おはようございます。
なぜか、六十歳を過ぎるとお葬式に呼ばれることが多いのですが、正式には葬儀と告別式を合わせてお葬式と言うのです。東京では約30%以上の方が直葬を選ぶそうですが、独居老人でもお経をあげて送り出したいものです。しかし現実は家庭があっても直葬を選ぶところに日本人の精神の荒廃があるのかも知れません。
最近、葬儀屋さんにお聞きしたら、地方でも約85%の方が家族葬にしてくださいというそうです。家族葬とは御家族とごく近い近親者のみで葬儀を行います。ですから密葬とおなじ意味のようですが、密葬はその後、告別式という本葬を行います。
葬儀と告別式を一日で行うのが一般的です。費用を香典でまかなえばいいと、香典葬を呼ばれる方もおられます。葬儀費用は、要望をきちんと伝え、トラブラないように見積もりを出してもらいましょう。できれば生前に、ご家族に意志をお伝えし、葬儀さんにご相談しておくこととよいでしょう。
次の納骨ですが、四十九日にしますが、納骨堂やお墓がありますが、墓地には、民営、公営、寺院墓地などがありますが、できれば永代供養をしてくださる寺院墓地をおすすめします。また生前にお墓を作っておくのは「寿陵」といい、長寿を願うおめでたいお墓ですので、いいことです。
また都会の方は、墓所が少ないのが現状ですが、地方の方は、納骨堂にするかお墓にするかよく選びましょう。お寺さんや石材店などにご相談すると情報が得られます。
今回、第7回に渡り「終活ってなぁ~に」とお話してきましたが、それぞれのご事情がありましょうから、詳細なところは、一般社団法人終活カウンセラー協会から検索していただいたら全国の終活カウンセラーがおられますので相談に乗ってくれます。
それでは、皆様の人生が実り多いものでありますようにお祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。
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