2014年6月17日火曜日

「仏教聖典」を読む~正しい人生観~

 おはようございます。
先日、FBに投稿された動画をみていましたら、「胎内記憶」についてのものでした。ただ後半、天から舞い降りてお母さんのお腹のなかに入ったという再現描写は、あたかも既に子供の姿であるように描いていますが、それは「魂」が胎児の中に入ってから脳が働き、イメージされたものと思います。

臨死体験のほとんどはそのようなことだといえるのですが、かといって、霊あるいは魂があるのかないのかはお釈迦様が言わなかったのは、当時の事情と目に見えないものについてあまり発言しなかったのですが、「神々との対話」「悪魔との対話」という原始仏教の経典「サンユッタ・ニカーヤ」中村 元先生によって訳されてことによって、眼に見えない世界が明らかになったと私は思っています。

お釈迦様が話された神や悪魔は肉体を持ったものではないことは誰も推察できます。つまり神や悪魔は、霊だということです。つまり霊は眼には見ませんが存在しているのです。イエス・キリストは、これを聖霊と悪霊と表したのです。ですから人間の生命は、肉体と精神(こころ)と魂(霊)によって成り立っていると思うわけです。



仏教聖典のなかの、今日の生活索引は「正しい人生観」です。人生観とはこの現実です。この現実には、生老病死があり、縁起と言う原因と結果があり、世の中は常に変化するという無常があるのです。

「人びとの苦しみには原因があり、人びとのさとりには道があるように、すべてのものは、みな縁(条件)によって生まれ、縁によって滅びる。
・・・・
この身は父母を縁として生まれ、食物によって維持され、またこの心も経験と知識とによって育ったものである。だから、この身の、この心も、縁によって成り立ち、縁によって変わるといわなければならない。
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すべてのものが、縁によって生じ、縁によって滅びるのは永遠不変の道理である。だから、うつり変わり、常にとどまらないということは、天地の間に動くことのないまとことの道理であり、これだけは永久に変わらない。」~「仏教聖典」(仏教伝道協会)P43・5行~

現実を直視し、これを解明した(悟った)方がお釈迦様なのです。霊とは変わらないもの、変えられないものですが、変えることのできる現実(原因)は、変えることによって、より豊かに、幸せな、正しい人生を送ることができるのです。その努力をするのはあなたです。

それにもまして、永遠に変わらぬ神仏(法)への信仰があれば、神は自ら助くる者を助くるのです。人間的努力をしない者に、神仏が手を差し伸べることがありましょうか。また逆に不信者に神仏が働くことは絶対にないと思いますし、目に見えない世界(4次元)には、悪魔・悪霊の働きもあり、その虜になるのです。宗教と言う仮面をかぶった悪魔も登場してくるのです。(オーム真理教など)

「仏教聖典」を毎日読む人は、正しい人生観が醸成されていくのです。ぜひこの本を手に取って、朝に夕に読んでください。そうすればあなたの人生は輝き始めます。くだらぬ本や情報、新興宗教に翻弄されるのは、あなたのレベルがその縁をつないでいるのです。

それでは皆様の人生が豊かなものでありますようにお祈りします。南無釈迦牟尼仏 合掌礼拝 徳温禅月。





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