2014年3月3日月曜日

四国巡礼~十三仏御本尊Ⅹ~阿弥陀如来

 おはようございます。昨日のBS-TBSの「徳さんのお遍路」は、いよいよ85番札所八栗寺でした。新見竜玄住職のお話は、吉田松陰先生の「至誠通天」と言って、誠意をもって、努力し、生きていれば必ず天に通じるとご説明していました。八栗とは八つの奇跡をさしています。

また、「人みな仏」と言って、人はみな仏さまであることを弘法大師は「雲晴れて のちの光と思うなよ もとより空に有明の月」と詠んだことをお話されました。徳さんも聞き入っていましたが、ご住職に趣味はと質問し、「妻」と言ったら、「妻が趣味 言える住職 これ奇跡」と詠みました。


ところで、四国八十八ヶ所で唱える十三仏御本尊真言の十番目は阿弥陀如来です。阿弥陀とは、サンスクリット語で、アミターユス、アミターバから来ていて、無量寿、無量光とい言って、永遠なるいのちと無限なる智慧という意味です。





三回忌の時に唱えますが、ご真言は「おんあみりた ていせい からうん」です。「永遠なる光の阿弥陀様、どうぞ私たちを守り、悟りへとお導きください」と言う意味です。浄土宗や浄土真宗では、阿弥陀如来が御本尊ですから、「南無阿弥陀仏」と唱えます。

一般的には、「なんまんだぁ」と唱えていますね。それでいいのです。それでは、東日本大震災はじめ多くの災害によって亡くなれた方々のご冥福をお祈りし、南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。合掌 徳温禅月。







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