おはようございます。
これまで、多くの方の人生相談や経営相談をしてきましたが、この人、この会社は成功しているなと思うときと、どうしてなんども同じ失敗をするのだろうかと思う時があります。当然後者の方が多いのですが・・・。
経営指導をする時の原則として、PDCAをよく言いますが、P=プラン、構想と計画ですね。D=ドゥですから実行する。そしてC=チェックつまり反省し、見直し、検証することです。最後はA=アクションで、改善し再実施すると事ですね。
ところが、失敗している人や会社は、プランばかりを言って、時にはそれは妄想に近いことがあります。この四つの原則で一番大事なことは、Cのチェック、つまり計画したことを実行したことを検証しているかということですね。
検証するとは、反省と総括という言葉もはいっています。たとえば個人にあてはめますと、何らかの理由で退職し、就活して再就職し、またなんらかの理由で退職しと繰り返す人がいます。事業も同じですね。
問題はこの何らかの理由をよく反省したかどうかです。おうおうにして会社が悪いとか、上司が悪いとか、同僚が悪いとか、いろいろ理由づけをするわけですが、このような考えでは、再就職先でも同じことがおきるわけです。
たとえば、いま業績が低迷しているのは、どのような原因か、どうすれば解決できるのか、と考えて手を打って来た人のみが、真に仕事のできる人です。上司が悪いとか同僚が悪いと言っても、人の事を変えることは不可能です。しかし、悪い面ではなく、いい面を見て接している人はおのずと人間関係が改善されるものです。
もっといえば、夫婦関係でも親子関係でもしかりですね。いいところを見て、ほめてあげましょう。そういうことから逃げている人ほど浮気するのです。人間は無いものを求める習性があります。浮気の根元は、性欲以外の何ものでもありません。そのときの欲望だけで行動するのは、いかがなものでしょうか。
明るく、お互いが思いやりを持って接することのできる家庭、自分の方から手助けしてあげる家庭、世の亭主の皆さんは、トイレ掃除などしたことがない人がいるようですが、あなたが一番働いていようが、あなたの家のトイレ掃除をすくなくとも1ケ月に1回はしてみませんか。そうすればあなたは多くの無形の財産を得、残すことができます。
繰り返しますが、人生の成功と失敗を分けているのは、点検、検証することです。振り返ることです。終活世代にエンディングノートを作成する指導をしていますが、20代からライフプランノートを作り、30代、40代と10年おきに点検し、見なおしている人は、物心ともに豊かな人生を歩んでいます。
一度しかない人生を、全力を尽くして行きぬいたと言える人生をお互いに送りましょう。それでは皆様の人生が成功に満ち溢れていますようにお祈ります。 南無 合掌 徳温禅月。
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