2014年3月10日月曜日

四国巡礼~十三仏御本尊Ⅺ~阿閦如来

 おはようございます。
BSーTBSの「徳さんのお遍路」は本当に面白いし、ためになります。日曜日に用事があってもこれを観てからにしています。再放送をしてほしいですね。さて、昨日は86番札所の志度寺でした。ご住職のお言葉のなかに、道元さんの「すべてが修行であり、仏道である」とお話していましたが、十河ご住職はお医者さんでもあるのです。私たちも日常生活も仕事もすべて修行であることを忘れてはなりません。


ご住職は、お医者さんだけあり、「科学に垣根がないように、宗教も垣根がないようであらねば」とお話していましたが、その通りですよね。キリスト教も仏教もイスラム教のお互いに認め、垣根を取り払うことが大事です。

そして「森羅万象、細部に神が宿る」と言っていましたが、天地宇宙、山川草木から私たち人間の細胞の隅々まで、神がおられると思うと、病を気にしてはいけませんね。


讃岐市志度は、桐下駄の産地で、徳さんは桐下駄を気にいっていました。


十三仏御本尊の11番目は、阿閦如来様です。七回忌のときに「おん あきしゅびや うん」と真言を唱え、お祈りします。阿閦とは、物事に動じないよか、腹を立てない、怒らないという意味ですので、阿閦如来が怒りなどの誘惑から私たちを守ってくれます。

阿閦如来(『図像抄』)「ウキィペディア」より

煩悩はある意味では内なる誘惑かもしれませんね。阿閦如来は「不動降魔印」という印をむずび、東方に座しています。それでは皆様が、誘惑や煩悩に惑わされて、心を乱さないように、「おん あきしゅびや うん、おん あきしゅびや うん、 おんあきしゅびや うん」と三回唱え、お祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。





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