2014年5月29日木曜日

「仏教聖典」を読む~最後の教え2~

 おはようございます。
昨日、大分県玖珠町にある万年山(はねやま1140m)に登りました。8合目まで車で行って、登って行くとすぐに、御仏が祀っていましたので、合掌しました。なぜか登山者のほとんどが高齢者のようでした。山頂付近の牧草地に一本の道が天空に続いていました。



さて、仏陀の教えですが、「もし教えのとおりに行うなら常に幸いに満たされるであろう。」と書いています。このことの確信を持つことが信仰です。

「教えのかなめは心を修めることにある。だから、欲をおさえて己に克つことに努めなければならない。身を正し、心を正し、ことばをまことあるものにしなければならない。貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざけ、常に無常を忘れてならない。

もし心が邪悪に引かれ、欲にとらわれようとするなら、これをおさえなければならない。心に従わず、心の主となれ。

心は人を仏にし、また、畜生にする。迷って鬼となり、さとって仏と成るのもみな、この心のしわぜである。だから、よく心を正しくし、道に外れないよう努めるがよい。」~「仏教聖典」(仏教伝道協会)~

こういう人がいます。気の向くまま、思いのままに生きていると、こういう生き方を、惰性、怠惰といいます。人間は生を受けてから、人格を作り上げるために修行しなければ、いわゆる仏性も現れてこないのです。つまり、磨かなければダイヤでもただの石ころに見えるのです。

心に従ってなりません。こころを制御するのは己です。こころも肉体と一緒で、あなた次第なのです。そして、こころは奔放で、悪に惹かれやすいのです。こころの奴隷になってはいけません。

この文章はわかりやすいですね。あなたが幸福になるかどうかは、この教えを知って、守り行うことです。仏教聖典を何度も何度も読み返し、習い性にすることです。第二の天性にしましょう。それでは皆様の人生修行がより豊かなものでありますようにお祈りします。南無釈迦牟尼仏 合掌 徳温禅月。








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