おはようございます。
学研から出ている「禅の本」を読んでいましたら、「禅の観相法」~超能力を使わなくても眼・鼻・声で相手を見抜ける~という章がありました。いわゆる禅の大成者である達磨大師がこの観相を伝えたのです。
たしかに、禅の高僧は、修行者を見抜いてきたし、禅を修行した戦国時代の武将は、会ったそのときに相手を見抜く力を持っていたと思われます。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」があっていますが、当時の織田信長や豊臣秀吉、徳川家康はその術を身につけていた節があります。
この本を読んでいただきたく思っていますが、この本のなかで「達磨の五法」を書いています。
「達磨の五法
一、交わりをえらぶこと眼にあり
二、貴きを問うこと神にあり。
三、富を問うこと鼻にあり。
四、寿を問うこと神にあり。
五、全きを求むこと声にあり。」
信頼できる人間か、裏切る人間か、情緒不安定の人間か、何かに取りつかれている人間かは大方眼をみればわかります。神(しん)とは神仏の神ではなく、精気です。つまり精気が宿り、みなぎっている人は清廉潔白の人だと言えます。
鼻をみると、たとえダゴ鼻と言われようが、がっちりしている人は財を成します。ハンサムだが鼻が細い人はみかけボブラと言えましょう。そして精気がない人は、、寿命が短い。精気にみなぎっている人は、善人、悪人を問わず長いきをする人です。
成功する人は、声が大きく、声が通る、声が腹から出てします。運がよいといいますが、発声法を変えれば運は変えられます。
さて、巷の世界を見ると、某前都知事は、眼がうつろでしたね。某党首は、眼がぎらついていて、精気にあふれていましたね。しかし声が悪い。某ユニットリーダーは眼が輝いていたし、ありますとはっきり明言した。真実を言っていると思いますが、あまりにも綺麗すぎて、取り巻きや上司にしたごころを持たれやすいので気をつけなくてはならない。今日の上司の記者会見に注目したいと思います。
人間の品格は顔に出ます、手や体は隠しても顔を隠すわけにはいきません。この世の人生を全うするためにお互いに精進し、品格を高め、いいお顔をしていますねと言われたいものです。それでは皆様の品格が尚一層、向上しますようにお祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。
参考図書
「禅の本」 学研
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