2014年3月27日木曜日

「終活ってなぁ~に」~⑤終活のことども~

 おはようございます。
終活の項目は、範囲が広く、あえてことどもと書きましたが、退職後の生き方といわゆる老後の生活、生活資金は年金で大丈夫かなど、知っておかないといけないのは、年金に始まり介護保険はどうなっているのか、そして、民間の保険に入っておれるわけですが、死亡保険よりも医療保険へとシフトとしておく必要があります。

もし、動けなくなったら介護を誰にしてもらうか、どのような介護施設にはいるか、呆けてきたら、後見人のことや財産管理を誰に委任するのか、今は延命治療をしない宣言書があるので書いておく必要もあります。

次にいわゆる常用の生活資金とは別に、水回りやあるいは電気代の節約のための太陽光発電やエコキュートなどのオール電化や台所やお風呂のリフォームそして手すりなどの設置も必要になります。リフォームの必要性があります。くれぐれも地元の業者にお願いしないと騙されます。そういう意味では高齢者詐欺対策も終活に入れておきましょう。

そして、財産の大小にかかわらず、遺産相続をきちんとお話し、遺言書を書いておかないと、あとあと子供たちがもめたりします。遺言書には自筆証書遺言と公正証書遺言があり、基本的には最後は公証人役場にて公正証書遺言を作成してもらいましょう。当然前に作った遺言書は破棄しておきます。相続税も勉強しておきましょう。

次にもし自分が死んだら、お葬儀はどうするのか、お寺さんはどこなのか、葬儀屋はどこに頼むのか、考えておいたほうが残されたご家族もご希望にそうかたちでしたいものです。

そして、あなたの終の棲家として、お墓をどうするのか、納骨堂にするのか、お墓を建てるのか、できれば生きている間にご準備しておいた方が、ご家族の負担にならないと思います。

このように終活と言っても、その事項は、多岐にわたっているのです。あせらずにひとつひとつ、終活カウンセラーに相談して、解決していきましょう。終活カウンセラーが、弁護士さんや税理士さんなどへ橋渡しをしてくれます。まさに「備えあれば憂いなし」です。

次回、次々回に相続とお葬儀、お墓について詳しく書きたいと思います。それでは、皆様のご健康をお祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。




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