25日日にOAB大分朝日放送開局20周年特別番組で、「甦れ!豊の軌道~時空の旅」というタイトルで、片岡鶴太郎さんの旅が放映されました。OABのご紹介には、
「列車で旅をしながら故郷おおいたの現在・過去・未来を再発見する「時空の旅」へ出発です。
全国でも人気の高い観光スポット、大分県の「温泉」。
なかでもJR久大本線の沿線には、大分の有名温泉のほぼ9割が存在し、「SPA LINE」と名付けられています。
実はこのSPA LINEには、温泉だけではない、様々な大分の魅力が時空を超えて秘められています。
過去には、38年前、国民的作家・司馬遼太郎さんがエッセイ「街道をゆく」に記した、由布院の自然との共存がありました。
"旅のガイドブック"「街道をゆく」を片手に地元の人々とふれあいながら、未来へのヒントとなる豊かな知恵を育んだ、大分の知られざるエピソードに迫ります。
旅人:片岡鶴太郎 」 と書いていました。
司馬遼太郎さんが、「街道をゆく」に、大分県、特に湯布院・玖珠・日田という久大線沿線の街を旅し、書いていたとは知らず、番組を見て、早速、「街道をゆく」8巻を読み、鶴太郎さんの旅と共に、ご紹介しておこうと思ったわけです。
司馬さんの旅の同行者は、須田画伯ですが、ウィペディアによりますと、
「須田 剋太(すだ こくた、1906年5月1日 - 1990年7月14日 )は洋画家。埼玉県生。当初具象画の世界で官展の特選を重ねたが、1949年以降抽象画へと進む。力強い奔放なタッチが特徴。司馬遼太郎の紀行文集『街道をゆく』の挿絵を担当、また取材旅行にも同行した。道元禅の世界を愛した。」ですが、曹洞宗で得度した私としては、「道元禅の世界を愛した」というところが気になりますね~。
「街道をゆく」8巻豊後・日田街道の須田画伯の挿絵ー咸宜園ー
別府観光を築いた「油屋ノ熊八」と書いているのですが、司馬さんは、ほとんど、どのよう人物かは、わからなかったようです。鶴太郎さんの番組では、わかりやすくご紹介していました。
得意のウィペデイアを見てみると、
「油屋 熊八(あぶらや くまはち、1863年8月29日(文久3年7月16日) - 1935年(昭和10年)3月24日)は、歓楽的な温泉都市大分県別府市の観光開発に尽力し、田園的な温泉保養地由布院の礎を築いた実業家。」
この旅に、片岡鶴太郎さんが選ばれているのは、彼が絵心があり、人情味があるからではないだろうかと思いました。次回は由布院へと旅は行きます。この番組、再放送かDVDがあれば観て欲しいですね~。それは今日一日、無事でありますようにお祈りしつつ、明日乞うご期待。合掌 徳温禅月。
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