2013年4月15日月曜日

朝鮮半島情勢・・・・・・Ⅱ

 おはようございます。
新しい一週間が始まりました。気分は爽快ですか。朝鮮半島情勢がおもぐるしかったですが、一息つきましたね。アメリカのケリー国務長官が、韓国、中国を回り、来日し、安倍首相との会議があります。昨日の報道番組でも、今知りたいのは、金正恩第一書記の人格と言っていましたが、何を見て判断するのでしょうか。

先週に引き続き、空海さんが持って帰った「文殊師利菩薩及所諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」(略して宿曜経)という経典から、今日は韓国の朴欋恵大統領を見てみましょう。実は、空海さんも最澄さんも、持ち帰ったものは、すべて朝廷に献上せねばならず、このお経は、時の朝廷及び藤原摂関家などが人物を見るために活用したとのことです。司馬遼太郎さんの小説「空海の風景」にも出てきます。
 
中国や韓国のトップの人たちは、この経の専門家から聴いて判断材料にしていると思われます。朴欋恵大統領は、磨宮の女宿になります。故小峰有美子先生の著作より、原典は次のように書いています。
 
「此の宿に生れし人、力量あり、病少なし、布施を好み、法律を守り、道業に勤めて宗祖を崇う。家業盛んなれど、陰性なり、色難を慎みべし、陰謀詭詐に利あり。」
 
これを先生は以下のように書いています。「全体像がとらえにくいとい宿で、無気味な存在ですが、心の底では野心に燃え、権力意識は相当強いものがあります。実力があり、気が向けば精力的に動きます。 ー中略ー
女性の場合、頭脳明晰、行動力と政治力があり、しかも控えめと賢い人が目立ちます。結婚しないで、独身を通す人も多いようです。
 
どうでしょうか。ぴったしと思いませんか。私は宿曜経を、読んでいて、そらおそろしくなるときがあります。別に大統領だけのことではなく、女宿の人は、世界に何千万といるのですが、・・・。
朴欋恵大統領は、お母さんもお父さんも、銃弾で亡くされ、失意の日々を過ごしたことと思います。しかし時が彼女を大統領にしたのです。
 
朴欋恵大統領は、虚宿の習近平国家主席と觜宿のプーチン大統領とは最高度の栄の関係、昴宿のオバマ大統領とは最高度の親の関係、張宿の安倍首相とは最高度の友の関係、金正恩第一書記とは中度の危の関係となります。六ヶ国協議のトップたちが出そろったわけです。
 
朴大統領にとって、オバマさんも、習近平さんも、プーチンさんも、安倍首相とも気が合うので、ぜひ首脳会談をして、平和的解決へと進んで欲しいと思います。もし戦争になれば、ミサイルを使わなくても、ソウルはまさに火の海となり、何十万、何百万の人たちが犠牲になります。彼女はそのことを一番心配しているし、苦しみを知っている人です。
 
問題は、金正恩第一書記をどう説得するか、中国の役割が大きいし、南北首脳会談もありうると思います。問題は北朝鮮が核とミサイルを持っているし、容易に非核化するとは考えられません。人類の智慧が解決するか、権力者たちの権謀術で危機的状況に陥るかのまさに瀬戸際にきているのです。世界史をみていると、必ずしも平和的解決のみではないのです。私たち日本人はそのことを認識していないと大変なことになります。
 
房宿の人は、宿曜経に「崖より落つる如き病の危険あり」と書いていますので命をおとす病気にかかるかもしれないし、北朝鮮内部での権力抗争がおきるかもしれません。本人が一番心配していることであり、早く世界に目を広げ、改革開放を中国に習って、進めないと崩壊するかもしれませんね。まずは早く話し合いの場を持つべきです。その仲介役は国連の籓基文事務総長しかいないと思います。
 
横田めぐみさんをはじめ、日本人拉致被害者を早く返してほしいと祈るばかりです。もし、戦争になったら、救出しに行かなくてはならないし、自衛隊の皆さんが私たちの代わりに行くのです。誰も若人を戦場に行かせたくないのす。ましてや無防備な国などないのです。たとえば今、高齢者への犯罪が増えていますが、自分の家に暴漢が入って来たら自分の家族を守らないといけないし、警察によって守られているのです。これからの日本を考えるうえで、安倍首相の「美しい国へ」(文春新書)は必読書です。
 
 
 
 

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