2013年8月8日木曜日

天ヶ瀬ロングトレイルを歩くⅡー顕徳坊尊ー

 おはようございます。
昨日は、大分県日田市天ヶ瀬町の方々と、天ヶ瀬ロングトレイルの部分コース=オルレとして、顕徳坊尊への道を歩きました。7時に市営駐車場に集合し、天ヶ瀬駅前を通り、新湯山橋を渡り、田代方面登って行きます。湯山橋から見ると、天ケ瀬温泉旅館街に朝日がさしています。

市営駐車場から見た新湯山橋

久大線天ヶ瀬駅のお地蔵さんと駅長さんです。
 
今回は調査をかねていますので、湯山から田代に抜ける旧道にはいりました。昨年の水害から現在通行止めになっていますが、早急に補修すれば問題はありません。森林浴をしながら登って行きますと田代地区に入ります。素朴な田園風景で癒されます。

田代地区を歩く日隈さんと森山さんです。
 
路傍の花

できるだけ、車道などは通らすに行ける道がわかりました。舗装していない道も探してみようと思います。

顕徳坊尊に着き記念撮影です。日隈さん、森山さん、小関さんです。
顕徳坊尊の参道です。
 
顕徳坊尊のお社

ところで、顕徳坊尊は、江戸時代後期、山形の修行僧があった無冠の僧が、この湯山にたどり着き、山形を慕い、病気で亡くなったそうです。恐らく村人たちは、病気の顕徳坊を昼夜、看病したことと思います。昔から、天ヶ瀬町の人たちは、信仰が厚かったので、神社や寺院も多く残っています。

恐らく、いつもみほとけを仰ぎ、信仰し、仏法を信じて、教えを守り、僧(ひじり)をあがめていたからこそ、山形の僧が来た時も、お坊さんを大事にする慣習があり、手厚くもてなしたと思われるのです。山形がみえる湯山に塚を立て、供養したのです。

すると、村人に災難がなくなり、病気が癒されたとのことですが、唯物主義に侵された現代人は伝説みたいにしか思っていないようですが、人は死んで無になるのでなく、その霊魂は生きて、現世の人を救ってくれるのです。

顕徳坊尊の社におまいりをし、般若心経を読経したとき、この地は霊験あらたなるところだなと感じました。社の裏に顕徳坊尊の塚があります。合掌。


そのうらの細道をいくと、展望台があります。360度のパノラマで、南東に九重連山、南に釈迦岳、西に日田市内から筑後平野まで見え、北に一尺三寸山(みおうやま)、月出山(かんとうざん)が見えます。天ヶ瀬駅から約5キロのところです。

顕徳坊尊への1217段の階段です。
天ヶ瀬旅館街が見えて来ました。

くだりは、1217段の階段を森の空気を吸いながら下って行きます。ここも早急に草刈と補修すれば、問題はありません。いい階段ですよ。天ヶ瀬温泉街が見えて来ました。天ヶ瀬発電所の裏でに出ます。この発電の建物がレトロでいいですね。



往復約10キロのコースです。いかかですか、歩いてみたいでしょう。補修工事をしますので、少々お待ちください。



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