2012年11月14日水曜日

青年会議所の若き息吹と活力

 おはようございます。
昨日は、日田JC(青年会議所)シニアクラブの秋季例会に出席しました。末武理事長より本年度の日田青年会議所の活動報告がありましたが、7月に2度にわたる大水害で当初計画していた事業は中止あるいは延期し、被災地域へのボランティア活動に尽力した様子がよくわかりました。被災者のひとりとして、このような青年の活動に勇気づけられたなと思った一年でした。

日田青年会議所は、昭和28年の筑後川流域の大水害で被災した日田市に対して、北九州JCがスポンサーになり設立されたものです。来年、日田JCが60周年をむかえるのですが、同じように今年、大水害にあったのは因縁かもしれません。つまりJC活動の原点にかえれ!ということかもしれません。

青年会議所は年齢制限があり、入会が40歳までですので、卒業して、シニアクラブの例会にて、若い現役会員と交流できるのは、彼らの若き息吹と活力を感じることができる唯一の時でもあるのです。同時に、石原慎太郎氏が80歳になって再度国政に復帰し、太陽の党をつくり第三極を結集する意欲に見習って、若きJCメンバーと共に、地域づくりをしていかねればと思いました。

青年会議所の綱領が基本理念ですが、JC宣言文が時代をあらわしているのでご紹介します。私が現役の時のJC宣言文は、

『変革の能動者たらんとする青年として、
個人の、真に豊かな生活の実現を通して、
自立した、快適な活力ある地域を創造し、
自由と公正を保障する国家を基盤として、
世界の平和と繁栄に貢献し、
地球上のすべての人と、共に生きることを誓う。』

この変革の能動者たらんとする青年という出だしの文がいいですね。いつの時代でも青年は変革の能動者でなければならないし、それは年齢いかんに問わず、いくつになっても、青年のような変革の能動者の思想をもつべきだと思います。

ちなみに、現在のJC宣言文は

『日本の青年会議所は
混沌という未知の可能性を切り開き
個人の自立性と社会の公共性が
生き生きと協和する確かな時代を築くために
率先して行動することを宣言する。』

となっています。まさに混沌という言葉で表現される時代ですね。しかしそれは切り開くことができるのです。ひとりひとりの人生や生活そして仕事においても同様であり、地域も国も若き青年の息吹と活力で変革することができるのです。


0 件のコメント:

コメントを投稿