2014年1月7日火曜日

日本人の宗教観Ⅲ~初詣~

 おはようございます。
日本人の宗教観を書いていますが、お正月になると、なぜかむずむずして初詣に出かける人が多いではないでしょうか。日本人としての血がさわぐのでしょう。今年はお天気も良かったこともあり、全国の神社仏閣では昨年をおおきく上回る人出だったと言われています。

昨年の順位は、明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師、浅草寺、伏見稲荷大社、鶴岡八幡宮、住吉大社、熱田神宮、大宮氷川神社、太宰府天満宮でしたが、今年もそう変わらないでしょう。ところで、初詣についてウキペディアには次のように書いています。

『初詣(はつもうで)とは、年が明けてから初めて神社寺院などに参拝する行事。一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする。初参り(はつまいり)ともいう。

初詣の対象は神社・寺院のいずれでもかまわないとされている。これは明治時代初期に神仏分離が行われる前は、神道大乗仏教、ならびに祖霊信仰が一体化した神仏習合による信仰が一般化していたためである。つまり、初詣に限らず寺社への参詣に神道・仏教の区別は無いとされていたことの名残である。

一般的には、正月三が日に参拝するのを初詣といっているが、1月中に参拝も初詣とする考え方もある。また、回数に関する規定も無い。多数の神社仏閣に参詣すれば色々なご利益があるという説もあり、その場合神社・仏閣を特に問わない。例えば西日本の一部地域の様に「三社参り」などと言って正月三が日の内に複数(多くは三社程度)の神社に参拝するのが習慣となっている地域もある。宗教上の考え方の違いが大きい。

全国の有名占い師が推薦した神社は
【2014年、初詣に行くべき神社6選】
1位  伊勢神宮(三重県伊勢市)
2位  藤森神社(京都府京都市伏見区)
3位  浅草寺(東京都台東区)
4位  諏訪大社(長野県諏訪郡)
5位  弊立神社(熊本県上益城郡山都町)
6位  鹿島神宮(茨城県神栖市)
5位の弊立(へいたて)神社は、他の神社に比べると知らない人も多いかもしれませんね。場所は熊本県東部の山都(やまと)町というところなのですが、「やまと」の名前からしてあの卑弥呼が女王として君臨していたヤマタイ国ではないかと噂される場所にあるんです。しかも、天孫降臨の地として有名な宮崎県の高千穂にも近い。また神社そのものも神武天皇のお孫さんに由来しています。神話と古代の交差する神社…これは運気上昇に期待が湧きますよね。

5位の弊立神社について、知っている方は少ないと思いますが、伊勢神宮の元宮と言われているのです。注目すべきパワースポットである神社ですね。日本人が初詣に行くのは、去年という一年が終わり、新しい一年を迎えるにあたって宇宙のエネルギーをいただいて、再生する意味があると思うのです。ですから日本人は本能的に初詣として神社仏閣を参拝するのです。

それほどご利益も期待しているわけでもないような気がするのですが、皆さんはどうですか。つまり神仏に届く祈りは、このようなものではないのです。神道は静的な祈りですが、仏教では、真言宗や日蓮宗では太鼓を打ち鳴らしながら、般若心経やお題目を唱和連呼するのです。

どのような祈りが神仏にとどき、叶えられるかを明日書きましょう。それでは、東日本大震災をはじめ多くの自然災害によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。また世界各地での戦争によって犠牲になった方々、子供たちのご冥福をお祈りします。私達人類から災難を取り除いて下さい。世界が平和でありますように。南~無 合掌 徳温禅月。



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