。
仕事を置き換えると、働くと言うことですが、「傍(はた)を楽にする」という意味だそうです。働くことは周りの人を楽にさせてくれるし、にんべんに動くと書きますが、働らくことでみんなが元気になるのです。
問題は、「自分でなければ やれない仕事」をしているという自覚を持つことではないでしょうか。そうすれば仕事のやりかたも中身も変わってくると思います。再度、自分は自分でなければできない仕事をしているんだと言う自覚を持ちましょう。
それでは皆さんの仕事が楽しく、愉快に、そして最大の成果がでますように心よりお祈りします。南無 合掌礼拝 徳温禅月。
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