2014年3月17日月曜日

四国巡礼~十三仏御本尊Ⅻ~大日如来

 おはようございます。
四国八十八ヶ所~こころの旅~「徳さんのお遍路」の徳光さんは、あと一寺を残し、87番札所まで来ました。静御前の剃髪塚のある長尾寺です。


木村ご住職さんのお話もよかったですね。お寺は人が明るく暮らせるようにお手伝いをしている、お接待も「お」をとったら意味がなくなる、とお話しされ住職の今日の一言は最澄さんが言った「忘己利他」で、「他人の利を考えることが生きることにつながる」とお話していました。


さて、今日の十三仏御本尊は、12番目で、大日如来様です。奈良東大寺の大仏、「毘盧遮那仏」が別名です。宇宙の中心におられ、すべての命の源です。アジアで初めてノーベル文学賞を受賞したインドの詩聖タゴールが「ひとあしごとに 無限なるものをまたぎ 瞬間ごとの永遠なるものにであう」と詠んだそうです。

私達はこの方から生まれ、このかたのみもとへ帰っていくのです。そういう意味では、キリスト教のゴット、イスラム教のアラーと同じかもしれません。真言は「おん ばざら だとばん」で、「永遠なる不滅なる、大いなる方にしたがいます。私に命をあたえてくださったことに感謝します。」とお祈りします。

それでは、皆様の人生が実り多いものでありますようにお祈りします。「おん ばざら だとばん、おん ばざら だとばん、 おん ばざら だとばん」 南~無 合掌 徳温禅月。

参考図書
「仏さま白書 」中野東禅著 四季社
「仏像の見方がわかる小事典」 松澤弘道著 PHP新書
「開運十三仏」 大栗道栄著 日本文芸社






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