おはようございます。
15日に、日田市求来里の慈悲観音像そばの「観音桜」(河津桜)を見に行きました。満開で、見頃です。
観音桜を見ていたら、キャンディーズの「春一番」とスーちゃんを思いだしました。
「春一番」 作詞穂口雄右
「雪がとけて 川になって 流れていきます
つくしの子が恥ずかしげに 顔をだします
もうすぐ 春ですね
ちょっと気取ってみませんか」
メロディが流れてきて口ずさむことができる人は、ほんもののファンです。自民党の総裁選のさなか、安倍総理と石破幹事長が、電車の中で、キャンディーズのファンで意気投合し盛り上がったと、世耕さんがTV番組でばらしていましたが、多くのファンを引きつけた3人組であります。アベノミクスもこの調子で、景気を盛り上げましょう。
悲しい出来事でしたが、田中好子さんことスーちゃんが長い闘病生活の末、一昨年亡くなりました。その時の最後の言葉が、「津波で亡くなった人たちのことを思うと肝がつぶれそうです。私はもう頑張りきれないかもしれない。だから私は、天国で復活して、津波の人たちを支えたい」とのことです。涙が出ますね。昨日の「とんび」もよかったですね。涙を誘う番組でした。
素晴らしい心境の中で息を引き取ったのです。スーちゃんは慈悲観音になったと思います。この求来里の慈悲観音は、明治の初め、農民一揆で身代わりに処刑された石工の求来里喜平をまつり供養しているそうです。地元の農家の方が、自費でまかなっているのです。
ところで、「終活まえの生き方そして働き方」で学習・教養面のことを書きましたら、57歳の方から質問が来ていて、我々の年代はどのような本を読んだらいいでしょうかとのことでした。経営者なら「ドラッカー」を読み込んではどうでしょうか。また、中野孝次先生の「清貧の思想」や中村天風先生の「天風瞑想録」をじっくり読むと人生観が問われてくると思います。私が十年来チャレンジしているのは道元さんの「正法眼蔵」ですが、一生かかるかも。
スタンフォード大学にいて、現在福岡女子大学の准教授をされている和栗百恵さんの和栗式「体験学習」が高く評価され注目されていますが、「ふりかえり」というミーティングがあり、「なぜ、なぜ、なぜ」と質問が飛んできます。考える思考がついてくるのです。社員教育で問題は、社員が受け身になっているので、考えることをしないため伸びないのです。
私たちも忙しさにかまけて、人生を「なぜ」と問いかけていないのではないでしょうか。還暦まじかになって来たら、生き方そして働き方に、「なぜ」と自問自答してほしいと思います。そうすると終活にはいったときに、「死に方」が見えてくると思います。
大山町のこのはなガルデンの桜も、もうすぐ春です。
終活まえの趣味と社会活動ですが、退職して趣味の無い人はみじめだそうです。趣味は聞くと、すぐに出てこない人が多いのですが、ゴルフという人もいます。釣りという人もいます。なんであっても50代から趣味を持って欲しいと思います。温泉巡りという人もいました。いいですね。
私は、史跡めぐりで、最後の社員旅行も、奈良の明日香から、東大寺や京都の南善院など回らせてもらいました。地元の大分県の神社仏閣などの史跡もすごいですよ。たとえば国東半島の冨貴寺や両子寺などもどうしてここにあるのという感じですね。それと自然散策ですが、九重などトレッキングすると生命力がわいてきます。今は、歴史女子や仏教女子(丸の内女子会など)と言われる若い女性で、このような趣味を持っている方が増えているそうです。
社会活動も大事です。お金があっても、お友達のいない人生はさみしいですよ。お金がなくても、お友達がいれば救われます。日田市でも、まちづくり団体が約130団体あります。改めて、市報や地元新聞を見ていると、いろんな催しが開催されていますので、首を突っ込むことです。日田市の咸宜園世界教育遺産登録運動なども面白いし、大分県ウォーキング教会のおおいた遺産ウォーキングも健康にも、自然や地元の歴史を知ることができます。掃除に学ぶ会などは、健康とボランティアをかねていて、いいですよ。最近、ブログとフェイスブックに目覚めました。これも趣味かも。
終活まえに、自分にあった趣味や社会活動を見つけ、少しづつ参加してみませんか。ひとりでできるのは、読書と、山に行って車の中で座禅を組んで、自然の声を聞きながら瞑想する趣味もあります。明日は、こころと精神について書きますので、乞うご期待。
0 件のコメント:
コメントを投稿