2014年4月28日月曜日

びっくり!「図解 早わかり!道元と曹洞宗」

 おはようございます。
巷では、GWはどこへ行くかなどのニュースがあふれていますね。そんなあなたに読みやすく、どこでもいつでも読めて、心が静まる本がでました。「図解 早わかり!道元と曹洞宗」ですが、知的生き方文庫からたったの590円、びっくりです。

監修は、わが師である中野東禅先生であります。先生は現在、曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師でもあり、私はかねてより先生の書籍の読者であり、東京国際仏教塾の曹洞宗コースで先生よりご教授いただきました。

道元さん、気難しそうだなとか、道元さんの書いた「正法眼蔵」などちんぷんかんぷんでまったくわからないと思っている人。ましてや座禅などしたことがないし、禅ってなぁ~に、さらに曹洞宗ってそんな仏教の宗派があったのと思っているあなた。

あるいはまた、今、惰性で生きていると思っている人、上司のいうがままのイエスマンに成り下がって会社にしがみついている人、主人の給料だけでは食べていけずパートであくせく働いている人、目的もなく大学に入り、親の仕送りでスネをかじっている学生さんなどなど、この本をなにげなく読むと、人生のこたえをみいだせると思いますよ。


~はじめに~から

仏教の開祖であるお釈迦様が、座禅によって「さとり」を得たと知っていましたか。「禅とは、あるがままの自分を取り戻し、幸せに生きる方法」で、そのための具体的な修行が座禅なのです。

座禅は寺に行かないとできないものではないし、毎朝、起きて顔を洗って、歯を磨き、そして自分の部屋で静かに座る、それでできるのです。5分、10分、15分、20分と少しづつ時間を増やしていけば慣れてきます。最初は落ち着かないかもしれませんが、むしろ気持ちがよくなります。

道元さんは「只管打座」という「ただひたすら座ること」を奨めたのです。たとえばアップル創業者の故スティーブジョブスさんが熱心な禅の愛好者であったことはご存知ですか。ヨーロッパ、アメリカでは、日本以上に座禅を日常的にしている方が多いのです。

留学してあるいは海外勤務になって、座禅を知らないと、大恥をかきますよ。まずはこの本を読んで見る、そうすると角が取れ、円くなり、心が磨かれていくことに実感できると思います。

私は自己投資をしない人を信用しないことにしています。本を読むことは自己投資の始まりです。会社の研修だけに頼っている人間で大きくなった人を見たことがありません。それは「水」を求めていないからです。

それでは、あなたの人生がより一層輝きますようにお祈りします。南~無 合掌 徳温禅月。





0 件のコメント:

コメントを投稿